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公開番号2024086993
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-28
出願番号2024069266,2022173575
出願日2024-04-22,2017-10-16
発明の名称遊技機
出願人株式会社三洋物産
代理人個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20240621BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】確率の変更を好適に行うことが可能な遊技機を提供すること。
【解決手段】変更処理実行手段による処理は、電源が投入された場合に所定の条件が成立していることを条件として、立ち上げ手段により実行される。所定の条件には、第1操作手段が第1状態とされることを含んでいる。変更処理実行手段は、第1操作手段が第2状態から第1状態へと変化されたことを検出する検出手段を有しており、該検出手段により、第1操作手段の第2状態から第1状態への変化が検出されると、確率のレベルが変更される。一方、前回の第1操作手段の状態が記憶手段に記憶され、検知手段は、記憶手段に記憶された前回の第1操作手段の状態と、そのときの第1操作手段の状態とを参照して検知する。ここで、記憶手段には、電源が投入されてから初めて検知手段による検知が行われるまでの間に、前回の第1操作手段の状態として第1状態が記憶される。
【選択図】図64
特許請求の範囲【請求項1】
複数の入賞口が設けられた遊技領域と、
遊技媒体を前記遊技領域へ発射するための発射手段と、
前記入賞口毎に設けられ、対応する入賞口への前記遊技媒体の入賞を検出する入賞検出手段と、
前記発射手段により発射された遊技媒体が、いずれかの入賞口に入賞したことが前記入賞検出手段により検出された場合に、その遊技媒体の入賞した入賞口に対して予め定められた数の遊技媒体を払い出す払出手段と、を備え、
始動条件の成立を契機として所定の判定を行い、その判定が所定の結果であった場合に遊技者に対して所定の遊技価値を付与する遊技機であって、
前記所定の判定において所定の結果となる確率を複数のレベルの中で変更する処理を実行する変更処理実行手段と、
電源が投入された場合に所定の条件が成立していることを条件として、前記変更処理実行手段による処理を実行する立ち上げ手段と、を備え、
前記所定の条件は、第1操作手段が第1状態とされることを含み、
該変更処理実行手段は、前記第1操作手段が第2状態から第1状態へと変化されることを検知する検知手段を備え、前記第1操作手段の前記第2状態から前記第1状態への変化が検出された場合に、前記確率レベルの変更を行うものであり、
前記遊技機は、
前回の前記第1操作手段の状態を記憶するための記憶手段を備え、
前記検知手段は、前記記憶手段に記憶された前回の第1操作手段の状態と、そのときの第1操作手段の状態とを参照して、前記第1操作手段が第2状態から第1状態へと変化されたか否かを検知するものであり、
前記記憶手段は、電源が投入されてから初めて前記検知手段による検知が行われるまでの間に、前回の第1操作手段の状態として第1状態が記憶されることを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ機等の遊技機に関するものである。
続きを表示(約 6,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、複数の入賞口が設けられた遊技領域へ、遊技媒体を発射手段により発射し、その遊技媒体がいずれかの入賞口に入賞すると、入賞した入賞口に対して予め定められた数の遊技媒体が遊技者に払い出される遊技機がある。(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-340046号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような遊技に対して、当たりとなる確率を変更したいという要望がある。しかしながら、このような当たりとなる確率を変更するための対応が不十分であった。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、確率の変更を好適に行うことが可能な遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的を達成するために請求項1記載の遊技機は、複数の入賞口が設けられた遊技領域と、遊技媒体を前記遊技領域へ発射するための発射手段と、前記入賞口毎に設けられ、対応する入賞口への前記遊技媒体の入賞を検出する入賞検出手段と、前記発射手段により発射された遊技媒体が、いずれかの入賞口に入賞したことが前記入賞検出手段により検出された場合に、その遊技媒体の入賞した入賞口に対して予め定められた数の遊技媒体を払い出す払出手段と、を備え、始動条件の成立を契機として所定の判定を行い、その判定が所定の結果であった場合に遊技者に対して所定の遊技価値を付与するものであって、前記所定の判定において所定の結果となる確率を複数のレベルの中で変更する処理を実行する変更処理実行手段と、電源が投入された場合に所定の条件が成立していることを条件として、前記変更処理実行手段による処理を実行する立ち上げ手段と、を備え、前記所定の条件は、第1操作手段が第1状態とされることを含み、該変更処理実行手段は、前記第1操作手段が第2状態から第1状態へと変化されることを検知する検知手段を備え、前記第1操作手段の前記第2状態から前記第1状態への変化が検出された場合に、前記確率レベルの変更を行うものであり、前記遊技機は、前回の前記第1操作手段の状態を記憶するための記憶手段を備え、前記検知手段は、前記記憶手段に記憶された前回の第1操作手段の状態と、そのときの第1操作手段の状態とを参照して、前記第1操作手段が第2状態から第1状態へと変化されたか否かを検知するものであり、前記記憶手段は、電源が投入されてから初めて前記検知手段による検知が行われるまでの間に、前回の第1操作手段の状態として第1状態が記憶される。
