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公開番号
2024088559
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-02
出願番号
2022203801
出願日
2022-12-20
発明の名称
プログラム、情報処理装置、情報処理方法
出願人
国立大学法人東北大学
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
弁理士法人よつ葉国際特許事務所
主分類
G06Q
10/0631 20230101AFI20240625BHJP(計算;計数)
要約
【課題】計画をする計画者と、その計画に利害関係を有する利害関係者との間の合意形成の支援等を実現する。
【解決手段】情報処理装置に実行させるためのプログラムは、人間の価値観、倫理観、問題意識、好み、感じ方のうちの少なくともいずれか1つに基づく選択肢であって、複数の選択肢のうち、計画をする計画者による選択肢の選択に関する第1情報を取得する制御を、情報処理装置の制御部によって行うことと、複数の選択肢のうち、計画に利害関係を有する利害関係者であって複数の利害関係者による選択肢の選択に関する第2情報を取得する制御を、制御部によって行うことと、計画への受容性に関する質問に対する複数の利害関係者の回答に関する第3情報を取得する制御を、制御部によって行うことと、第1情報と、第2情報と、第3情報とに基づいて、質問に対する回答と、複数の選択肢の選択との関係性を示すネットワークを生成する生成処理を制御部によって行うことと、を実行させるためのプログラムである。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
情報処理装置に、
人間の価値観、倫理観、問題意識、好み、感じ方のうちの少なくともいずれか1つに基づく選択肢であって、複数の選択肢のうち、計画をする計画者による選択肢の選択に関する第1情報を取得する制御を、前記情報処理装置の制御部によって行うことと、
前記複数の選択肢のうち、前記計画に利害関係を有する利害関係者であって複数の利害関係者による選択肢の選択に関する第2情報を取得する制御を、前記制御部によって行うことと、
前記計画への受容性に関する質問に対する複数の前記利害関係者の回答に関する第3情報を取得する制御を、前記制御部によって行うことと、
前記第1情報と、前記第2情報と、前記第3情報とに基づいて、前記質問に対する回答と、前記複数の選択肢の選択との関係性を示すネットワークを生成する生成処理を前記制御部によって行うことと、
を実行させるためのプログラム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記ネットワークは、前記複数の選択肢の選択と前記利害関係者による前記質問に対する回答の傾向との関係性を示すネットワーク、または、前記複数の選択肢の非選択と前記利害関係者による前記質問に対する回答の傾向との関係性を示すネットワークとして、前記制御部によって生成される、
請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記生成処理は、前記第1情報と前記第2情報とに基づく前記複数の選択肢の各々に対応するノードおよびノード間を結ぶエッジで構成される第1ネットワークと、前記第3情報とに基づいて、前記ノードと前記エッジとで構成される前記ネットワークを生成する処理を含む、
請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記ネットワークは、前記ネットワークのノードに、対応する選択肢が関連付けて表示されるネットワークとして前記制御部によって生成される、
請求項3に記載のプログラム。
【請求項5】
前記ネットワークは、前記ネットワークのノードが、対応する選択肢を選択した利害関係者による前記質問に対する回答の傾向を識別可能な態様で表示されるネットワークとして前記制御部によって生成される、
請求項3に記載のプログラム。
【請求項6】
前記ネットワークは、前記ネットワークのノードが、対応する選択肢を選択しなかった利害関係者による前記質問に対する回答の傾向を識別可能な態様で表示されるネットワークとして前記制御部によって生成される、
請求項3に記載のプログラム。
【請求項7】
前記生成処理は、前記第1情報と前記第2情報とに基づき、前記ノードに対応する選択肢が選択された数に基づいて前記ノードの値を算出する処理を含み、
前記ネットワークのノードは、算出された値に基づく態様で表示される、
請求項3に記載のプログラム。
【請求項8】
前記生成処理は、前記第1情報と前記第2情報とに基づき、前記エッジが結ぶ両端のノードに対応する選択肢が選択された数に基づいて前記エッジの重みを算出する処理を含み、
前記ネットワークのエッジは、算出された重みに基づく態様で表示される、
請求項7に記載のプログラム。
【請求項9】
少なくとも利害関係者の入力に基づく選択肢を取得する制御を前記制御部によって行い、取得された選択肢を前記複数の選択肢に追加する処理を前記制御部によって行うことと、
取得された選択肢を含む前記複数の選択肢の数が設定数に達した場合に、前記複数の選択肢を複数のコミュニティに分割する分割処理を前記制御部によって行うことと、
を前記情報処理装置に実行させるための請求項1に記載のプログラム。
【請求項10】
前記コミュニティに属する選択肢から代表とする代表選択肢を決定する決定処理を前記制御部によって行うことと、
前記コミュニティに属する選択肢を前記代表選択肢に基づいてラベリングするラベリング処理を前記制御部によって行うことと、
