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公開番号2024096082
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-11
出願番号2023222335
出願日2023-12-28
発明の名称バスケットカテーテル用の接触力センサ及びその使用方法
出願人バイオセンス・ウエブスター・(イスラエル)・リミテッド,Biosense Webster (Israel), Ltd.
代理人個人,個人
主分類A61B 18/14 20060101AFI20240704BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】バスケットカテーテルの様々な点に加えられる力の大きさ及び方向を検出するためのシステム及び方法を提供すること。
【解決手段】開示される技術は、拡張可能バスケットアセンブリは、(i)ハブの遠位端に接続され、長手軸に沿って延在し、拡張可能バスケットアセンブリが折り畳まれた形態から拡張形態へ移行する際に長手軸から径方向外側に曲がるように構成された複数のスパインと、(ii)複数の電極であって、複数の電極のうちの各電極が複数のスパインのうちの1つのスパインに取り付けられ得る、複数の電極と、(iii)複数の電極のうちの少なくとも1つにそれぞれ取り付けられた1つ又は複数の支柱と、(iv)記ハブの遠位端及び複数の支柱のうちの少なくとも1つに取り付けられた力センサと、を含む、医療用プローブの拡張可能バスケットアセンブリを含む。力センサは、1つ又は複数の支柱を介して複数の電極のうちの1つ又は複数に加えられた力を検出するように構成され得る。
【選択図】図2A
特許請求の範囲【請求項1】
医療用プローブであって、
遠位端及び近位端を備えたハブと、
近位端、遠位端を備え、長手軸に沿って延在する拡張可能バスケットアセンブリであって、前記拡張可能バスケットアセンブリが、
前記ハブの前記遠位端に接続され、前記長手軸に沿って延在し、前記拡張可能バスケットアセンブリが折り畳まれた形態から拡張形態へ移行する際に前記長手軸から径方向外側に曲がるように構成された複数のスパインと、
複数の電極であって、前記複数の電極のうちの各電極が前記複数のスパインのうちの1つのスパインに取り付けられている、複数の電極と、
前記複数の電極のうちの少なくとも1つにそれぞれ取り付けられた1つ又は複数の支柱と、
前記ハブの前記遠位端及び前記複数の支柱のうちの少なくとも1つに取り付けられた力センサであって、前記力センサが、前記1つ又は複数の支柱を介して前記複数の電極のうちの1つ又は複数に加えられた力を検出するように構成されている、力センサと、
を備えている、拡張可能バスケットアセンブリと、を備えた医療用プローブ。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記1つ又は複数の支柱の各々が、前記複数のスパインの各々の第2の幅よりも小さい第1の幅を有する、請求項1に記載の医療用プローブ。
【請求項3】
前記力センサが歪みゲージを含む、請求項1に記載の医療用プローブ。
【請求項4】
前記複数のスパインのうちの各スパインが、ニチノール、コバルトクロム、ステンレス鋼、チタン、又はこれらの組合せを含む、請求項1に記載の医療用プローブ。
【請求項5】
前記複数のスパインが、前記拡張形態にあるとき、ほぼ球形状のバスケットアセンブリを形成するように構成されている、請求項1に記載の医療用プローブ。
【請求項6】
前記複数のスパインが、前記拡張形態にあるとき、ほぼ偏球形状のバスケットアセンブリを形成するように構成されている、請求項1に記載の医療用プローブ。
【請求項7】
前記ハブが、灌注流体を前記複数の電極に送達するように構成されたスプレーポートを更に備える、請求項1に記載の医療用プローブ。
【請求項8】
前記複数のスパインのうちのそれぞれのスパインと前記複数の電極のうちのそれぞれの電極との間に各々配置された複数の電気絶縁ジャケットを更に備え、それによって、前記複数のスパインから前記複数の電極を電気的に絶縁する、請求項1に記載の医療用プローブ。
【請求項9】
医療用プローブであって、
近位端、遠位端を備え、長手軸に沿って延在する拡張可能バスケットアセンブリであって、前記拡張可能バスケットアセンブリが、
前記長手軸に沿って延在し、前記拡張可能バスケットアセンブリが折り畳まれた形態から拡張形態へ移行する際に前記長手軸から径方向外側に曲がるように構成された複数のスパインと、
複数の電極であって、前記複数の電極のうちの各電極が前記複数のスパインのうちの1つのスパインに取り付けられている、複数の電極と、
前記複数の電極のうちの少なくとも1つにそれぞれ取り付けられた1つ又は複数の支柱と、
前記1つ又は複数の支柱にそれぞれ取り付けられた1つ又は複数の力センサであって、各力センサが、前記力センサに取り付けられたそれぞれの電極に加えられた力を検出するように構成されている、力センサと、
を備えている、拡張可能バスケットアセンブリ、を備えた医療用プローブ。
【請求項10】
前記複数の力センサの各々が、歪みゲージを含む、請求項9に記載の医療用プローブ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本出願は、35 U.S.C.§ 119(e)の下で2022年12月29日に出願された米国仮特許出願第63/477,811号の優先権及び利益を主張するものであり、その全体の内容は参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,600 文字)【0002】
(発明の分野)
本発明は、概して、医療用デバイス及び医療用デバイスを使用する方法に関し、特に、バスケットカテーテルに印加される力を検出することが可能なバスケットカテーテル及びその方法に関する。
