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公開番号
2024094047
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-09
出願番号
2022210757
出願日
2022-12-27
発明の名称
評価装置、評価方法、評価モデルの生成方法、および評価プログラム
出願人
サンスター スイス エスエー
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
A46B
15/00 20060101AFI20240702BHJP(ブラシ製品)
要約
【課題】プラークを除去するブラッシング技術を評価することが可能な評価装置等を提供する。
【解決手段】評価装置(1)は、対象者の歯磨き時における歯ブラシの加速度を示す加速度データからブラッシングの大きさを示す指標値を算出する指標値算出部(102)と、指標値とプラーク除去率との相関関係に基づいて生成されたブラッシング技術の評価モデル(111)を用いて、指標値算出部(102)が算出する指標値から対象者のブラッシング技術の評価値を算出する技術評価部(104)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
対象者の歯磨き時における歯ブラシの加速度データからブラッシングの大きさを示す指標値を算出する指標値算出部と、
前記指標値とプラーク除去率との相関関係に基づいて生成されたブラッシング技術の評価モデルを用いて、前記指標値算出部が算出する前記指標値から前記対象者のブラッシング技術の評価値を算出する技術評価部と、を備える評価装置。
続きを表示(約 930 文字)
【請求項2】
前記対象者が使用する歯ブラシの種類を識別する種類識別部を備え、
前記技術評価部は、歯ブラシの種類毎に予め生成された複数の前記評価モデルのうち、前記種類識別部の識別結果に応じた評価モデルを用いて前記評価値を算出する、請求項1に記載の評価装置。
【請求項3】
前記対象者のブラッシング時間を評価した評価値を算出する時間評価部と、
前記技術評価部が算出する評価値と、前記時間評価部が算出する評価値とに基づき、前記対象者のブラッシングの総合評価値を算出する総合評価部と、を備える請求項1または2に記載の評価装置。
【請求項4】
1または複数の情報処理装置により実行される評価方法であって、
対象者の歯磨き時における歯ブラシの加速度データからブラッシングの大きさを示す指標値を算出する指標値算出ステップと、
前記指標値とプラーク除去率との相関関係に基づいて生成されたブラッシング技術の評価モデルを用いて、前記指標値算出ステップで算出された前記指標値から前記対象者のブラッシング技術の評価値を算出する技術評価ステップと、を含む評価方法。
【請求項5】
1または複数の情報処理装置により実行される評価モデルの生成方法であって、
歯磨き時における歯ブラシの加速度データから算出される、ブラッシングの大きさを示す指標値と、当該ブラッシングのプラーク除去率との相関関係を定式化する定式化ステップと、
前記定式化により得られた関数に基づいて、前記指標値からブラッシング技術の評価値を算出するための評価モデルを生成するモデル生成ステップと、を含む評価モデルの生成方法。
【請求項6】
前記定式化ステップでは、個々の歯の表面を複数の領域に区分して算出した前記プラーク除去率と前記指標値との相関関係を定式化する、請求項5に記載の評価モデルの生成方法。
【請求項7】
請求項1に記載の評価装置としてコンピュータを機能させるための評価プログラムであって、前記指標値算出部および前記技術評価部としてコンピュータを機能させるための評価プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、歯磨きを評価する評価装置等に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
対象者の歯磨きを評価し、その良し悪しをフィードバックする技術が従来から知られている。例えば、下記の特許文献1には、加速度センサを内蔵した歯ブラシを用いて歯磨きを行わせることが記載されている。そして、加速度センサの出力信号を解析して、歯のある表面部位におけるブラッシングサイクルを特定し、ブラッシングサイクル数と当該部位に設定された参照値と比較することにより、当該部位におけるブラッシングを評価することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2013-536018号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術は、ブラッシングサイクル数が参照値以上であれば十分なブラッシングができているとの仮定に基づいたものと理解される。しかしながら、実際には、同じ回数だけ歯ブラシを動かしていた場合でも、ブラッシング技術の差異により、ブラッシングの効果に差異が生じることがある。例えば、歯ブラシを大きく動かした場合と小刻みに動かした場合とを比較すると、前者では歯と歯の間や歯と歯茎の間等の部位にプラークが残りやすい傾向がある。そして、このような部位のプラークは、う蝕や歯周病の原因となり得る。
【0005】
このように、上述の従来技術では、プラークを除去するブラッシング技術を評価することができないという問題がある。本発明の一態様は、プラークを除去するブラッシング技術を評価することが可能な評価装置等を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る評価装置は、対象者の歯磨き時における歯ブラシの加速度データからブラッシングの大きさを示す指標値を算出する指標値算出部と、前記指標値とプラーク除去率との相関関係に基づいて生成されたブラッシング技術の評価モデルを用いて、前記指標値算出部が算出する前記指標値から前記対象者のブラッシング技術の評価値を算出する技術評価部と、を備える。
【0007】
また、本発明の一態様に係る評価方法は、上記の課題を解決するために、1または複数の情報処理装置により実行される評価方法であって、対象者の歯磨き時における歯ブラシの加速度を示す加速度データからブラッシングの大きさを示す指標値を算出する指標値算出ステップと、前記指標値とプラーク除去率との相関関係に基づいて生成されたブラッシング技術の評価モデルを用いて、前記指標値算出ステップで算出された前記指標値から前記対象者のブラッシング技術の評価値を算出する技術評価ステップと、を含む。
【0008】
また、本発明の一態様に係る評価モデルの生成方法は、上記の課題を解決するために、1または複数の情報処理装置により実行される評価モデルの生成方法であって、歯磨き時における歯ブラシの加速度を示す加速度データから算出される、ブラッシングの大きさを示す指標値と、当該ブラッシングのプラーク除去率との相関関係を定式化する定式化ステップと、前記定式化により得られた関数に基づいて、前記指標値からブラッシング技術の評価値を算出するための評価モデルを生成するモデル生成ステップと、を含む。
【0009】
本発明の各態様に係る評価装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを前記評価装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより前記評価装置をコンピュータにて実現させる評価装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
【発明の効果】
【0010】
本発明の一態様によれば、プラークを除去するブラッシング技術を評価することが可能な評価装置等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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