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公開番号2024087376
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022202172
出願日2022-12-19
発明の名称誘導表示システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G08G 1/123 20060101AFI20240624BHJP(信号)
要約【課題】乗車すべきサービス車両がどのサービス車両であるかをユーザが容易に判別できるようにする。
【解決手段】第1管理装置4は、配車希望位置が誘導表示装置51を有する車両乗降場6であるときは、第2管理装置5に決定させたサービス車両2の停車スペース61の位置情報をサービス車両2に通知するとともに、操作端末3に対してユーザ1の現在位置情報の周期的な送信を要求し、操作端末3からユーザ1の現在位置情報を受信するたびに、第2管理装置5に対して、ユーザ1の現在位置情報と停車スペース61の位置情報とを含む誘導要求信号を送信する。第2管理装置5は、誘導要求信号を受信すると、ユーザ1の現在位置情報と停車スペース61の位置情報とに基づいて誘導表示装置51を制御して、ユーザ1を停車スペース61に誘導するための誘導指示を路面に表示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
配車サービスを利用するユーザによって入力操作が行われる操作端末と、
前記操作端末と通信可能に構成されるとともに、前記配車サービスに利用される自律走行可能なサービス車両の管理を行う第1管理装置と、
前記第1管理装置と通信可能に構成されるとともに、路面に表示を行うことが可能な誘導表示装置を有する車両乗降場の管理を行う第2管理装置と、
を備える誘導表示システムであって、
前記第1管理装置は、
前記操作端末から配車希望位置を含む配車依頼信号を受信すると、前記サービス車両を前記配車希望位置に向けて移動させ、
前記配車希望位置が前記誘導表示装置を有する車両乗降場であるときは、前記第2管理装置に決定させた前記サービス車両の停車スペースの位置情報を前記サービス車両に通知するとともに、前記操作端末に対して前記ユーザの現在位置情報の周期的な送信を要求し、
前記操作端末から前記ユーザの現在位置情報を受信するたびに、前記第2管理装置に対して、前記ユーザの現在位置情報と前記停車スペースの位置情報とを含む誘導要求信号を送信するように構成され、
前記第2管理装置は、
前記誘導要求信号を受信すると、前記ユーザの現在位置情報と前記停車スペースの位置情報とに基づいて前記誘導表示装置を制御して、前記ユーザを前記停車スペースに誘導するための誘導指示を路面に表示するように構成される、
誘導表示システム。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記誘導表示装置は、
路面に配置された複数の発光素子を有し、
前記第2管理装置は、
前記ユーザの現在位置から前記停車スペースまでの進路上の前記発光素子を所定時間点灯させることで、前記ユーザを前記停車スペースに誘導するように構成される、
請求項1に記載の誘導表示システム。
【請求項3】
前記誘導表示装置は、
路面に光を上方から照射する照射装置を有し、
前記第2管理装置は、
前記照射装置によって、前記ユーザの前方の路面に前記停車スペースまでの進路を示す誘導表示を所定時間照射することにより、前記ユーザを前記停車スペースに誘導するように構成される、
請求項1に記載の誘導表示システム。
【請求項4】
前記第2管理装置は、
前記停車スペースに対応する乗降スペースの路面に前記誘導指示の表示を行うとともに、前記誘導指示の表示内容を前記第1管理装置に通知するように構成され、
前記第1管理装置は、
前記誘導指示の表示内容を受信すると、その表示内容を前記操作端末に転送するように構成される、
請求項1に記載の誘導表示システム。
【請求項5】
前記第2管理装置は、
前記誘導要求信号を複数受信しているときは、受信した順に前記誘導指示を所定時間表示するように構成される、
請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の誘導表示システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、誘導表示システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、従来の配車サービス提供システムとして、自動運転車両がユーザの配車希望場所の近傍に到達したときに、ユーザに対して当該ユーザの詳細な現在位置を特定するための位置特定情報(ユーザ周辺画像)の送信を要求し、位置特定情報に基づいてユーザに接近するように自動運転車両を移動させるものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-135113号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ユーザの配車希望場所が、例えば駅前や商業施設、宿泊施設などの多数の自律走行可能なサービス車両が集合する場所であった場合、仮に前述した特許文献1のように、サービス車両を位置特定情報に基づいてユーザに接近させていったとしても、ユーザの周囲には複数台のサービス車両が存在することが想定される。そのためユーザは、自身の乗車するサービス車両がどのサービス車両であるかを判別することが難しいという問題点がある。
【0005】
本発明は、このような問題点に着目してなされたものであり、ユーザの周囲に多数のサービス車両が存在していたとしても、乗車すべきサービス車両がどのサービス車両であるかを容易に判別できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様による誘導表示システムは、配車サービスを利用するユーザによって入力操作が行われる操作端末と、操作端末と通信可能に構成されるとともに配車サービスに利用される自律走行可能なサービス車両の管理を行う第1管理装置と、第1管理装置と通信可能に構成されるとともに路面に表示を行うことが可能な誘導表示装置を有する車両乗降場の管理を行う第2管理装置と、を備える。第1管理装置は、操作端末から配車希望位置を含む配車依頼信号を受信すると、サービス車両を配車希望位置に向けて移動させ、配車希望位置が前記誘導表示装置を有する車両乗降場であるときは、第2管理装置に決定させた、車両乗降場におけるサービス車両の停車スペースの位置情報をサービス車両に通知するとともに、操作端末に対してユーザの現在位置情報の周期的な送信を要求し、操作端末からユーザの現在位置情報を受信するたびに、第2管理装置に対して、ユーザの現在位置情報と前記停車スペースの位置情報とを含む誘導要求信号を送信するように構成される。第2管理装置は、誘導要求信号を受信すると、ユーザの現在位置情報と停車スペースの位置情報とに基づいて誘導表示装置を制御して、ユーザを停車スペースに誘導するための誘導指示を路面に表示するように構成される。
【発明の効果】
【0007】
本発明のこの態様によれば、ユーザの周囲に多数のサービス車両が存在していたとしても、ユーザを停車スペースに誘導するための誘導指示が路面に表示されるので、ユーザは、乗車すべきサービス車両を容易に判別することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態による誘導表示システムの概略構成図である。
誘導表示装置を有する車両乗降場の一例を示す図である。
ユーザが誘導表示装置を有する所定の車両乗降場を配車希望場所に指定したときに、サービス車両、ユーザ端末、サービス車両管理装置、及び乗降場管理装置で実行される処理の内容及び流れの一例を説明する図である。
誘導表示装置を有する車両乗降場の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明では、同様な構成要素には同一の参照番号を付す。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態による誘導表示システム100の概略構成図である。
(【0011】以降は省略されています)

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