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公開番号2024084675
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-25
出願番号2023110778
出願日2023-07-05
発明の名称導電性高分子組成物及びその用途
出願人東ソー株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類C08L 65/00 20060101AFI20240618BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】インクジェット等の印刷方式によって容易に印刷でき、表面抵抗率の低い導電性高分子膜を作製できる導電性高分子組成物を実現する。
【解決手段】下記一般式(1)で表される構造単位を2つ以上含むポリチオフェン(A)と、グリコールエーテル系溶媒(B)と、ジオール系溶媒(C)と、消泡剤(D)とを含む導電性高分子組成物を用いる。
【化1】
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>JPEG</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2024084675000017.jpg</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">26</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">141</com:WidthMeasure> </com:Image> [一般式(1)において、Rは、スルホン酸基、及びホスホン酸基からなる群より選ばれる少なくとも一つの置換基を有する、総炭素数が1~10の有機基を表す。]
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記一般式(1)で表される構造単位を2つ以上含むポリチオフェン(A)と、グリコールエーテル系溶媒(B)と、ジオール系溶媒(C)と、消泡剤(D)とを含む、導電性高分子組成物。
JPEG
2024084675000014.jpg
34
140
[一般式(1)において、Rは、スルホン酸基、及びホスホン酸基からなる群より選ばれる少なくとも一つの置換基を有する、総炭素数が1~10の有機基を表す。]
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記グリコールエーテル系溶媒(B)が、エチレングリコールモノエーテル、及びジエチレングリコールモノエーテルからなる群より選ばれる少なくとも1種からなる、請求項1に記載の導電性高分子組成物。
【請求項3】
前記ジオール系溶媒(C)が、沸点180℃以上である、請求項1に記載の導電性高分子組成物。
【請求項4】
前記ポリチオフェン(A)が、下記一般式(3)で表される構造単位及び下記一般式(4)で表される構造単位からなる群より選ばれる少なくとも一種の構造単位を2つ以上含む、請求項1に記載の導電性高分子組成物。
JPEG
2024084675000015.jpg
40
150
[一般式(3)及び(4)において、R

は、水素原子、メチル基、エチル基、炭素数3~6の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基、又はフッ素原子を表し、mは独立して1~10の整数を表し、nは独立して0又は1を表す。]
【請求項5】
水、を更に含む、請求項1に記載の導電性高分子組成物。
【請求項6】
アミン化合物(E)を更に含む、請求項1に記載の導電性高分子組成物。
【請求項7】
前記ポリチオフェン(A)の含有量が、前記導電性高分子組成物の全量を100質量%として、0.01~5質量%である、請求項1に記載の導電性高分子組成物。
【請求項8】
前記グリコールエーテル系溶媒(B)の含有量が、前記導電性高分子組成物の全量を100質量%として、0.01~10質量%である、請求項1に記載の導電性高分子組成物。
【請求項9】
前記ジオール系溶媒(C)の含有量が、前記導電性高分子組成物の全量を100質量%として、0.1~20質量%である、請求項1に記載の導電性高分子組成物。
【請求項10】
前記消泡剤(D)の含有量が、前記導電性高分子組成物の全量を100質量%として、0.001~5質量%である、請求項1に記載の導電性高分子組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、導電性高分子組成物及びその用途に関する。
続きを表示(約 860 文字)【背景技術】
【0002】
近年、導電性高分子を含む導電性高分子組成物を用いてインクジェット印刷によって形成された導電性高分子膜が、固体電解コンデンサ等の電子部品等に用いられている。
【0003】
インクジェット印刷については、ノズルヘッドからの分離性が良いこと、気泡による吐出不良を起こさないこと、及びノズルの閉塞を起こさないことが求められる。すなわち、インクジェット印刷用のインクとして用いられる導電性高分子組成物については、低表面張力、低発泡性、及び低凝固性が求められている。
【0004】
これに対して、従来技術として、消泡剤を含む導電性塗料が開示されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-129345号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記の先行技術に開示された発明については、低表面張力、低発泡性、及び低凝固性を兼ね備えておらず、インクジェット装置に使用した場合、吐出不良やノズル閉塞が発生する虞がある。
【0007】
本発明の一態様は、低表面張力、低発泡性、及び低凝固性を兼ね備えた導電性高分子組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、下記導電性高分子組成物が上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0009】
すなわち、本発明の一態様は以下に示す通りの導電性高分子組成物に関するものである。
【0010】
[1]
下記一般式(1)で表される構造単位を2つ以上含むポリチオフェン(A)と、グリコールエーテル系溶媒(B)と、ジオール系溶媒(C)と、消泡剤(D)とを含む導電性高分子組成物。
(【0011】以降は省略されています)

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