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公開番号2024089777
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205185
出願日2022-12-22
発明の名称遊技機
出願人サミー株式会社
代理人
主分類A63F 5/04 20060101AFI20240627BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技機の性能を向上させる。
【解決手段】貸出ユニットに備えられている貸出スイッチが押下されて貸出通知に貸出点50点分が含まれており、受信した貸出通知に含まれている貸出点50点分が遊技メダル数表示装置に加算される場合は、遊技メダル数表示装置に表示されている遊技メダル数がインクリメント表示で加算表示され、遊技メダル数表示装置に表示されている遊技メダル数が貸出点50点分加算し終わるまでの時間は概ね遊技機情報通知の通信周期である300ms以内となっている。貸出メダル数カウンタは計数通知を送信するタイミングで初期化可能であり、遊技メダル数表示装置に遊技メダル数を表示するための遊技メダル数表示カウンタは計数通知を送信するタイミングで遊技メダル数記憶領域に記憶されている遊技メダル数が記憶される。
【選択図】図60
特許請求の範囲【請求項1】
総得点表示器と、
総得点記憶領域と、
総得点表示記憶領域と、
貸出メダル数カウンタと
を備え、
遊技機と貸出ユニットとは所定期間の周期で通信可能であり、
総得点表示器には総得点表示記憶領域に記憶されている総得点が表示可能であり、
貸出ユニットから送信される貸出通知を受信可能であり、
貸出通知を受信したときに貸出通知に含まれる貸出メダル数が特定値(「0」ではない或る値)であった場合であり、且つ正常に受信した場合は、貸出メダル数を貸出メダル数カウンタに記憶可能であり、
貸出メダル数カウンタの値は0ではない場合は、所定割込み処理回数毎に貸出メダル数カウンタの値から所定値を減算可能であり、且つ所定割込み処理回数毎に総得点表示記憶領域に記憶されている値に所定値が加算可能であり、
貸出メダル数カウンタは計数通知の送信タイミングに基づいて初期化可能であり、総得点表示記憶領域は計数通知の送信タイミングに基づいて総得点記憶領域の値が記憶可能である
遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関するものである。
続きを表示(約 5,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、遊技機の1つとして、スロットマシン(回胴式遊技機)が知られている。この種のスロットマシンとして、メダルを用いることなくカードに記憶している持ち点を使用して遊技を実行可能とした持点式スロットマシンが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-56055号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、遊技機としての性能を向上させることである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、
総得点表示器と、
総得点記憶領域と、
総得点表示記憶領域と、
貸出メダル数カウンタと
を備え、
遊技機と貸出ユニットとは所定期間の周期で通信可能であり、
総得点表示器には総得点表示記憶領域に記憶されている総得点が表示可能であり、
貸出ユニットから送信される貸出通知を受信可能であり、
貸出通知を受信したときに貸出通知に含まれる貸出メダル数が特定値(「0」ではない或る値)であった場合であり、且つ正常に受信した場合は、貸出メダル数を貸出メダル数カウンタに記憶可能であり、
貸出メダル数カウンタの値は0ではない場合は、所定割込み処理回数毎に貸出メダル数カウンタの値から所定値を減算可能であり、且つ所定割込み処理回数毎に総得点表示記憶領域に記憶されている値に所定値が加算可能であり、
貸出メダル数カウンタは計数通知の送信タイミングに基づいて初期化可能であり、総得点表示記憶領域は計数通知の送信タイミングに基づいて総得点記憶領域の値が記憶可能である
遊技機。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、遊技機としての性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本実施形態に係る遊技機の斜視図である。
図2は、本実施形態に係る遊技機の前扉の背面図である。
図3は、本実施形態に係る遊技機のキャビネットの正面図である。
図4は、本実施形態に係る遊技機のリール配列を示す図である。
図5は、本実施形態に係る遊技機の図柄組合せを示す図である。
図6は、本実施形態に係る遊技機の図柄組合せを示す図である。
