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公開番号2024096086
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-11
出願番号2023222381
出願日2023-12-28
発明の名称マッピング及びアブレーションのための分散された組織接触用の円筒形ケージシステム及び方法
出願人バイオセンス・ウエブスター・(イスラエル)・リミテッド,Biosense Webster (Israel), Ltd.
代理人個人,個人
主分類A61B 5/287 20210101AFI20240704BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】医療用プローブを提供すること。
【解決手段】開示された技術は、近位円形基部を有する実質的に円筒形の構造体と、近位円形基部に実質的に平行な遠位円形基部と、近位円形基部と遠位円形基部との間で長手方向軸に沿って延在する複数のスパインを有する実質的に円筒形の構造体と、複数のスパインを覆うように位置付けられ、長手方向軸の周りに内部容積を画定する膜とを備える、医療用プローブを含む。複数のスパインは、遠位円形基部と近位円形基部との間のスパインの少なくとも一部分に沿って位置付けられた二分岐部分を備える。膜は、膜の外面に結合された1つ以上の電極を備える。膜は、膜の外側から内部体積への流体連通を可能にするように構成されている。
【選択図】図2A
特許請求の範囲【請求項1】
医療用プローブであって、
実質的に円筒形の構造体であって、
近位円形基部と、
前記近位円形基部に実質的に平行な遠位円形基部と、
前記近位円形基部と前記遠位円形基部との間で長手方向軸に沿って延在している複数のスパインであって、
前記遠位円形基部と前記近位円形基部との間の前記スパインの少なくとも一部分に沿って位置付けられた二分岐部分を備える、複数のスパインと、を備える、実質的に円筒形の構造体と、
前記複数のスパインを覆うように位置付けられ、前記長手方向軸の周りに内部体積を画定する膜であって、前記膜の外面に結合された1つ以上の電極を備え、前記膜の外側から前記内部体積への流体連通を可能にするように構成されている、膜と、を備える、医療用プローブ。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記複数のスパインのうちの各スパインが、前記実質的に円筒形の構造体の遠位端で接合されている、請求項1に記載の医療用プローブ。
【請求項3】
前記複数のスパインが、展開されたチューブ状構成から拡張された円筒状構成に移行するように構成されている、請求項1に記載の医療用プローブ。
【請求項4】
前記実質的に円筒形の構造体が、前記長手方向軸の周りに配置された平面電極のアレイを画定する複数の電極を有する概ね円形の基部を画定する実質的に平面の遠位部分を備える、請求項1に記載の医療用プローブ。
【請求項5】
前記実質的に円筒形の構造体の各スパインが、遠位収束スパイン部分を含む、請求項1に記載の医療用プローブ。
【請求項6】
前記実質的に円筒形の構造体の各スパインが、2つ以上の遠位分岐に分かれて、前記2つ以上の遠位分岐が、隣接するスパインの第1の分岐と合流して前記円筒形の構造体の中間部分に沿って合流スパインを形成する、請求項5に記載の医療用プローブ。
【請求項7】
前記実質的に円筒形の構造体の各スパインが、近位収束スパイン部分を含む、請求項1に記載の医療用プローブ。
【請求項8】
前記実質的に円筒形の構造体の各スパインが、2つ以上の近位分岐に分かれて、前記2つ以上の近位分岐が、隣接するスパインの第2の分岐と合流して前記円筒形の構造体の中間部分に沿って前記合流スパインを形成する、請求項7に記載の医療用プローブ。
【請求項9】
前記実質的に円筒形の構造体の各スパインが、前記実質的に円筒形の構造体の遠位端にある遠位リングの近くに2つ以上の遠位分岐を備える、請求項1に記載の医療用プローブ。
【請求項10】
前記2つ以上の遠位分岐が合流して、前記遠位円形基部と前記近位円形基部との間の前記スパインの少なくとも一部に沿って延在している遠位収束スパイン部分を形成する、請求項9に記載の医療用プローブ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、その内容全体が、本明細書に完全に記載された場合のように参照により本明細書に組み込まれる、2022年12月29日に出願された先願の米国仮特許出願第63/477,731号の米国特許法第119条に基づく優先権の利益を主張する。
