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公開番号2024096087
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-11
出願番号2023222388
出願日2023-12-28
発明の名称可撓性回路を有する円筒ケージマッピング及びアブレーションカテーテルのためのシステム及び方法
出願人バイオセンス・ウエブスター・(イスラエル)・リミテッド,Biosense Webster (Israel), Ltd.
代理人個人,個人
主分類A61B 18/14 20060101AFI20240704BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】医療用プローブを提供すること。
【解決手段】開示される技術は、医療用プローブを備え、医療用プローブは、近位円形基部を有する実質的に円筒形の構造体と、近位円形基部に実質的に平行な遠位円形基部と、近位円形基部と遠位円形基部との間で長手方向軸に沿って延在する複数のスパインと、長手方向軸の周りに内部体積を画定する複数のスパインの1つ以上に連結された可撓性回路基板の1つ以上のストリップとを有する、技術。複数のスパインは、スパインの少なくとも一部分に沿って位置付けられた三分岐点と、三分岐点から延在し、二分岐点を更に備えるスパイン分岐とを含む。可撓性回路基板の1つ以上のストリップは、基板の表面上に配置された1つ以上の導電性トレースを更に含む。
【選択図】図2A
特許請求の範囲【請求項1】
医療用プローブであって、
実質的に円筒形の構造体を備え、前記実質的に円筒形の構造体が、
近位円形基部と、
前記近位円形基部に実質的に平行な遠位円形基部と、
長手方向軸に沿って延在し、前記遠位円形基部と前記近位円形基部とを接合する複数のスパインであって、各スパインが、
前記スパインの少なくとも一部に沿って位置付けられた三分岐点と、
前記三分岐点から延在し、二分岐点を更に備えるスパイン分岐と、を備える、複数のスパインと、
前記複数のスパインのうちの1つ以上に結合された可撓性回路基板の1つ以上のストリップと、を備える、医療用プローブ。
続きを表示(約 740 文字)【請求項2】
前記複数のスパインのうちの各スパインが、前記実質的に円筒形の構造体の遠位端で接合されている、請求項1に記載の医療用プローブ。
【請求項3】
前記複数のスパインが、チューブ状構成から拡張された円筒状構成に移行するように構成されている、請求項1に記載の医療用プローブ。
【請求項4】
前記実質的に円筒形の構造体が、実質的に平面の遠位部分円形基部を備える、請求項1に記載の医療用プローブ。
【請求項5】
前記実質的に円筒形の構造体が、前記遠位円形基部と前記近位円形基部との間に、約10mm~約20mmの範囲の長さを備える中間部分を備える、請求項1に記載の医療用プローブ。
【請求項6】
前記複数のスパインが、前記長手方向軸に沿って直線状に延びる、請求項1に記載の医療用プローブ。
【請求項7】
前記複数のスパインが、前記長手方向軸に沿って正弦波状に延びる、請求項1に記載の医療用プローブ。
【請求項8】
各スパインが、前記実質的に円筒形の構造体の遠位端における遠位リングと、前記実質的に円筒形の構造体の近位端における近位リングとに収束する、請求項1に記載の医療用プローブ。
【請求項9】
前記実質的に円筒形の構造体が、前記複数のスパインのうちの1つ以上の上に1つ以上の電磁位置コイルを更に備える、請求項1に記載の医療用プローブ。
【請求項10】
前記可撓性回路基板の1つ以上のストリップが、前記可撓性回路基板の表面上に配置された1つ以上の導電性トレースを更に備える、請求項1に記載の医療用プローブ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、その内容全体が、本明細書に完全に記載された場合のように参照により本明細書に組み込まれる、2022年12月29日に出願された先願の米国仮特許出願第63/477,754号の米国特許法第119条に基づく優先権の利益を主張する。
続きを表示(約 4,300 文字)【0002】
(発明の分野)
本発明は、概して、医療デバイス、特に電極を有するカテーテルに関し、更に、マッピング、アブレーションのための使用、又は心臓組織及び肺静脈の不可逆エレクトロポレーション(irreversible electroporation、IRE)を誘導するための使用に好適なカテーテルに関するが、これに限定されない。
【背景技術】
【0003】
