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公開番号2024085676
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022200334
出願日2022-12-15
発明の名称半導体装置の製造方法
出願人キオクシア株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01L 25/07 20060101AFI20240620BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】半導体チップを積層して半導体装置を製造する過程において、半導体チップ表面にパーティクルが付着することを防止可能な半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】本開示に係る半導体装置の製造方法は、一方の表面上に第1保護層が形成されている第1半導体チップの他方の表面と基板の表面とが対向するように、前記基板上に前記第1半導体チップを配置し、前記第1半導体チップの前記一方の表面上に形成されている前記第1保護層を除去し、一方の表面上に第2保護層が形成されている第2半導体チップの他方の表面と前記第1半導体チップの前記一方の表面とが対向するように、前記第1半導体チップ上に前記第2半導体チップを配置する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
一方の表面上に第1保護層が形成されている第1半導体チップの他方の表面と基板の表面とが対向するように、前記基板上に前記第1半導体チップを配置し、
前記第1半導体チップの前記一方の表面上に形成されている前記第1保護層を除去し、
一方の表面上に第2保護層が形成されている第2半導体チップの他方の表面と前記第1半導体チップの前記一方の表面とが対向するように、前記第1半導体チップ上に前記第2半導体チップを配置する、
半導体装置の製造方法。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記第1半導体チップは前記第1半導体チップの前記他方の表面側に設けられ、第1半導体素子が形成されている第1デバイス層を有し、
前記第2半導体チップは前記第2半導体チップの前記他方の表面側に設けられ、第2半導体素子が形成されている第2デバイス層を有し、
前記基板上に前記第1半導体チップを配置することは、前記基板上に形成されている第1電極と前記第1半導体チップの前記第1半導体素子とを前記第1半導体チップの前記他方の表面に形成された第2電極により電気的に接続することを含み、
前記第1半導体チップ上に前記第2半導体チップを配置することは、前記第1半導体チップの前記一方の表面側に設けられた第3電極と前記第2半導体チップの前記第2半導体素子とを前記第2半導体チップの前記他方の表面に形成された第4電極により電気的に接続することを含む、
請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項3】
半導体ウエハの一方の面にウエハ保護層を形成し、半導体素子が形成された他方の面に支持基板を接着し、
前記ウエハ保護層を第1接着テープに接着し、
前記支持基板を削除し、
前記半導体ウエハを個片化して、一方の表面上に前記第1保護層が形成されている前記第1半導体チップ及び一方の表面上に前記第2保護層が形成されている前記第2半導体チップを含む複数の半導体チップを形成することを含む、
請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項4】
前記支持基板を削除後、
前記半導体ウエハの他方の面に第2接着テープを接着することを含む、
請求項3に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項5】
前記第1半導体チップから数えてN番目(Nは3以上の自然数)の第N半導体チップの他方の表面と、前記第1半導体チップから数えてN-1番目であり、一方の表面上に第N-1保護層が形成されている第N-1半導体チップの一方の表面とが対向するように、前記第N-1半導体チップ上に前記第N半導体チップを配置し、
前記第N-1半導体チップの一方の表面上に形成されている前記第N-1保護層を除去することを含む、
請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項6】
前記第1半導体チップ及び前記第2半導体チップを含む複数の積層体を前記基板上に設け、
複数の前記積層体を封止材により封止し、
前記基板を切断して、複数の前記積層体を分離すること、をさらに含む
請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項7】
前記第1保護層及び前記第2保護層は感光性材料で形成されており、
前記第1保護層及び前記第2保護層にフォトリソグラフィによるパターンを形成することをさらに含む、
請求項1~6のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項8】
前記パターンが、位置確認用のマークを含む、
請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項9】
前記パターンが、前記第1半導体チップ及び前記第2半導体チップを識別可能な識別マークを含む、
請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項10】
前記パターンは、前記第1保護層及び前記第2保護層を貫通しない溝から形成される、
請求項7に記載の半導体装置の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 3,200 文字)【背景技術】
【0002】
複数の半導体チップを積層して半導体装置を製造する方法、及び当該方法で製造された半導体装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/024770号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数の半導体チップを積層して半導体装置を製造する際、製造過程において半導体チップの表面に付着したパーティクルにより、接続不良またはショートサーキットなどの不具合が生じることがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の実施形態における半導体装置の製造方法は、一方の表面上に第1保護層が形成されている第1半導体チップの他方の表面と基板の表面とが対向するように、前記基板上に前記第1半導体チップを配置し、前記第1半導体チップの前記一方の表面上に形成されている前記第1保護層を除去し、一方の表面上に第2保護層が形成されている第2半導体チップの他方の表面と前記第1半導体チップの前記一方の表面とが対向するように、前記第1半導体チップ上に前記第2半導体チップを配置する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、実施形態における半導体チップを製造するフローを説明するフローチャートである。