続きを表示(約 4,000 文字)【0002】
(発明の分野)
本発明は、概して、医療デバイス、特に電極を有するカテーテルに関し、更に、マッピング、アブレーション、又は肺静脈及び心臓組織の不可逆エレクトロポレーション(irreversible electroporation、IRE)を誘導するための使用に好適なカテーテルに関するが、これに限定されない。
【背景技術】
【0003】
電気生理学カテーテルは、一般に、心臓の電気的活動をマッピングするため、又は心臓組織の領域にアブレーションを誘導して、心臓の1つの部分から別の部分への望ましくない電気信号の伝播を停止又は修正するために使用される。多くの電気生理学カテーテルは、バスケット形状の電極アレイを有する。特に、バスケット形状の電極アレイを有するカテーテルは公知であり、例えば、米国特許第5,772,590号、同第6,748,255号及び同第6,973,340号に記載されており、これらの各々は、参照により本明細書に組み込まれ、優先米国特許出願第63/477,731号の付録に添付されている。いくつかのアブレーションアプローチは、非熱アブレーション法を使用して心臓組織をアブレーションするために不可逆エレクトロポレーション(IRE)を使用する。IREは、高電圧の短パルスを組織に送達し、細胞膜の回復不能な透過化を生じさせる。多電極カテーテルを使用する組織へのアブレーション又は不可逆エレクトロポレーション(IRE)エネルギーの送達は、特許文献において以前に提案された。IREアブレーションのために構成されたシステム及びデバイスの例は、米国特許公開第2021/0169550(A1)号(現在は米国特許第11,660,135号)、同第2021/0169567(A1)号、同第2021/0169568(A1)号、同第2021/0161592(A1)号(現在は米国特許第11,540,877号)、同第2021/0196372(A1)号、同第2021/0177503(A1)号、及び同第2021/0186604(A1)号(現在は米国特許第11,707,320号)に開示されており、その各々は、参照により本明細書に組み込まれ、優先米国特許出願第63/477,731号の付録に添付されている。
【0004】
心臓組織の領域は、異常な電気信号を識別するためにカテーテルによってマッピングすることができる。同じ又は異なるカテーテルを使用してアブレーションを実行することができる。いくつかの例示的なカテーテルは、その上に電極が位置付けられた多数のスパインを含む。電極は、一般に、スパインに取り付けられ、はんだ付け、溶接、又は接着剤を使用することによって定位置に固定される。更に、複数の線形スパインは、概して、線形スパインの両端をチューブ状シャフト(例えば、プッシャ管)に取り付けて球形バスケットを形成することによって、一緒に組み立てられる。球状バスケットアセンブリは、左心房又は右心房の電気的機能を検出することができる。しかしながら、肺静脈は、典型的には、断面が完全に円形ではなく、より楕円形であるため、電極の平面アレイを有する実質的に円筒形のアセンブリは、肺静脈又はその付近の心臓組織の電気的機能のより均一な検出を提供し得る。しかしながら、スパイン及び電極の小さいサイズに起因して、電極をスパインに接着し、次いで、複数の線形スパインから球形バスケットを形成することは、困難な作業であり、製造時間及びコスト、並びに不適切な結合又は不整合に起因して電極が故障する可能性を増加させ得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
したがって、必要とされるものは、代替カテーテル幾何形状全般を製造するために必要とされる時間を短縮することに役立ち得る、改善された医療用プローブを形成するデバイス及び方法である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
医療用プローブ及び関連する方法の種々の実施形態を説明し、図示する。医療用プローブは、実質的に円筒形の構造体を含み得る。実質的に円筒形の構造体は、近位円形基部と、近位円形基部に実質的に平行な遠位円形基部と、近位円形基部と遠位円形基部との間で長手方向軸に沿って延在する複数のスパインと、長手方向軸の周りに内部体積を画定するように複数のスパインを覆うように位置付けられた膜とを含むことができる。複数のスパインは、遠位円形基部と近位円形基部との間のスパインの少なくとも一部分に沿って位置付けられた分岐部分を含むことができる。膜は、膜の外面に結合された1つ以上の電極を含むことができる。膜は、膜の外側から内部体積への流体連通を可能にするように構成され得る。
