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公開番号2024085802
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022200541
出願日2022-12-15
発明の名称セキュリティ検査システム
出願人株式会社東芝
代理人弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類G01S 13/89 20060101AFI20240620BHJP(測定;試験)
要約【課題】セキュリティ検査を効率的に行うことが可能なセキュリティ検査システムを提供することにある。
【解決手段】実施形態によれば、複数のアンテナと、データ収集部と、検査部とを備えるセキュリティ検査システムが提供される。セキュリティ検査システムは、部位情報取得部と、処理部とを具備する。部位情報取得部は、センサが認識した情報に基づいて部位情報を取得する。処理部は、部位情報に基づいて、第1または第2指示情報を生成する。データ収集部は、第1指示情報が生成された場合、第1指示情報に基づいて設定された複数のアンテナの一部によって受信された反射波に基づく受信データを収集する。検査部は、第2指示情報が生成された場合、第2指示情報に基づいて設定された受信データの一部に対してセキュリティ検査を行う。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
対象に対して電波を送信し、当該対象からの反射波を受信するように構成された複数のアンテナと、前記反射波に基づく受信データを収集するデータ収集部と、前記収集された受信データに基づいて対象に対するセキュリティ検査を行う検査部とを備えるセキュリティ検査システムにおいて、
前記対象の情報を取得するセンサが認識した情報基づいて、前記対象の部位に関する部位情報を取得する部位情報取得部と、
前記取得された部位情報に基づいて、第1または第2指示情報を生成する処理部と
を具備し、
前記データ収集部は、前記第1指示情報が生成された場合、前記第1指示情報に基づいて設定された前記複数のアンテナの一部によって受信された反射波に基づく受信データを収集し、
前記検査部は、前記第2指示情報が生成された場合、前記第2指示情報に基づいて設定された受信データの一部に対してセキュリティ検査を行う
セキュリティ検査システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記収集された受信データに基づいて前記対象を含む画像を生成する画像生成部を更に具備し、
前記検査部は、予め用意された部位に対応する統計モデルと前記生成された画像によってセキュリティ検査の結果を取得する
請求項1記載のセキュリティ検査システム。
【請求項3】
前記画像生成部は、前記第2指示情報が生成された場合、前記対象の一部に対応する画像を生成する請求項2記載のセキュリティ検査システム。
【請求項4】
前記検査部は、予め用意された複数の統計モデルのうち、前記対象の部位及び前記複数のアンテナの一部に割り当てられたインデックス情報のうちの少なくとも一方に対応する統計モデルを用いる請求項2記載のセキュリティ検査システム。
【請求項5】
前記検査部は、前記生成された画像とともに前記対象の部位及び前記複数のアンテナの一部に割り当てられたインデックス情報のうちの少なくとも一方が入力される統計モデルを用いる請求項2記載のセキュリティ検査システム。
【請求項6】
前記センサは、前記対象の画像を撮像するセンサであり、
前記部位情報取得部は、前記撮像された画像に基づいて前記対象の骨格を表す骨格情報を取得し、当該取得された骨格情報に基づいて前記対象の部位の当該画像上の位置を含む部位情報を取得する請求項1記載のセキュリティ検査システム。
【請求項7】
前記部位情報に含まれる前記対象の部位の前記画像上の位置は、当該画像において規定されている第1座標値によって表される請求項6記載のセキュリティ検査システム。
【請求項8】
前記処理部は、前記対象の部位の前記画像上の位置を表す第1座標値を前記対象の部位が存在する実空間上の位置を表す第2座標値に変換し、前記第2座標値に基づいて前記第1指示情報または前記第2指示情報を生成する請求項7記載のセキュリティ検査システム。
【請求項9】
前記処理部は、前記対象の部位に対応する電波を送信させるアンテナと、当該部位からの反射波を受信させアンテナとを指定する前記第1指示情報を生成する請求項1記載のセキュリティ検査システム。
【請求項10】
前記処理部は、前記対象の部位を包含する領域を前記セキュリティ検査が行われる領域として指定する前記第2指示情報を生成する請求項8記載のセキュリティ検査システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、セキュリティ検査システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年では、レーダ装置を利用したセキュリティ検査システムが開発されている。このセキュリティ検査システムにおいては、例えば対象(具体的には対象物や対象者)に電波を送信(照射)することによって当該対象からの反射波を受信し、当該受信された反射波に基づくレーダデータに基づいて当該対象を検査する(つまり、対象物に対するセキュリティ検査を行う)ことができる。