図2は、実施形態における半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
図3は、実施形態におけるシリコン貫通電極を有する半導体ウエハの断面図である。
図4は、実施形態における半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
図5は、実施形態における半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
図6は、実施形態における半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
図7は、実施形態における半導体装置を製造するプロセスを説明するフローチャートである。
図8は、実施形態における半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
図9は、実施形態における半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
図10は、実施形態における半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
図11は、実施形態における半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
図12は、実施形態における半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
図13は、実施形態における半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
図14は、実施形態における半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
図15は、実施形態における半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
図16は、実施形態における半導体装置を製造するフローを説明するフローチャートである。
図17は、実施形態における半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
図18は、実施形態における半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
図19は、実施形態における半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
図20は、実施形態における半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
図21は、実施形態における半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
図22は、実施形態における半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
図23は、実施形態における半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
図24は、実施形態における半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
図25は、実施形態における半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
図26は、変形例1における半導体装置の製造方法を説明するための平面図である。
図27は、変形例1における半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
図28は、変形例1における半導体装置の製造方法を説明するための平面図である。
図29は、変形例1における半導体装置の製造方法を説明するための平面図である。
図30は、変形例1における半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
図31は、変形例2における半導体装置の製造方法を説明するための平面図である。
図32は、変形例2における半導体装置の製造方法を説明するための平面図である。
図33は、その他の変形例における半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
図34は、その他の変形例における半導体装置の製造方法を説明するための断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本開示の一例に係る実施形態について、図面を参照して説明する。但し、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図ではない。すなわち、本開示の一例は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付して、その説明を省略する場合がある。各図面は模式的なものであって、必ずしも実際の寸法や比率等とは一致しない。さらに、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることがある。また、以下に説明する実施形態等は本開示の一部の実施形態等であって全ての実施形態ではない。さらに、本開示の実施形態等に基づいて、当業者が創造性のある行為を必要とせずに得られる他の実施形態等は、いずれも本開示の保護範囲に含まれる。
【0008】
本明細書において、説明の便宜上、「上」または「下」という用語を用いる場合があるが、これらは図面における相対位置を説明するものであって、鉛直方向における上下とは異なる場合がある。また、明細書において、厚さ方向、積層方向、または上下方向ということがあるが、これらはいずれも積層構造で形成された積層方向を指すものである。ただし、厚さ方向、積層方向、及び上下方向は、厳密な積層方向である必要はなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で柔軟に理解されるべきである。
【0009】
[実施形態]
本実施形態において例示される半導体装置は、半導体記憶装置である。半導体チップを積層して単位面積当たりの集積度を高めることが可能となるため、小面積にもかかわらず大容量の半導体記憶装置を提供することが可能となる。
【0010】
半導体装置の一具体例である半導体記憶装置は、不揮発性メモリの一種のNAND型フラッシュメモリである。NAND型フラッシュメモリである半導体記憶装置は、平面上の行列方向にメモリセルが複数配列された2次元NANDフラッシュメモリ、または行列方向及び上下方向(積層方向)にメモリセルが複数配列された3次元NANDフラッシュメモリである。なお、半導体記憶装置は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性メモリであってもよい。この場合、DRAMである半導体記憶装置は、電界効果トランジスタ(FET、Field-Effect Transistor)と、キャパシタとで形成され、行列方向、または行列方向及び上下方向(積層方向)にアレイ状に配列された複数のメモリセルを含む。
(【0011】以降は省略されています)

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