【0007】
請求項2記載の遊技機は、請求項1記載の遊技機において、前記記憶手段は、遊技の制御に使用する情報を記憶し、電源断される間も情報を保持可能なものであり、前記第1操作手段は、前記第1状態とされたときに前記記憶手段に記憶された情報の消去を指示するものである。
【発明の効果】
【0008】
請求項1記載の遊技機によれば、複数の入賞口が設けられた遊技領域へ、遊技媒体が発射手段により発射される。各入賞口にはそれぞれ、遊技媒体の入賞を検出する入賞検出手段が設けられている。そして、発射手段により発射された遊技媒体が、いずれかの入賞口に入賞したことが入賞検出手段により検出されると、その遊技媒体の入賞した入賞口に対して予め定められた数の遊技媒体が払出手段により払い出される。また、この遊技機は、始動条件の成立を契機として所定の判定を行い、その判定が所定の結果であった場合に遊技者に対して所定の遊技価値を付与するものであり、所定の判定において所定の結果となる確率が変更処理実行手段により実行される処理にて、複数のレベルの中で変更される。この変更処理実行手段による処理は、電源が投入された場合に所定の条件が成立していることを条件として、立ち上げ手段により実行される。ここで、所定の条件には、第1操作手段が第1状態とされることを含んでいる。そして、変更処理実行手段は、第1操作手段が第2状態から第1状態へと変化されたことを検出する検出手段を有しており、該検出手段により、第1操作手段の第2状態から第1状態への変化が検出されると、確率のレベルが変更される。一方、前回の第1操作手段の状態が記憶手段に記憶され、検知手段は、記憶手段に記憶された前回の第1操作手段の状態と、そのときの第1操作手段の状態とを参照して、第1操作手段が第2状態から第1状態へと変化されたか否かを検知する。そして、記憶手段には、電源が投入されてから初めて検知手段による検知が行われるまでの間に、前回の第1操作手段の状態として第1状態が記憶される。これにより、電源投入時において所定の条件を成立させるために第1操作手段が第1状態とされ、初めて検知手段による検知が行われるまでその第1操作手段が第1状態を継続されていた場合であっても、記憶手段には、電源が投入されてから初めて検知手段による検知が行われるまでの間に、前回の第1操作手段の状態として第1状態が記憶されているので、その初めて行われる検知手段の検知において、第1操作手段が第2状態から第1状態へと変化されたと検知されることを抑制できる。よって、所定の条件を成立させるために第1操作手段を第1状態としても、それに基づいて誤って確率レベルが変更されることを抑制できるので、確率の変更を好適に行うことが可能な遊技機を提供できるという効果がある。
【0009】
請求項2記載の遊技機によれば、請求項1記載の遊技機の奏する効果に加え、次の効果を奏する。即ち、記憶手段は、遊技の制御に使用する情報を記憶し、電源断される間も情報を保持可能なものであり、第1操作手段は、第1状態とされたときに記憶手段に記憶された情報の消去を指示するものである。これにより、記憶手段に記憶された情報の消去を指示する第1操作手段を用いて、確率レベルの変更も行えるので、確率レベルの変更を行うための専用の操作手段を設けることなく、記憶手段に記憶された情報の消去を指示する第1操作手段を用いて、確率レベルの変更も行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施形態におけるパチンコ機の正面図である。
パチンコ機の遊技盤の正面図である。
パチンコ機の背面図である。
(a)は、表示画面の領域区分設定と有効ライン設定とを模式的に示した図であり、(b)は、実際の表示画面を例示した図である。
パチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。
主制御装置の電気的構成を示すブロック図である。
各種カウンタ、保留球格納エリア、保留球実行エリアの構成を模式的に示した図である。
(a)は、大当たり乱数テーブルの一例を模式的に示した図であり、(b)は、大当たり種別テーブルの一例を模式的に示した図であり、(c)は、保留球数が2の場合の大当たり用変動パターンテーブルの一例を模式的に示した図であり、(d)は、保留球数が2の場合の外れ用(通常)変動パターンテーブルの一例を模式的に示した図であり、(e)は、保留球数が2の場合の外れ用(確変)変動パターンテーブルの一例を模式的に示した図である。
賞球数テーブルの一例を模式的に示した図である。
主制御装置内のMPUにより実行されるタイマ割込処理を示すフローチャートである。
主制御装置内のMPUにより実行されるスイッチ読み込み処理を示すフローチャートである。
主制御装置内のMPUにより実行される始動入賞処理を示すフローチャートである。
主制御装置内のMPUにより実行される変動処理を示すフローチャートである。
主制御装置内のMPUにより実行される変動開始処理を示したフローチャートである。
主制御装置内のMPUにより実行されるNMI割込処理を示すフローチャートである。
主制御装置内のMPUにより実行される立ち上げ処理を示すフローチャートである。
主制御装置内のMPUにより実行されるメイン処理を示すフローチャートである。
主制御装置内の役物比率管理チップにより実行される役物比率管理メイン処理を示すフローチャートである。
主制御装置内の役物比率管理チップにより実行される設定情報受信処理の一部を示すフローチャートである。
主制御装置内の役物比率管理チップにより実行される設定情報受信処理の一部を示すフローチャートである。