を前記情報処理装置に実行させるための請求項9に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、情報処理装置、情報処理方法等に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、再生可能エネルギーの発電所建設に関する事業計画や、道路網の整備などの公共政策計画など、事業者等の計画者が計画を立案する場合がある。しかし、地域住民など、その計画に関係する利害関係者の同意を得ることができないような場合がある。バックグラウンドや価値観等は人によって異なるため、計画者による計画が利害関係者の考えに沿ったものであるとは限らない。これに関連し、例えば特許文献1には、公共空間の合意形成に関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-41652号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような問題に対する解決手法の1つとして、例えば、計画者による計画に関する数理最適化問題を構築してその解を求める手法が考えられる。しかし、上記のように、バックグラウンドや価値観等は人によって異なるため、計画に関し、各々の利害関係者の考えに沿った解を求めるのは実質的に不可能である。
【0005】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、計画をする計画者と、その計画に利害関係を有する利害関係者との間の合意形成の支援等を実現するための新たな手法を提案することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様によると、情報処理装置に実行させるためのプログラムは、人間の価値観、倫理観、問題意識、好み、感じ方のうちの少なくともいずれか1つに基づく選択肢であって、複数の選択肢のうち、計画をする計画者による選択肢の選択に関する第1情報を取得する制御を、情報処理装置の制御部によって行うことと、複数の選択肢のうち、計画に利害関係を有する利害関係者であって複数の利害関係者による選択肢の選択に関する第2情報を取得する制御を、制御部によって行うことと、計画への受容性に関する質問に対する複数の利害関係者の回答に関する第3情報を取得する制御を、制御部によって行うことと、第1情報と、第2情報と、第3情報とに基づいて、質問に対する回答と、複数の選択肢の選択との関係性を示すネットワークを生成する生成処理を制御部によって行うことと、を実行させるためのプログラムである。
本発明の第2の態様によると、情報処理装置は、人間の価値観、倫理観、問題意識、好み、感じ方のうちの少なくともいずれか1つに基づく選択肢であって、複数の選択肢のうち、計画をする計画者による選択肢の選択に関する第1情報を取得する制御を行い、複数の選択肢のうち、計画に利害関係を有する利害関係者であって複数の利害関係者による選択肢の選択に関する第2情報を取得する制御を行い、計画への受容性に関する質問に対する複数の利害関係者の回答に関する第3情報を取得する制御を行い、第1情報と、第2情報と、第3情報とに基づいて、質問に対する回答と、複数の選択肢の選択との関係性を示すネットワークを生成する生成処理を行う制御部を備える情報処理装置である。
本発明の第3の態様によると、情報処理装置の情報処理方法は、人間の価値観、倫理観、問題意識、好み、感じ方のうちの少なくともいずれか1つに基づく選択肢であって、複数の選択肢のうち、計画をする計画者による選択肢の選択に関する第1情報を取得する制御を、情報処理装置の制御部によって行うことと、複数の選択肢のうち、計画に利害関係を有する利害関係者であって複数の利害関係者による選択肢の選択に関する第2情報を取得する制御を、制御部によって行うことと、計画への受容性に関する質問に対する複数の利害関係者の回答に関する第3情報を取得する制御を、制御部によって行うことと、第1情報と、第2情報と、第3情報とに基づいて、質問に対する回答と、複数の選択肢の選択との関係性を示すネットワークを生成する生成処理を制御部によって行うことと、を含む情報処理方法である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、計画をする計画者と、その計画に利害関係を有する利害関係者との間の合意形成の支援等を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示す図。
実施形態に係る情報処理装置の処理の流れの一例を示すフローチャート。
実施形態に係る情報処理装置の処理の流れの一例を示すフローチャート。
フレーム候補リストデータのデータ構成の一例を示す図。
フレームスコアデータのデータ構成の一例を示す図。
受容性アンケートデータのデータ構成の一例を示す図。
受容性スコアデータのデータ構成の一例を示す図。
フレームネットワークグラフの一例を示す図。
受容性ネットワークグラフの一例を示す図。
受容性ネットワークグラフの一例を示す図。
フレーム候補リストデータの別例を示す図。
フレームネットワークグラフの別例を示す図。
受容性ネットワークグラフの別例を示す図。
クライアントサーバシステムを適用する場合のシステム構成の一例を示す図。
実施例に係るシステム構成の一例を示す図。
計画管理データベースのデータ構成の一例を示す図。
実施例に係る端末の構成の一例を示す図。
実施例に係る各装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャート。
実施例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。
実施例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。
実施例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。
実施例に係る端末の表示部に表示される画面の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための実施形態の一例について図面を参照して説明する。
なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付して、重複する説明を省略する場合がある。
また、この実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の範囲をそれらに限定する趣旨のものではない。
【0010】
[実施形態]
本実施形態では、何らかの計画をする人(ユーザ)のことを「計画者」と称し、計画者の計画に利害関係を有する利害関係者(ユーザ)のことを「ステークホルダー」と称する。計画者や計画に応じて、ステークホルダーとなる人は異なり得る。
(【0011】以降は省略されています)
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