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公開番号2024087088
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-28
出願番号2024074906,2019175896
出願日2024-05-02,2019-09-26
発明の名称座及び椅子
出願人株式会社オカムラ
代理人個人
主分類A47C 7/16 20060101AFI20240621BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】見映えを向上させた上で、支持構造体との連結強度を確保できる座及び椅子を提供する。
【解決手段】本発明の一態様に係る座3は、座本体51と、側方連結部70と、を備えている。側方連結部70は、座本体51の下面との間にナットを収容するナット収容空間83を画成するとともに、前後方向に間隔をあけて配置されたナット保持部80と、座本体51から下方に突出するとともに、前後方向で隣り合うナット収容空間83同士を接続するリブ81と、を備えている。ナット保持部80には、ナット収容空間83を左右方向に開放させてナットが挿入されるナット挿入口90、及びナット収容空間83を下方に開放させて支持構造体を通じてボルトが挿入されるボルト挿入口91が形成されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
上方を向く荷重支持面を有する支持板と、
前記支持板の下面の外周部に設けられ、支持構造体に連結される連結部と、を備え、 前記連結部は、
前記支持板の下面との間にナットを収容するナット収容空間を画成するとともに、上下方向に交差する面方向のうち、第1方向に間隔をあけて配置されたナット保持部と、 前記支持板から下方に突出するとともに、前記第1方向で隣り合う前記ナット保持部を接続するリブと、を備え、
前記ナット保持部には、前記面方向のうち、前記第1方向に交差する第2方向に前記ナット収容空間を開放させて前記ナットが挿入されるナット挿入口、及び前記ナット収容空間を下方に開放させて前記支持構造体を通じてボルトが挿入されるボルト挿入口が形成されている座。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記リブは、前記第1方向で隣り合う前記ナット保持部同士の間で、前記第2方向に間隔をあけて複数設けられている請求項1に記載の座。
【請求項3】
前記リブは、前記第2方向を向き、前記ナット挿入口の開口面に沿って連なる連続面を有している請求項1又は請求項2に記載の座。
【請求項4】
前記ナット保持部は、前記支持板の下面に対向するとともに、前記ボルト挿入口が貫通する底壁部を備え、
前記底壁部には、前記支持構造体に係合される位置決め部が形成されている請求項1から請求項3の何れか1項に記載の座。
【請求項5】
請求項1から請求項4の何れか1項に記載の座と、
前記ボルト挿入口を通じて挿入された前記ボルトが前記ナット収容空間に収容された前記ナットに螺着されて、前記座に連結された前記支持構造体と、を備えている椅子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、座及び椅子に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
座を支持構造体に連結する構成として、例えば下記特許文献1に記載された構成が知られている。下記特許文献1において、座を構成するインナシェルの外周部には、ナットが収納されるナット収納凹所が形成されている。ナット収納凹所には、脚柱の上端部に位置するアウタシェルを通じてボルトが挿通されている。ボルトは、ナット収納凹所内においてナットに螺着されることで、インナシェルとアウタシェルとを連結している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-22604号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した特許文献1の構成にあっては、ナット収納凹所がインナシェルの上面にも開口しているため、座の見映えを損なう可能性があった。
また、着座時において、インナシェルの中央部に下向きの着座荷重が作用すると、この着座荷重に起因してインナシェルの外周部は中央部に対して上方に変位しようとする。この場合、ボルト及びナットには、互いを離間させる方向に荷重が作用する可能性がある。そのため、従来の座では、支持構造体との連結強度を確保する点で未だ改善の余地があった。
【0005】
本発明は、見映えを向上させた上で、支持構造体との連結強度を確保できる座及び椅子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る座は、上方を向く荷重支持面を有する支持板と、前記支持板の下面の外周部に設けられ、支持構造体に連結される連結部と、を備え、前記連結部は、前記支持板の下面との間にナットを収容するナット収容空間を画成するとともに、上下方向に交差する面方向のうち、第1方向に間隔をあけて配置されたナット保持部と、前記支持板から下方に突出するとともに、前記第1方向で隣り合う前記ナット保持部を接続するリブと、を備え、前記ナット保持部には、前記面方向のうち、前記第1方向に交差する第2方向に前記ナット収容空間を開放させて前記ナットが挿入されるナット挿入口、及び前記ナット収容空間を下方に開放させて前記支持構造体を通じてボルトが挿入されるボルト挿入口が形成されている。
【0007】
本態様によれば、ナット収容空間を第2方向に開放させるナット挿入口、及びナット収容空間を下方に開放させるボルト挿入口がナット保持部80に形成されているため、ナット保持部の開口部が座の上面に露出することがない。そのため、座の見映えを向上させることができる。
ここで、本態様では、第1方向に隣り合うナット保持部同士がリブにより接続された構成とした。
この構成によれば、連結部全体としての剛性を確保することができる。すなわち、着座荷重に起因して座の外周部分に作用する荷重を連結部の全体に分散させることができるので、ナット保持部を介してナットに、ボルトから離間させる方向の荷重が局所的に作用するのを抑制できる。これにより、座の中央部に主に作用する着座荷重によって支持板の外周部分が上方に変位しようとしたとしても、ナット保持部の歪み等を抑制できる。その結果、座と支持構造体との連結強度を確保できる。
【0008】
上記態様の座において、前記リブは、前記第1方向で隣り合う前記ナット保持部同士の間で、前記第2方向に間隔をあけて複数設けられていてもよい。
本態様によれば、連結部全体としての剛性を向上させることができる。特に、第1方向を軸方向とする捩じり方向の剛性も確保することができるので、座と支持構造体との連結強度をより一層確保できる。
【0009】
上記態様の座において、前記リブは、前記第2方向を向き、前記ナット挿入口の開口面に沿って連なる連続面を有していてもよい。
本態様によれば、ナット保持部のうち、ナット挿入口周辺の剛性を確保することができる。そのため、ナット挿入口の周辺を起点としてナット保持部に歪み等が生じるのを抑制できる。
【0010】
上記態様の座において、前記ナット保持部は、前記支持板の下面に対向するとともに、前記ボルト挿入口が貫通する底壁部を備え、前記底壁部には、前記支持構造体に係合される位置決め部が形成されていてもよい。
本態様によれば、位置決め部を支持構造体に係合させることで、座を支持構造体に固定する前の状態において、支持構造体に対する座の面方向の位置決めを行うことができる。これにより、座の組付性を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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