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公開番号2024086989
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-28
出願番号2024069172,2023075573
出願日2024-04-22,2017-06-14
発明の名称プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G03G 21/18 20060101AFI20240621BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 プロセスカートリッジがその外部から駆動力の入力を受けるための構成を提供すること。
【解決手段】 電子写真画像形成装置本体は、出力ギア部と出力カップリング部が設けられた駆動出力部材を有する。電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジは、感光体と、感光体の端部に設けられ、前記出力カップリング部とカップリング可能な入力カップリング部と、出力ギア部と噛み合い可能な入力ギア部と、を有する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
電子写真画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
感光体と、
前記感光体の端部に設けられたカップリング部であって、前記感光体を回転させるための駆動力を前記プロセスカートリッジの外部から受けるための駆動力受け部を有するカップリング部と、
前記カップリング部とは独立して駆動力を前記プロセスカートリッジの外部から受けるためのギア歯を有するギア部と、
を有し、
前記ギア歯は前記プロセスカートリッジの外部に露出している露出部を有し、
前記露出部の少なくとも一部は、(a)前記感光体の軸線に面していて、かつ、(b)前記感光体の軸線方向において前記駆動力受け部よりもさらに外側に位置しており、かつ、
(c)前記感光体の軸線に垂直な平面において、前記感光体の周面の近傍に位置するプロセスカートリッジ。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記感光体の軸線に垂直な平面において、前記感光体の中心から前記ギア歯の先端までの距離は、前記感光体の半径の90パーセントよりも大きく110パーセントよりも小さい請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項3】
前記ギア歯はハス歯である請求項1又は2に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項4】
前記ギア歯は、前記感光体の軸線方向における外側から内側に向かうに従って、前記ギア部の回転方向に向かって傾いている請求項3に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項5】
前記感光体の回転方向が反時計回りになるように見た際に、前記ギア歯は前記感光体の軸線方向における外側から内側に向かうに従って、反時計回りに傾いている請求項3または4に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項6】
前記ギア歯はその厚さが1mmより短い平歯である請求項1又は2に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項7】
前記駆動力受け部は前記感光体の軸線方向の外側から内側に向かうにつれて、前記感光体の回転方向に向けて傾く請求項1乃至6のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項8】
前記感光体に形成された潜像を現像すべく現像剤を担持するように構成された現像剤担持体を有する請求項1乃至7のいずれか1項に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項9】
前記現像剤担持体は、前記ギア部が受けた前記駆動力によって回転するように構成された請求項8に記載のプロセスカートリッジ。
【請求項10】
前記ギア部の回転方向が時計回りになるように見た際に、前記現像剤担持体の回転方向も時計回りになる請求項8又は9に記載のプロセスカートリッジ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プロセスカートリッジおよびこれを用いた電子写真画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【0002】
ここでプロセスカートリッジとは、感光体と、この感光体に作用するプロセス手段とを一体的にカートリッジ化して、電子写真画像形成装置本体に対して取り外し可能に装着されるものである。
【0003】
例えば、感光体と、前記プロセス手段としての、現像手段、帯電手段、クリーニング手段の少なくとも一つを一体的にカートリッジ化したものが挙げられる。また、電子写真画像形成装置とは電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。
【0004】
電子写真画像形成装置の例としては、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(LEDプリンタ、レーザビームプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【背景技術】
【0005】
電子写真画像形成装置(以下、単に「画像形成装置」ともいう。)では、像担持体としての一般にドラム型とされる電子写真感光体、即ち、感光体ドラム(電子写真感光体ドラム)を一様に帯電させる。次いで、帯電した感光体ドラムを選択的に露光することによって、感光体ドラム上に静電潜像(静電像)を形成する。次いで、感光体ドラム上に形成された静電潜像を、現像剤としてのトナーでトナー像として現像する。そして、感光体ドラム上に形成されたトナー像を、記録用紙、プラスチックシートなどの記録材に転写し、更に記録材上に転写されたトナー像に熱や圧力を加えることでトナー像を記録材に定着させることで画像記録を行う。
【0006】
このような画像形成装置は、一般に、トナー補給や各種のプロセス手段のメンテナンスを必要とする。このトナー補給やメンテナンスを容易にするために、感光体ドラム、帯電手段、現像手段、クリーニング手段などを枠体内にまとめてカートリッジ化し、画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジとしたものが実用化されている。
【0007】
このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスの一部を、アフターサービスを担当するサービスパーソンに頼ることなく、ユーザ自身で行うことができる。そのため格段に装置の操作性を向上させることができ、ユーザビリティーに優れた画像形成装置を提供することができる。そのため、このプロセスカートリッジ方式は画像形成装置において広く用いられている。
【0008】
また上述した画像形成装置としては、特許文献1に記載されるように、画像形成装置本体からプロセスカートリッジに駆動を伝達するカップリングが先端に設けられ、バネでプロセスカートリッジ側に付勢された駆動伝達部材を有するものが一般的に知られている。
【0009】
この画像形成装置の駆動伝達部材は、画像形成装置本体の開閉扉を閉じた際に、バネによって押圧されてプロセスカートリッジ側に移動する。そうすることで駆動伝達部材がプロセスカートリッジのカップリングに係合(カップリング)し、プロセスカートリッジに駆動伝達ができるものである。また、画像形成装置本体の開閉扉を開いた際に、カムにより駆動伝達部材がバネに抗してプロセスカートリッジから遠ざかる方向に移動する。そうすることで駆動伝達部材がプロセスカートリッジのカップリングとの係合(カップリング)を解消し、プロセスカートリッジを画像形成装置本体に対して取り外し可能な状態にすることができるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
特開平8-328449(第20頁、図16参照)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)

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