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公開番号2024086795
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-28
出願番号2024061129,2022108515
出願日2024-04-04,2015-10-30
発明の名称記録装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B41J 2/175 20060101AFI20240621BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】 インクタンクの蓋部が正常に接着されているか否かを検査可能なインクタンクを提供する。
【解決手段】 本発明に係るインクタンクは、インクを吐出する記録ヘッドへインクを供給するための供給口を有する第1収容室と、大気を導入可能な大気導入口を有する第2収容室と、第1収容室と第2収容室とを仕切る仕切り壁と、仕切り壁に設けられ第1収容室と第2収容室とを連通させる連通路とを備える。本発明に係るインクタンクは、第2収容室の開口部にかからずに第1収容室の開口部を覆う第1蓋部と、第1収容室の開口部にかからずに第2収容室の開口部を覆う第2蓋部とを備えることを特徴とする。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
インクを吐出する記録ヘッドへインクを供給するための供給口を有しインクを収容する第1収容室と、
外部の空気を導入可能な大気導入口を有し空気を収容する第2収容室と、
前記第1収容室と前記第2収容室とを仕切る仕切り壁と、
前記仕切り壁に設けられ、前記第1収容室と前記第2収容室とを連通させる連通路と、を備えるインクタンクであって、
前記第2収容室の開口部にかからずに前記第1収容室の開口部を覆う第1蓋部と、
前記第1収容室の開口部にかからずに前記第2収容室の開口部を覆う第2蓋部と、を備えることを特徴とするインクタンク。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インクを吐出して画像を記録するインクジェット記録装置に用いられるインクタンク、及び該インクタンクを備えるインクジェット記録装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、インクを収容するインク収容室と、インク収容室に設けられたインク供給口と、インク消費に伴って外部の空気をインク収容室に導入する大気開放流路と、大気開放流路の途中に設けられた空気室とを備えたインクタンクが開示されている。
【0003】
当該インクタンクによれば、環境温度の変化等によってインク収容室内の空気が熱膨張しインク収容室内のインクが大気開放流路を逆流したとしても、空気室にインクが収容されることで、インクが外部に漏れ出すことを防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-253328号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載のインクタンクは、製造工程においてインク収容室の開口部と空気室の開口部とを覆う蓋部を設けて接着する必要がある。このとき、インク収容室と空気室との間において、熱溶着や超音波溶着における接着不良や、段差、凹部などの部品不良等があった場合、蓋部が正常に接着されず接着面に隙間が生じてしまうおそれがある。このような隙間が生じてしまうと、空気が大気開放流路からではなく当該隙間部分からインク収容室内に入ってしまう。その結果、インクが外部に漏れ出すことを防止するという空気室の機能が十分に発揮されないおそれがある。
【0006】
本発明は上記課題に鑑み、インクタンクの蓋部が正常に接着されているか否かを検査可能なインクタンクを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るインクタンクは、インクを吐出する記録ヘッドへインクを供給するための供給口を有しインクを収容する第1収容室と、外部の空気を導入可能な大気導入口を有し空気を収容する第2収容室と、前記第1収容室と前記第2収容室とを仕切る仕切り壁と、前記仕切り壁に設けられ、前記第1収容室と前記第2収容室とを連通させる連通路と、を備えるインクタンクであって、前記第2収容室の開口部にかからずに前記第1収容室の開口部を覆う第1蓋部と、前記第1収容室の開口部にかからずに前記第2収容室の開口部を覆う第2蓋部と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、インクタンクの蓋部が正常に接着されているか否かを検査可能なインクタンクを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1実施形態に係るインクタンクが用いられるインクジェット記録装置の模式断面図である。
本発明の第1実施形態に係るインクタンクの斜視図である。
本発明の第1実施形態に係るインクタンクの側面図である。
本発明の第1実施形態に係るインクタンクのリーク検査時の模式図である。
従来技術に係るインクタンクの斜視図及び側面図である。
本発明の第2実施形態に係るインクタンクの斜視図である。
本発明の第3実施形態に係るインクタンクの斜視図である。
本発明の第4実施形態に係るインクタンクの斜視図である。
本発明の第5実施形態に係るインクタンクが用いられるインクジェット記録装置の模式断面図である。
本発明の第5実施形態に係るインクタンクの斜視図である。
本発明の第5実施形態に係るインクタンクの側面図である。
本発明の第5実施形態に係るインクタンクのリーク検査時の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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