電気生理学カテーテルは、一般に、心臓の電気的活動をマッピングするため、又は心臓組織の領域にアブレーションを誘導して、心臓の一部分から別の部分への望ましくない電気信号の伝播を停止又は修正するために使用される。多くの電気生理学カテーテルは、バスケット形状の電極アレイを有する。特に、バスケット形状の電極アレイを有するカテーテルは公知であり、例えば、米国特許第5,772,590号、同第6,748,255号及び同第6,973,340号に記載されており、これらの各々は、参照により本明細書に組み込まれ、優先米国特許出願第63/477,754号の付録に添付されている。いくつかのアブレーションアプローチは、非熱アブレーション法を使用して心臓組織をアブレーションするために不可逆エレクトロポレーション(IRE)を使用する。IREは、高電圧の短パルスを組織に送達し、細胞膜の回復不能な透過化を生じさせる。多電極カテーテルを使用する組織へのアブレーション又は不可逆エレクトロポレーション(IRE)エネルギーの送達は、特許文献において以前に提案された。IREアブレーションのために構成されたシステム及びデバイスの例は、米国特許公開第2021/0169550A1号(現在は米国特許第11,660,135号)、同第2021/0169567A1号、同第2021/0169568A1号、同第2021/0161592A1号(現在は米国特許第11,540,877号)、同第2021/0196372A1号、同第2021/0177503A1号、及び同第2021/0186604A1号(現在は米国特許第11,707,320号)に開示されており、その各々は、参照により本明細書に組み込まれ、優先米国特許出願第63/477,754号の付録に添付されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
心臓組織の領域は、異常な電気信号を識別するためにカテーテルによってマッピングすることができる。同じ又は異なるカテーテルを使用してアブレーションを実行することができる。いくつかの例示的なカテーテルは、その上に電極が位置付けられた多数のスパインを含む。電極は、一般に、スパインに取り付けられ、はんだ付け、溶接、又は接着剤を使用することによって定位置に固定される。更に、複数の線形スパインは、概して、線形スパインの両端をチューブ状シャフト(例えば、プッシャ管)に取り付けて球形バスケットを形成することによって、一緒に組み立てられる。球状バスケットアセンブリは、左心房又は右心房の電気的機能を検出することができる。しかしながら、肺静脈は、典型的には、断面が完全に円形ではなく、より楕円形であるため、電極の平面アレイを有する実質的に円筒形のアセンブリは、肺静脈又はその付近の心臓組織の電気的機能のより均一な検出を提供し得る。しかしながら、スパイン及び電極の小さいサイズに起因して、電極をスパインに接着し、次いで、複数の線形スパインから球形バスケットを形成することは、困難な作業であり、製造時間及びコスト、並びに不適切な結合又は不整合に起因して電極が故障する可能性を増加させ得る。したがって、必要とされるものは、医療用プローブ及び代替カテーテル幾何形状全般を製造するために必要とされる時間を短縮することに役立ち得る、改善された医療用プローブを形成するデバイス及び方法である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
医療用プローブ及び関連する方法の種々の実施形態を説明し、図示する。本開示は、実質的に円筒形の構造体を含み得る医療用プローブを含む。実質的に円筒形の構造体は、近位円形基部と、近位円形基部に実質的に平行な遠位円形基部と、近位円形基部と遠位円形基部との間で長手方向軸に沿って延在する複数のスパインと、複数のスパインの1つ以上に結合された可撓性回路基板の1つ以上のストリップとを含むことができる。各スパインは、スパインの少なくとも一部分に沿って位置付けられた三分岐点と、三分岐点から延在し、二分岐点を更に備えるスパイン分岐とを含むことができる。
【0006】
開示された技術は、医療用プローブを構築する方法を含む。本方法は、可撓性回路基板を1つ以上のストリップに製造することと、複数のスパインを備える実質的に円筒形の構造体の上に1つ以上のストリップを位置付けることと、実質的に円筒形の構造を画定するために、長手方向軸に沿ってチューブ状構成から半径方向外向きに延在するように複数のスパインを構成することと、を含み得る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態による、医療用プローブを含み、医療用プローブの遠位端が電極を有する実質的に円筒形の構造体を含む、医療用システムの概略描画図である。
本発明の一実施形態による、拡張形態の医療用プローブの斜視図を示す概略描画図である。