【背景技術】
【0003】
心房細動(atrial fibrillation、AF)などの心臓不整脈は、心臓組織の領域が隣接組織に電気信号を異常に伝達するときに発生する。これは、正常な心周期を混乱させ、非同期的な律動を引き起こす。不整脈を治療するための存在するある特定の処置としては、不整脈の原因となる信号の発生源を外科的に破壊すること、及びそのような信号の伝導路を破壊することが挙げられる。カテーテルを介してエネルギーを印加して心臓組織を選択的にアブレーションすることによって、心臓の一部分から別の部分への望ましくない電気信号の伝播を停止又は変更することが時に可能である。
【0004】
当該技術分野における多くの現在のアブレーションアプローチは、高周波(radiofrequency、RF)電気エネルギーを利用して組織を加熱する。RFアブレーションは、組織の炭化、燃焼、スチームポップ、横隔神経麻痺、肺静脈狭窄、及び食道瘻につながり得る、熱加熱に関連する特定のリスクを有することができる。
【0005】
冷凍アブレーションは、一般にRFアブレーションに関連する熱リスクを低減するRFアブレーションの代替アプローチである。しかしながら、冷凍アブレーションデバイスを操作し、冷凍アブレーションを選択的に適用することは、一般に、RFアブレーションと比較してより困難であり、したがって、冷凍アブレーションは、電気的アブレーションデバイスによって達成される可能性がある特定の解剖学的幾何形状では実行可能ではない。
【0006】
いくつかのアブレーションアプローチは、非熱アブレーション法を使用して心臓組織をアブレーションするために不可逆エレクトロポレーション(IRE)を使用する。IREは、高電圧の短パルスを組織に送達し、細胞膜の回復不能な透過化を生じさせる。多電極カテーテルを使用する組織へのIREエネルギーの送達は、特許文献において以前に提案された。IREアブレーションのために構成されたシステム及びデバイスの例は、米国特許公開第2021/0169550(A1)号、同第2021/0169567(A1)号、同第2021/0169568(A1)号、同第2021/0161592(A1)号、同第2021/0196372(A1)号、同第2021/0177503(A1)号、及び同第2021/0186604(A1)号に開示されており、その各々は、参照により本明細書に組み込まれ、優先米国仮特許出願第63/477,811号の付録に添付されている。
【0007】
バスケットカテーテルは、心臓組織をマッピング又はアブレーションするために一般的に使用される。バスケットカテーテルは、一般に、カテーテルの遠位端に取り付けられ、ほぼ球形形状を形成するように構成された複数のスパインを含む。バスケットカテーテルのいくつかの既存の設計は、カテーテルチューブとバスケットとの間に配置されてバスケットに加えられる力を感知する力センサを含む。しかしながら、これらの力センサの主な制限は、力センサがバスケットに加えられた力を全体として検出することしかできず、各スパインに加えられた力の量又は力が加えられた方向を判定することができないことである。理解されるように、力がバスケットに加えられる場所及び方向を知ることは、医師がバスケットカテーテルをより正確に配置し、バスケットカテーテル上の電極と組織との間に十分な接触がなされることを確実にする助けとなり得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
したがって、バスケットカテーテルの様々な点に加えられる力の大きさ及び方向を検出するためのシステム及び方法が必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の技術の実施例によれば、医療用プローブが提供される。医療用プローブは、遠位端及び近位端を含み得るハブと、近位端、遠位端を含み得、長手軸に沿って延在する拡張可能バスケットアセンブリと、を含み得る。拡張可能バスケットアセンブリは、ハブの遠位端に接続され、長手軸に沿って延在し、拡張可能バスケットアセンブリが折り畳まれた形態から拡張形態へ移行する際に長手軸から径方向外側に曲がるように構成された複数のスパインを更に含み得る。拡張可能バスケットは、複数の電極であって、複数の電極のうちの各電極が複数のスパインのうちの1つのスパインに取り付けられ得る、複数の電極を含む場合がある。拡張可能バスケットは、複数の電極のうちの少なくとも1つにそれぞれ取り付けられた1つ又は複数の支柱を含み得る。拡張可能バスケットはまた、ハブの遠位端及び複数の支柱のうちの少なくとも1つに取り付けられた力センサを含み得る。力センサは、1つ又は複数の支柱を介して複数の電極のうちの1つ又は複数に加えられた力を検出するように構成され得る。
【0010】
本開示の技術の別の実施例によれば、医療用プローブが提供される。医療用プローブは、近位端、遠位端を含み得、長手軸に沿って延在する拡張可能バスケットアセンブリと、を含み得る。拡張可能バスケットアセンブリは、長手軸に沿って延在し、拡張可能バスケットアセンブリが折り畳まれた形態から拡張形態へ移行する際に長手軸から径方向外側に曲がるように構成された複数のスパインを含み得る。拡張可能バスケットはまた、複数の電極であって、複数の電極のうちの各電極が複数のスパインのうちの1つのスパインに取り付けられている、複数の電極を含み得る。拡張可能バスケットはまた、複数の電極のうちの少なくとも1つにそれぞれ取り付けられた1つ又は複数の支柱を含み得る。拡張可能バスケットはまた、1つ又は複数の支柱にそれぞれ取り付けられた1つ又は複数の力センサを含んでもよい。各力センサは、力センサに取り付けられたそれぞれの電極に加えられた力を検出するように構成され得る。
(【0011】以降は省略されています)

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