【0007】
本開示は、医療用プローブを構築する方法を含むことができる。本方法は、膜上に1つ以上の電気トレースを製造することと、1つ以上の電気トレース内に1つ以上の電極を整列させることと、複数のスパインを備える円筒形の構造体を覆うように膜を位置付けることと、円筒形の構造体を画定するために長手方向軸に沿ってチューブ状構成から半径方向外向きに延在するように複数のスパインを構成することとを含むことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態による、医療用プローブを備え、医療用プローブの遠位端が電極を有する実質的に円筒形の構造体を備える、医療用システムの概略描画図である。
本発明の一実施形態による、拡張形態の医療用プローブの斜視図を示す概略描画図である。
本発明の実施形態による、圧潰形態の医療用プローブの側面図を示す概略描画図である。
本発明の一実施形態による、医療用プローブの分解側面図を示す概略描画図である。
本発明の実施形態による、圧潰形態及び拡張形態の複数のスパインの二分岐設計の側面図を示す概略描画図である。
本発明の実施形態による、圧潰形態及び拡張形態の複数のスパインの二分岐設計の側面図を示す概略描画図である。
本発明の実施形態による、拡張形態の複数のスパインの分岐設計の上面図を示す概略描画図である。
本発明の実施形態による、圧潰形態及び拡張形態の複数のスパインの別の二分岐設計の側面図を示す概略描画図である。
本発明の実施形態による、圧潰形態及び拡張形態の複数のスパインの別の二分岐設計の側面図を示す概略描画図である。
本発明の実施形態による、拡張形態の複数のスパインの分岐設計の上面図を示す概略描画図である。
本発明の実施形態による、拡張形態の複数のスパインの別の三分岐設計の側面図(図6A)、及び拡張形態の複数のスパインの二分岐設計の上面図(図6B)を示す概略描画図である。
本発明の実施形態による、拡張形態の複数のスパインの別の三分岐設計の側面図(図6A)、及び拡張形態の複数のスパインの二分岐設計の上面図(図6B)を示す概略描画図である。
本発明の一実施形態による、実質的に円筒形の構造体を形成する複数のスパインの側面図を示す概略描画図である。
本発明の実施形態による、図7Aの実質的に円筒形の構造体の二分岐した収束スパイン部分の概略描画図である。
本発明の一実施形態による、実質的に円筒形の構造体を形成する複数のスパインの上面図を示す概略描画図である。
本発明の実施形態による、図7Cの実質的に円筒形の構造体の三分岐収束スパイン部分の概略描画図である。
本発明の実施形態による、電極を有する様々の例示的な膜の斜視図を示す概略描画図である。
本発明の実施形態による、電極を有する様々の例示的な膜の斜視図を示す概略描画図である。
本発明の一実施形態による、図8Bの膜上の電気トレース線及び電極の拡大図を示す概略描画図である。
本発明の一実施形態による、所与の医療用プローブの断面図を示す概略描画図である。
は、本発明の実施形態による、外部表面及び内部表面に埋め込まれた電極を有する所与の膜の断面図を示す概略描画図である。
本発明の一実施形態による、実質的に円筒形の構造体を有する医療用プローブを組み立てる別の方法を図示するフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下の詳細な説明は、図面を参照しながら読まれるべきものであり、異なる図面における同様の要素には、同一の番号が付けられている。図面は、必ずしも縮尺どおりとは限らず、選択された実施形態を示しており、また本発明の範囲を限定することを意図していない。詳細な説明は、限定ではなく例として、本発明の原理を示す。本明細書は、当業者が本発明を作製及び使用することを明らかに可能にし、また本発明を実施するための最良の態様であると現在考えられているものを含めて、本発明のいくつかの実施形態、適応例、変形形態、代替物及び使用を説明する。
【0010】
本明細書で使用される場合、任意の数値又は範囲に対する「約」又は「ほぼ」という用語は、構成要素の一部又は集合が本明細書に記載の意図された目的のために機能することを可能にする、好適な寸法公差を示す。より具体的には、「約」又は「ほぼ」は、列挙された値の±20%の値の範囲を指してもよく、例えば、「約90%」は、71%~110%の値の範囲を指してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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