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公開番号2024087620
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022202546
出願日2022-12-19
発明の名称ピザ作製方法及びピザ作製用網
出願人株式会社 ゼンショーホールディングス
代理人弁理士法人後藤特許事務所
主分類A21C 11/02 20060101AFI20240624BHJP(ベイキング;生地製造または加工の機械あるいは設備;ベイキングの生地)
要約【課題】焼成時のピザ全体の膨らみを抑制しつつピザ作製の時間を短縮することができるピザ作製方法及びピザ作製用網を提供する。
【解決手段】複数の凸部31が形成されたピザ作製用網1を用いてピザを作製するピザ作製方法は、ピザ生地Kを複数の凸部31aに載置するピザ生地載置工程S2と、ピザ生地Kのピザ作製用網1と背向する上面にソースを載置するソース載置工程S3と、複数の凸部31aに載置されたピザ生地Kを押圧して結着させるピザ生地押圧工程S4と、押圧されたピザ生地Kをピザに焼成するピザ焼成工程S6と、を含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の突起が形成された生地台を用いてピザを作製するピザ作製方法であって、
ピザ生地を複数の前記突起に載置するピザ生地載置工程と、
ピザ生地の前記生地台と背向する上面にソースを載置するソース載置工程と、
複数の前記突起に載置されたピザ生地を押圧して結着させるピザ生地押圧工程と、
押圧されたピザ生地をピザに焼成するピザ焼成工程と、を含む、
ピザ作製方法。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記ソース載置工程において、ソースをレードルによりピザ生地の上面に載置し、
前記ピザ生地押圧工程において、ピザ生地を前記レードルにより複数の前記突起に押圧しながら載置されたソースを前記レードルによりピザ生地の上面に塗布する、
請求項1に記載のピザ作製方法。
【請求項3】
前記ピザ生地押圧工程において、前記レードルをピザ生地の上面と当接されるように移動させることにより、ピザ生地の押圧及びソースの塗布を同時に行う、
請求項2に記載のピザ作製方法。
【請求項4】
前記生地台は、平坦部が形成された環状の網無領域と、前記網無領域の内側に位置するとともに複数の前記突起が形成された網有領域と、を有するピザ作製用網であり、
前記ピザ生地載置工程において、ピザ生地の環状の外縁領域が前記網無領域に位置するとともにピザ生地の前記外縁領域の内側に形成された中央領域が前記網有領域に位置するようにピザ生地を前記ピザ作製用網に載置する、
請求項1~3のうちのいずれか1項に記載のピザ作製方法。
【請求項5】
前記ピザ焼成工程において、ピザ生地を前記ピザ作製用網に載置された状態でピザに焼成する、
請求項4に記載のピザ作製方法。
【請求項6】
ピザ生地の加工工程に用いられるピザ作製用網であって、
ピザ生地の環状の外縁領域が載置される平坦部が形成された環状の網無領域と、
前記網無領域の内側に位置するとともにピザ生地の前記外縁領域の内側に形成された中央領域が載置される複数の突起が形成された網有領域と、を備える、
ピザ作製用網。
【請求項7】
前記ピザ作製用網は、ピザ生地のピザ焼成工程にも用いられ、
前記網有領域には、前記突起としての複数の凸部及び複数の凹部とが交互に配置してからなる凹凸部が形成され、
前記凹凸部は、前記凸部が前記平坦部の一面から突出するとともに前記凹部が前記平坦部の他面から突出するように形成されている、
請求項6に記載のピザ作製用網。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ピザ作製方法及びピザ作製用網に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、焼成時の風船状の膨らみを抑制するために、穿孔用器具により小孔をピザ類の生地表面に穿設する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-304736号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、穿孔用器具により小孔を均一にピザ類の生地表面に穿設する場合に、時間がかかるという不具合があった。
【0005】
そこで、本発明は、このような事情に鑑み、この問題点に着目してなされたものであり、焼成時のピザ全体の膨らみを抑制しつつピザ作製の時間を短縮することができるピザ作製方法及びピザ作製用網を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のある態様によれば、複数の突起が形成された生地台を用いてピザを作製するピザ作製方法であって、ピザ生地を複数の前記突起に載置するピザ生地載置工程と、ピザ生地の前記生地台と背向する上面にソースを載置するソース載置工程と、複数の前記突起に載置されたピザ生地を押圧して結着させるピザ生地押圧工程と、押圧されたピザ生地をピザに焼成するピザ焼成工程と、を含むピザ作製方法が提供される。
【0007】
本発明の他の態様によれば、ピザ生地の加工工程に用いられるピザ作製用網であって、ピザ生地の環状の外縁領域が載置される平坦部が形成された環状の網無領域と、前記網無領域の内側に位置するとともにピザ生地の前記外縁領域の内側に形成された中央領域が載置される複数の突起が形成された網有領域と、を備えるピザ作製用網がさらに提供される。
【発明の効果】
【0008】
これらの態様によれば、焼成時のピザ全体の膨らみを抑制しつつピザ作製の時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1Aは、本実施形態に係る生地台としてのピザ作製用網を示す平面図である。
図1Bは、図1Aにおける線IB-IB線に沿う断面図である。
図1Cは、図1Bにおける部分Cを拡大して表示する拡大図である。
図2は、本実施形態に係るピザ作製方法の各工程を示すフローチャートである。
図3は、ピザ生地がピザ作製用網に載置された状態を示す断面図である。
図4は、ピザ生地をレードルにより押圧して結着させるピザ生地押圧工程を示す概略図である。
図5は、変形例に係る生地台を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照しながら本発明を実施するための形態(以下、単に本実施形態とも称する。)について説明する。なお、本明細書においては、全体を通じて、同一の要素には同一の符号を付する。
(【0011】以降は省略されています)

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