主制御装置内の役物比率管理チップにより実行される役物比率算出処理を示すフローチャートである。
主制御装置内の役物比率管理チップにより実行される検査結果出力処理を示すフローチャートである。
音声ランプ制御装置内のMPUにより実行される立ち上げ処理を示したフローチャートである。
音声ランプ制御装置内のMPUにより実行されるメイン処理を示したフローチャートである。
音声ランプ制御装置内のMPUにより実行されるコマンド判定処理を示したフローチャートである。
音声ランプ制御装置内のMPUにより実行される変動表示処理を示したフローチャートである。
(a)は、表示制御装置内のMPUにより実行されるメイン処理を示したフローチャートであり、(b)は、表示制御装置内のMPUにより実行されるコマンド割込処理を示したフローチャートであり、(c)は、表示制御装置内のMPUにより実行されるV割込処理を示したフローチャートである。
第2実施形態における主制御装置の電気的構成を示すブロック図である。
主制御装置内の役物比率管理チップにより実行される入賞情報保存処理を示すフローチャートである。
主制御装置内の役物比率管理チップにより実行される検査結果出力処理を示すフローチャートである。
第3実施形態におけるパチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。
主制御装置内のMPUにより実行されるタイマ割込処理を示すフローチャートである。
主制御装置内のMPUにより実行される役比処理を示すフローチャートである。
主制御装置内のMPUにより実行される役比メイン処理を示すフローチャートである。
第4実施形態における主制御装置内のMPUにより実行される役比処理を示すフローチャートである。
主制御装置内のMPUにより実行される役比メイン処理を示すフローチャートである。
第5実施形態におけるパチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。
(a)は、ベース表示装置を模式的に示した模式図であり、(b)は、ベース表示装置における表示内容を模式的に示した模式図である。
(a)は、主制御装置のMPU内のRAMの外作業エリアに格納される、ベース値を表示させるために必要な情報を模式的に示した模式図であり、(b)は、各ベース値データの構成を模式的に示した模式図である。
主制御装置内のMPUにより実行される立ち上げ処理を示すフローチャートである。
主制御装置内のMPUにより実行されるベース値処理を示すフローチャートである。
主制御装置内のMPUにより実行されるベース値算出処理を示すフローチャートである。
主制御装置内のMPUにより実行されるベース値表示処理の一部を示すフローチャートである。
主制御装置内のMPUにより実行されるベース値表示処理の残りの一部を示すフローチャートである。
第6実施形態におけるパチンコ機の背面図である。
(a)は、設定キーがオフ状態にある場合を示した設定キーの正面図であり、(b)は、設定キーがオン状態にある場合を示した設定キーの正面図である。
パチンコ機の立ち上げモードと、各立ち上げモードに対してその立ち上げモードで立ち上げるためのパチンコ機の電源オン時のRAM消去スイッチ、設定キー及び扉開放スイッチの各々の状態とを示した図である。
(a)は、設定変更モードにおけるRAM消去スイッチ及び設定キーの役割を示した図であり、(b)は、設定確認モードにおける設定キーの役割を示した図である。
設定変更モード及び設定確認モードにおけるベース表示装置の表示内容の種々の例を模式的に示した模式図である。
エラー履歴をベース表示装置に表示させる場合の表示内容の種々の例を模式的に示した模式図である。
(a)は、第1図柄表示装置のLEDをの配置を模式的に示した模式図であり、(b)は、ラウンド数報知LEDにおいて、最大ラウンド数が2であることを報知する場合の点灯パターンと、最大ラウンド数が15であることを報知する場合の点灯パターンと、設定変更中表示であることを報知する場合の点灯パターンと、設定確認中表示であることを報知する場合の点灯パターンとを示した図である。
パチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。
主制御装置のMPU内のRAMの外作業エリアに格納されるデータを模式的に示した模式図である。
主制御装置内のMPUにより実行される立ち上げ処理を示すフローチャートである。
主制御装置内のMPUにより実行される設定変更処理を示すフローチャートである。
主制御装置内のMPUにより実行される設定確認処理を示すフローチャートである。
主制御装置内のMPUにより実行されるベース表示処理を示すフローチャートである。
主制御装置内のMPUにより実行されるタイマ割込処理を示すフローチャートである。
第7実施形態におけるパチンコ機の主制御装置内のMPUにより実行される設定変更処理を示すフローチャートである。
第8実施形態におけるパチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。
主制御装置のMPU内のRAMの内作業エリアに格納されるデータを模式的に示した模式図である。
設定変更中又は設定確認中に電源が断された後に電源がオンされたときの各立ち上げ操作に対応して設定される立ち上げモードを説明するための図である。
主制御装置内のMPUにより実行される立ち上げ処理を示すフローチャートである。
主制御装置内のMPUにより実行される設定変更処理を示すフローチャートである。
主制御装置内のMPUにより実行される設定確認処理を示すフローチャートである。
主制御装置内のMPUにより実行されるタイマ割込処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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