【0003】
しかしながら、上記したセキュリティ検査が例えば歩行者等に対して行われる場合、当該セキュリティ検査を効率的に行う必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許出願公開第2016/0291148号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
そこで、本発明が解決しようとする課題は、セキュリティ検査を効率的に行うことが可能なセキュリティ検査システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態によれば、対象に対して電波を送信し、当該対象からの反射波を受信するように構成された複数のアンテナと、前記反射波に基づく受信データを収集するデータ収集部と、前記収集された受信データに基づいて対象に対するセキュリティ検査を行う検査部とを備えるセキュリティ検査システムが提供される。前記セキュリティ検査システムは、部位情報取得部と、処理部とを具備する。前記部位情報取得部は、前記対象の情報を取得するセンサが認識した情報に基づいて、前記対象の部位に関する部位情報を取得する。前記処理部は、前記取得された部位情報に基づいて、第1または第2指示情報を生成する。前記データ収集部は、前記第1指示情報が生成された場合、前記第1指示情報に基づいて設定された前記複数のアンテナの一部によって受信された反射波に基づく受信データを収集する。前記検査部は、前記第2指示情報が生成された場合、前記第2指示情報に基づいて設定された受信データの一部に対してセキュリティ検査を行う。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係るセキュリティ検査システムの動作の概要について説明するための図。
セキュリティ検査システムのシステム構成の一例を示す図。
検査装置のハードウェア構成の一例を示す図。
検査装置の機能構成の一例を示すブロック図。
検査対象者に対するセキュリティ検査を行う場合のセキュリティ検査システムの処理手順の一例を示すシーケンスチャート。
部位情報を取得する処理の概要について説明するための図。
部位情報のデータ構造の一例を示す図。
部位座標変換の概要について説明するための図。
事前情報に含まれるインデックス情報の概要を示す図。
事前情報に含まれる解析可能領域情報の概要を示す図。
第1指示情報生成処理の概要について説明するための図。
第2指示情報生成処理の概要について説明するための図。
レーダ装置におけるレーダセンシング処理の概要を示す図。
レーダ画像の一例を示す図。
本実施形態において実現される効率的なセキュリティ検査の概要を説明するための図。
統計モデルを利用したセキュリティ検査の概要を示す図。
本実施形態の変形例における検査装置の機能構成の一例を示すブロック図。
統計モデルを学習させる場合のセキュリティ検査システムの処理手順の一例を示すシーケンスチャート。
ラベルとして検査対象部位が付加されたレーダ画像を概念的に示す図。
ラベルとして検査対象部位及びインデックス情報が付加されたレーダ画像を概念的に示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。
本実施形態に係るセキュリティ検査システムは、対象に対して電波を送信し、当該対象からの反射波を受信するように構成された複数のアンテナを備えるレーダ装置を利用することによって得られるレーダデータ(レーダ装置によって観測される観測データ、受信データとも呼ぶ)に基づいて、当該対象に対するセキュリティ検査を行うように構成されている。
【0009】
なお、本実施形態においては対象が所定の領域を通過する人物または当該人物が所持する物品等であることを想定しているが、当該対象は、例えば物品が梱包された荷物または当該荷物に梱包された物品等であってもよい。以下の説明においては、対象が人物(以下、検査対象者と表記)であるものとして説明する。
【0010】
まず、図1を参照して、本実施形態に係るセキュリティ検査システムの動作の概要について説明する。本実施形態に係るセキュリティ検査システム1(において利用されるレーダ装置2)は、例えば空港、駅、ショッピングモール、コンサートホール及び展示会場等の施設に設置され、当該レーダ装置2の近傍を移動する検査対象者Pが所定物(例えば、危険物)を所持しているか否か等のセキュリティ検査を行う危険物検知システムとして用いられる。
(【0011】以降は省略されています)

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