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公開番号2024092340
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022208202
出願日2022-12-26
発明の名称視線検出装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G03B 7/091 20210101AFI20240701BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】状況に依らず高精度に視線を検出することを可能にした視線検出装置を提供する。
【解決手段】本発明の視線検出装置は、ユーザーの目に対向するように配置される開口部と、前記開口部に対向する前記目の方向を向くように、前記開口部の縁に配置された視線センサーと、前記開口部の縁に沿って配置された複数の光源とを有し、前記開口部の中心を中心とした360度の範囲のうち、前記開口部の中心を挟んで前記視線センサーとは反対の側の範囲において、1度あたりの光源の数が最大となっていることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザーの目に対向するように配置される開口部と、
前記開口部に対向する前記目の方向を向くように、前記開口部の縁に配置された視線センサーと、
前記開口部の縁に沿って配置された複数の光源と
を有し、
前記開口部の中心を中心とした360度の範囲のうち、前記開口部の中心を挟んで前記視線センサーとは反対の側の範囲において、1度あたりの光源の数が最大となっている
ことを特徴とする視線検出装置。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記開口部の中心を挟んで前記視線センサーとは反対の側の前記範囲は、前記開口部の中心から前記視線センサーとは反対の方向を中心とした120度の範囲である
ことを特徴とする請求項1に記載の視線検出装置。
【請求項3】
前記開口部の中心を挟んで前記視線センサーとは反対の側の前記範囲は、前記開口部の中心から前記視線センサーとは反対の方向を中心とした90度の範囲である
ことを特徴とする請求項1に記載の視線検出装置。
【請求項4】
前記視線センサーは、前記開口部の左側または右側に配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の視線検出装置。
【請求項5】
前記視線センサーは、前記開口部の中心を通る水平線上に配置されている
ことを特徴とする請求項4に記載の視線検出装置。
【請求項6】
前記開口部の下側に配置された光源の数は、前記開口部の上側に配置された光源の数よりも多い
ことを特徴とする請求項1に記載の視線検出装置。
【請求項7】
前記開口部の中心を通る水平線の下側に配置された光源の数は、前記水平線の上側に配置された光源の数よりも多い
ことを特徴とする請求項6に記載の視線検出装置。
【請求項8】
前記開口部の中心を挟んで前記視線センサーとは反対の側の前記範囲に配置された光源の数は、残りの範囲に配置された光源の数よりも多い
ことを特徴とする請求項1に記載の視線検出装置。
【請求項9】
前記開口部の中心を挟んで前記視線センサーとは反対の側の前記範囲に配置された光源の数は、前記残りの範囲に配置された光源の数よりも3個以上多い
ことを特徴とする請求項8に記載の視線検出装置。
【請求項10】
前記複数の光源のそれぞれを制御する制御部をさらに有し、
前記開口部に対向するように配置された前記目の左右方向が前記開口部の左右方向に略一致する場合に、前記制御部は、前記開口部の中心よりも上側に配置された光源のみを含む第1光源群を点灯させる
ことを特徴とする請求項1に記載の視線検出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、視線検出装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
ユーザーの視線(視線位置や視線方向)を検出可能な様々な電子機器が実用化されている。例えば、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)などの分野において、視線位置を検出し、視線位置に基づいてメニュー選択などの処理を行うヘッドマウントディスプレイが実用化されている。また、視線方向を検出し、検出した視線方向に基づいて測距点選択を行うカメラやビデオカメラなども実用化されている。
【0003】
視線検出では、視線センサーはユーザーの目を撮像することによって、当該目の画像を取得する。このとき、接眼光学系の周囲に配置された光源がユーザーの目を照明する。光源からの光は角膜の表面で正反射し、視線センサーによって取得された画像に角膜反射像、いわゆるプルキンエ像(プルキニエ像)として映る。視線センサーによって取得された画像における眼球と角膜反射像の座標から、ユーザーの眼球が向く方向を算出することによって視線が検出される。
【0004】
従来の電子機器(視線検出装置)では、レンズ系(光学系)の光軸の周りを一周取り囲むように複数の光源が配置されている。例えば、特許文献1には、レンズ系の光軸の周りを一周取り囲むように複数の光源が略等間隔で配置された電子機器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
米国特許第11138429号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の視線検出(視線検出装置)では、視線センサーが取得した画像にプルキンエ像が正しく映らず、視線を高精度に検出できないことがある。
【0007】
本発明は、状況に依らず高精度に視線を検出することを可能にした視線検出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の視線検出装置は、ユーザーの目に対向するように配置される開口部と、前記開口部に対向する前記目の方向を向くように、前記開口部の縁に配置された視線センサーと、前記開口部の縁に沿って配置された複数の光源とを有し、前記開口部の中心を中心とした360度の範囲のうち、前記開口部の中心を挟んで前記視線センサーとは反対の側の範囲において、1度あたりの光源の数が最大となっていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、状況に依らず高精度に視線を検出することを可能にした視線検出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1の実施形態に係るディスプレイユニット本体の背面図である。
第1の実施形態に係るディスプレイユニット本体の斜視図である。
第1の実施形態に係るディスプレイユニット本体の断面図である。
第1の実施形態に係る照明光の反射位置を示す模式図である。
第1の実施形態に係る右視線センサーの内部構造を示す模式図である。
第2の実施形態に係る眼鏡型デバイスの背面図である。
第2の実施形態に係る眼鏡型デバイスの斜視図である。
第3の実施形態に係るディスプレイユニット本体の背面図である。
第3の実施形態に係るディスプレイユニット本体の断面図である。
第3の実施形態に係るディスプレイユニット本体の断面図である。
第3の実施形態に係る視線検出のフローチャートである。
第3の実施形態に係る視線検出のフローチャートの変形例である。
第4の実施形態に係るディスプレイユニット本体の背面図である。
第4の実施形態に係るディスプレイユニット本体の断面図である。
第4の実施形態に係るレンズの斜視図である。
第5の実施形態に係るカメラ本体の断面図である。
第5の実施形態に係るカメラ本体の断面図である。
第5の実施形態に係るEVFユニットを示す模式図である。
第5の実施形態に係る照明光の反射位置を示す斜視図である。
第5の実施形態に係る照明光の反射位置を示す正面図である。
照明光の反射位置の比較例を示す斜視図である。
照明光の反射位置の比較例を示す正面図である。
第5の実施形態に係る照明光の反射位置を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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