TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024086820
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-28
出願番号2024062358,2023059509
出願日2024-04-08,2016-11-29
発明の名称画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人ひのき国際特許事務所
主分類H04N 1/00 20060101AFI20240621BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 搬送する原稿の形状状態が正常でないことが原稿の状態に起因している場合、原稿の形状異常かどうかを検知せずに、原稿読取を行う指示をユーザから受け付ける。
【解決手段】 原稿台に積載された原稿を1枚ずつ分離して搬送して排出する搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記原稿の画像を読取る読取手段と、を備えて原稿の画像を読み取るジョブを実行する画像読取装置において、原稿の搬送を開始してから前記原稿の形状状態が正常でないことを検知した場合、次に搬送する原稿に対して前記原稿の形状状態を検知しないことを受け付ける。その後、次に搬送する原稿に対して前記原稿の形状状態を検知しないことを受け付けた場合、前記搬送手段が搬送する原稿では原稿の形状状態が正常であるかどうかを検知しないように制御することを特徴とする。
【選択図】 図8
特許請求の範囲【請求項1】
搬送手段によって搬送された原稿の画像を読み取る読取手段と、
前記搬送手段によって搬送された前記原稿が綴じられた原稿であることを判定する判定手段と、
前記搬送手段によって搬送された前記原稿が綴じられた原稿であることに基づく通知を行う機能を無効にするためのボタンの表示を、前記判定手段による判定結果に基づいて行う表示手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記判定手段による判定結果に基づいて、前記搬送手段による原稿の搬送を停止させる搬送制御手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記搬送手段は、原稿トレイから1枚ずつ原稿を搬送可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記機能を無効にする設定をユーザから受け付ける受付手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記表示手段は、前記搬送手段による搬送が停止された原稿の読み取りを中止することをユーザから受け付けるための表示を、前記判定手段による判定結果に基づいてさらに行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記判定手段は、綴じられた原稿が前記搬送手段によって搬送されたことを前記原稿の搬送状態に基づいて判定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記判定手段は、前記搬送手段によって搬送された前記原稿が綴じられた原稿であることを、少なくとも前記原稿の形状の高さ方向の変化の状態に基づいて判定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記搬送手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
【請求項9】
搬送された原稿の画像を読み取る読取工程と、
搬送された前記原稿が綴じられた原稿であることを判定する判定工程と、
搬送された原稿が綴じられた原稿であることに基づく通知を行う機能を無効にするためのボタンの表示を、前記判定工程における判定結果に基づいて行う表示工程とを有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
【請求項10】
請求項9に記載の画像処理装置の制御方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラムに関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複写機等に使用される画像読取装置には、自動原稿搬送装置(後述するADF)により原稿を1枚ずつ搬送し、その搬送路上に固定されたCCDセンサにより原稿の画像を読み取るものがある(特許文献1参照)。
【0003】
上記構成を有する画像読取装置では、原稿を搬送する際に、ステイプルやクリップを除去していない原稿束が原稿トレイ上に積載されて、読み取り指示が行われることがある。
自動原稿搬送装置では、搬送部の分離機構によって原稿が1枚ずつ分離されて搬送されるように構成されるので、綴じられた原稿束が積載された状態で搬送動作が開始されると、最上面の原稿が分離、搬送される際に綴じ部分に負荷がかかる。
これにより、原稿がシワになったり、破れてしまったりすることがある。また、綴じられた原稿が分離されずに送り出されることで、搬送経路上で紙詰まりを起こすというトラブルが発生することもある。
【0004】
そこで、このような事態を避けるために、原稿がステイプルやクリップ等で綴じられていることを検知する装置が提案されている。
例えば、原稿トレイ上に積載された原稿に対し、ステイプル、クリップ、糊付け等の綴じ部の有無を判断するために、原稿搬送時の原稿の高さの変化を検出して綴じ部の有無を判断する構成を備えた装置がある(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2001-285595号公報
特開2004-182449号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、搬送時に原稿の高さの変化を検出する上記特許文献2記載の技術では、搬送前から原稿に折れやシワが存在している場合、綴じられていないのに、綴じ原稿と誤判定する可能性がある。そして、何度、原稿を置き直しても誤検知し続けるという問題があった。
また、別の課題として、従来の技術では、綴じ原稿を検知した後にどのように原稿読取を実施すれば良いのかについて、対処方法を示しておらず、ユーザに不親切であった。
また、別の課題として、ステイプルされた綴じ原稿を検知した場合、綴じたままの原稿を自動原稿搬送装置で読み取ることは出来ない。そのため、一度ジョブを中止して、原稿台に原稿を載置させ、新しいジョブとして最初から連続して読取を実行させるか、ユーザに適切な操作指示を与えていなかった。
【0007】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、搬送する原稿の形状状態が正常でないことが原稿の状態に起因している場合、原稿の形状異常かどうかを検知せずに、原稿読取を行う指示をユーザから受け付けることができる仕組みを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成する本発明の画像処理装置は、搬送手段によって搬送された原稿の画像 を読み取る読取手段と、前記搬送手段によって搬送された前記原稿が綴じられた原稿であ ることを判定する判定手段と、前記搬送手段によって搬送された前記原稿が綴じられた原 稿であることに基づく通知を行う機能を無効にするためのボタンの表示を、前記判定手段 による判定結果に基づいて行う表示手段とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、搬送された原稿が綴じられた原稿であることに基づく通知を行う機能 を無効にするためのボタンの表示を、搬送された原稿が綴じられた原稿であることを判定 した結果に基づいて行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
画像形成装置の外観例を示す図である。
ADF、画像読取部の構成例を示す断面図である。
画像形成装置の構成を示すブロック図である。
操作部の構成を説明する平面図である。
LCDタッチパネルに表示するUI画面を説明する図である。
LCDタッチパネルに表示するUI画面を説明する図である。
画像読取装置の制御方法を説明するフローチャートである。
画像読取装置の制御方法を説明するフローチャートである。
LCDタッチパネルに表示するUI画面を説明する図である。
LCDタッチパネルに表示するUI画面を説明する図である。
画像読取装置の制御方法を説明するフローチャートである。
画像読取装置の制御方法を説明するフローチャートである。
LCDタッチパネルに表示するUI画面を説明する図である。
LCDタッチパネルに表示するUI画面を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

キヤノン株式会社
トナー
6日前
キヤノン株式会社
制御装置
10日前
キヤノン株式会社
撮像装置
24日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
表示装置
18日前
キヤノン株式会社
撮像装置
18日前
キヤノン株式会社
撮像装置
18日前
キヤノン株式会社
検査装置
10日前
キヤノン株式会社
電子機器
18日前
キヤノン株式会社
電子機器
21日前
キヤノン株式会社
記録装置
25日前
キヤノン株式会社
搬送装置
21日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
10日前
キヤノン株式会社
記録装置
1か月前
キヤノン株式会社
現像装置
1か月前
キヤノン株式会社
現像装置
24日前
キヤノン株式会社
通信装置
1か月前
キヤノン株式会社
定着装置
17日前
キヤノン株式会社
現像装置
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
17日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
28日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
28日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
17日前
キヤノン株式会社
液体収納容器
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
27日前
キヤノン株式会社
有機発光素子
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
24日前
キヤノン株式会社
光電変換装置
1か月前
続きを見る