図7は、本実施形態に係る遊技機の図柄組合せを示す図である。
図8は、本実施形態に係る遊技機の図柄組合せを示す図である。
図9は、本実施形態に係る遊技機の図柄組合せを示す図である。
図10は、本実施形態に係る遊技機の条件装置を示す図である。
図11は、本実施形態に係る遊技機の内部抽せんの対象を示す図である。
図12は、本実施形態に係る遊技機の内部抽せんの結果を示す図である。
図13は、本実施形態に係る遊技機の内部抽せんの結果を示す図である。
図14は、本実施形態に係る遊技機の遊技機と貸出ユニット間での通信に使用する電文の内容を示す図である。
図15は、本実施形態に係る遊技機の遊技機から貸出ユニットへ出力する電文のうち、遊技機情報通知の内容を示す図である。
図16は、本実施形態に係る遊技機が出力する遊技機情報通知に含まれる情報のうち遊技機種類を示す図である。
図17は、本実施形態に係る遊技機が出力する遊技機情報通知のうち、遊技機性能情報を設定した場合の電文に含まれる遊技機情報を示す図である。
図18は、本実施形態に係る遊技機が出力する遊技機情報通知のうち、遊技機設置情報を設定した場合の電文に含まれる遊技機情報を示す図である。
図19は、本実施形態に係る遊技機が出力する遊技機情報通知のうち、ホールコン・不正監視情報を設定した場合の電文に含まれる遊技機情報を示す図である。
図20は、本実施形態に係る遊技機と貸出ユニットとの基本通信シーケンスを示す図である。
図21は、本実施形態に係る遊技機と貸出ユニットとの起動シーケンスを示す図である。
図22は、本実施形態に係る遊技機と貸出ユニットとの起動シーケンスを示す図である。
図23は、本実施形態に係る遊技機と貸出ユニットとの計数通知シーケンスを示す図である。
図24は、本実施形態に係る遊技機と貸出ユニットとの貸出通知シーケンスを示す図である。
図25は、本実施形態に係る遊技機と貸出ユニットとの通信異常からの復旧シーケンスを示す図である。
図26は、本実施形態に係る遊技機と貸出ユニットとの計数中に通信異常が発生したときのシーケンスを示す図である。
図27は、本実施形態に係る遊技機と貸出ユニットとの貸出中に通信異常が発生したときのシーケンスを示す図である。
図28は、本実施形態に係る遊技機の計数制御に関するフローチャートである。
図29は、本実施形態に係る遊技機の得点付与処理に関するフローチャートである。
図30は、本実施形態に係る遊技機の遊技機情報管理に関するフローチャートである。
図31は、本実施形態に係る遊技機の初回起動後における遊技機情報通知の送信パターンを示す図である。
図32は、本実施形態に係る遊技機の遊技機情報通知のうちホールコン・不正監視情報2回目の送信パターンを示す図である。
図33は、本実施形態に係る遊技機の遊技機情報通知のうちホールコン・不正監視情報と遊技機設置情報の送信タイミングが一致したパターンを示す図である。
図34は、本実施形態に係る遊技機の遊技機情報通知のうちホールコン・不正監視情報と遊技機設置情報と遊技機性能情報の送信タイミングが一致したパターンを示す図である。
図35は、本実施形態に係る遊技機の作用効果を説明するための比較例であり、投入数信号ONとBB状態信号ONとが同一タイミングのホールコン・不正監視情報で送信されてしまう好ましくない例を示す図である。
図36は、本実施形態に係る遊技機において、投入数信号ONとBB状態信号ONとが異なるタイミングのホールコン・不正監視情報で送信されることになる好ましい例を示す図である。
図37は、本実施形態に係る遊技機の作用効果を説明するための比較例であり、払出数信号ONとBB状態信号ONとが異なるタイミングのホールコン・不正監視情報で送信されてしまう好ましくない例を示す図である。
図38は、本実施形態に係る遊技機において、払出数信号ONとBB状態信号ONとが同一タイミングのホールコン・不正監視情報で送信されることになる好ましい例を示す図である。
図39は、本実施形態に係る遊技機の計数実行フラグセット処理を示す図である。
図40は、本実施形態に係る遊技機の計数処理に係るタイムチャートを示す図である。
図41は、本実施形態に係る遊技機の計数処理に係るタイムチャートを示す図である。
図42は、本実施形態に係る遊技機の計数処理に係るタイムチャートを示す図である。
図43は、本実施形態に係る遊技機の計数処理に係るタイムチャートを示す図である。
図44は、本実施形態に係る遊技機の遊技進行メイン処理を示す図である。
図45は、本実施形態に係る遊技機の有利区間終了処理を示す図である。
図46は、本実施形態に係る遊技機の有利区間クリアカウンタ管理の<パターン1>を示す図である。
図47は、本実施形態に係る遊技機の有利区間クリアカウンタ管理の<パターン2>を示す図である。
図48は、本実施形態に係る遊技機の有利区間クリアカウンタ管理の<パターン3>を示す図である。
図49は、本実施形態に係る遊技機の貸出通知受信に関するフローチャートである。