本発明の実施形態による、圧潰形態の医療用プローブの側面図を示す概略描画図である。
本発明の一実施形態による、正弦波形のケージを備える拡張形態の医療用プローブの斜視図を示す概略描画図である。
本発明の実施形態による、正弦波形のケージを備える圧潰形態の医療用プローブの側面図を示す概略描画図である。
本発明の一実施形態による、医療用プローブの分解側面図を示す概略描画図である。
本発明の実施形態による、中空管内の二分岐設計の側面図を示す概略描画図である。
本発明の実施形態による、プッシャ管を備える拡張形態の医療用プローブの側面図を示す概略描画図である。
本発明の実施形態による、表面に接触するときに圧縮される複数のスパインの側面図を示す概略描画図である。
本発明の実施形態による、表面に接触するときに圧縮される複数のスパインの側面図を示す概略描画図である。
本発明の一実施形態による、実質的に円筒形の構造体を形成する複数のスパインの側面図を示す概略描画図である。
本発明の一実施形態による、図7Aの実質的に円筒形の構造体に沿った二分岐点の概略描画図である。
本発明の一実施形態による、実質的に円筒形の構造体を形成する複数のスパインの上面図を示す概略描画図である。
本発明の実施形態による、図7Cの実質的に円筒形の構造体に沿った三分岐点の概略描画図である。
本発明の一実施形態による、正弦波形のケージを備える拡張形態の実質的に円筒形の構造体の側面図を示す概略描画図である。
本発明の一実施形態による、正弦波形のケージを備える拡張形態の実質的に円筒形の構造体の上面図を示す概略描画図である。
本発明の一実施形態による、外部表面及び内部表面に埋め込まれた電極を有する図8Aの可撓性回路基板のストリップの断面図を示す概略描画図である。
本発明の一実施形態による、電極及び電気トレースを有する可撓性回路基板のストリップを示す概略描画図である。
本発明の一実施形態による、電極及び電気トレースを有する可撓性回路基板のストリップを示す概略描画図である。
本発明の一実施形態による、電極及び電気トレースを有する可撓性回路基板のストリップを示す概略描画図である。
本発明の一実施形態による、電極及び電気トレースを有する可撓性回路基板のストリップを示す概略描画図である。
本発明の一実施形態による、実質的に円筒形の構造体を備える医療用プローブを組み立てる別の方法を図示するフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下の詳細な説明は、図面を参照しながら読まれるべきものであり、異なる図面における同様の要素には、同一の番号が付けられている。図面は、必ずしも縮尺どおりとは限らず、選択された実施形態を示しており、また本発明の範囲を限定することを意図していない。詳細な説明は、限定ではなく例として、本発明の原理を示す。本明細書は、当業者が本発明を作製及び使用することを明らかに可能にし、また本発明を実施するための最良の態様であると現在考えられているものを含めて、本発明のいくつかの実施形態、適応例、変形形態、代替物及び使用を説明する。
【0009】
本明細書で使用される場合、任意の数値又は範囲に対する「約」又は「ほぼ」という用語は、構成要素の一部又は集合が本明細書に記載の意図された目的のために機能することを可能にする、好適な寸法公差を示す。より具体的には、「約」又は「ほぼ」は、列挙された値の±20%の値の範囲を指してもよく、例えば、「約90%」は、71%~110%の値の範囲を指してもよい。
【0010】
本明細書で使用する場合、「患者」、「ホスト」、「ユーザ」及び「被験体」という用語は、任意のヒト被験体又は動物被験体を指し、上述のシステム又は方法をヒトにおける使用に限定することを目的としたものではないが、ヒト患者における対象の本発明の使用は、好ましい実施形態を代表するものである。加えて、「患者」、「ホスト」、「ユーザ」、及び「被験者」の血管系は、ヒト又は任意の動物の血管系であり得る。動物は、哺乳動物、獣医学的動物、家畜動物、又はペット類の動物などを含むがこれらに限定されない、様々な任意の適用可能な種類であり得ることを理解されたい。一例として、動物は、ヒトと同様の特定の特性を有するように特異的に選択された実験動物(例えば、ラット、イヌ、ブタ、サル、又は同等物)であり得る。被験者は、例えば、あらゆる該当するヒト患者であり得ることを理解するべきである。同様に、「近位」という用語は、作業者に近い方の位置を示す一方、「遠位」は、作業者又は医師から更に遠い位置を示す。
(【0011】以降は省略されています)

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