図50は、本実施形態に係る遊技機の遊技媒体数制御手段の割込み処理に関するフローチャートである。
図51は、本実施形態に係る遊技機の遊技媒体数制御手段の割込み処理内の遊技メダル数チェック処理に関するフローチャートである。
図52は、本実施形態に係る遊技機の遊技媒体数制御手段の計数制御処理内の計数ボタンチェック処理に関するフローチャートである。
図53は、本実施形態に係る遊技機の遊技媒体数制御手段の貸出通知受信処理内の通信異常2~6チェック処理に関するフローチャートである。
図54は、本実施形態に係る遊技機の作動予告報知状態、及び打ち止め報知状態の演出の一例を示す図である。
図55は、本実施形態に係る遊技機の有利区間クリアカウンタ管理(有利区間差数カウンタ)に関するフローチャートである。
図56は、本実施形態に係る遊技機の有利区間クリアカウンタ管理(有利区間差数カウンタ)に関するフローチャートである。
図57は、本実施形態に係る遊技機のコンプリート信号に関するタイムチャートである。
図58は、本実施形態に係る遊技機の遊技機性能情報の生成に関するフローチャートである。
図59は、本実施形態に係る遊技機の計数による遊技媒体数表示部の表示態様の変化を示す図である。
図60は、本実施形態に係る遊技機の貸出による遊技媒体数表示部の表示態様の変化を示す図である。
【0008】
<用語説明>
「メダル(メダル数)」、「遊技媒体(遊技媒体数)」、「遊技価値」、及び「点(点数、又は得点)」は同義であり、実メダルがなくても概念としてメダルと称する場合がある。遊技媒体に関する「ベット」、「BET」、及び「投入」は同義であり、何れも遊技媒体を賭ける行為である。「演出選択スイッチP8W」と「演出決定スイッチP8E」を含めて「サブスイッチ」と称する場合がある。16進数の数値を表す場合は「0x〇〇」又は「〇〇h」と記載しており、数字の前後に特に記載のない場合は10進数で表している。「リール」を「回胴」と称する場合があり、何れも同義である。「記憶手段」を「RWM」、「RAM」、又は「記憶領域」と称する場合があり、何れも同義である。「遊技媒体の付与」、又は「得点の付与」等で使用する「付与」は、「払出」と称す場合があり、何れも同義である。「設定/リセットスイッチ」を機能ごとに「設定変更スイッチ」、「リセットスイッチ」と称する場合があるがいずれの場合も同一のスイッチを指し示している。なお、「設定変更スイッチ」、「リセットスイッチ」は、それぞれ異なるスイッチとして設けていてもよい。「図柄」、「コマ」、及び「駒」は同義であり、いずれもリールに描かれた図柄領域を示す。「遊技が可能」とは、遊技機と貸出ユニットが接続されており、且つ共に電源が投入されている状態、又は当該状態のうち、遊技機単体として遊技が進行できない状態であって「電源投入時の初期設定中」、「設定変更中」、「設定確認中」、「エラー状態」ではない状態を示す。
【0009】
本実施形態に係る遊技機Pの特徴(概略)を説明する。以下図面を参照しながら、各要素について詳述する。
【0010】
<遊技機Pの外観についての説明>
まず図1を参照しながら本実施形態に係る遊技機Pの基本構造を説明する。遊技機Pは、前扉P2(フロントマスク、フロントドア、フロントパネル、扉又はドアとも称す)とキャビネットP1(裏箱、筐体とも称す)がヒンジ構造によって、係止されている。ヒンジ構造は、遊技機Pを正面から見たときの左側に設けられており、左側を軸として前扉P2が開放可能に構成されている。なお、前扉P2を開放するためには、遊技機Pを正面から見たときの右側に設けられた(前扉P2の右側に設けられた)シリンダにドア開放キーを差し込み、ドア開放キーを右に回転させることによって、施錠されている状態から施錠されていない状態(解錠されている状態)にすることが可能となる。なお、ドア開放キーを前扉P2のシリンダに差し込んだ状態で左に回転させることで、ドア開放エラーを解除することが可能であってもよい。また、解除可能なエラーとしては、ドア開放エラーに限らず、例えば、エラーの種類としてリセットスイッチの操作により復帰可能な復帰可能エラー(具体的には、投入要求通信エラー、精算要求通信エラー、払出要求通信エラー、遊技媒体数制御受信異常、主制御受信異常、総得点上限異常、総得点閾値到達状態、貸出装置接続異常、貸出通番異常、貸出装置通信異常1(「通信異常1」とも称す)、貸出装置通信異常2(「通信異常2」とも称す)、貸出装置通信異常3(「通信異常3」とも称す)、貸出装置通信異常4(「通信異常4」とも称す)、貸出装置通信異常5(「通信異常5」とも称す)、貸出装置通信異常6(「通信異常6」とも称す)等が挙げられる)の全て、又は一部を含んでいてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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