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公開番号2024083733
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-24
出願番号2022197717
出願日2022-12-12
発明の名称アミノオキシ基含有亜鉛化合物
出願人東ソー株式会社
代理人
主分類C07F 3/06 20060101AFI20240617BHJP(有機化学)
要約【課題】 アルデヒド類、アミン類、脂肪酸類、及び硫化水素に由来する複合的な臭気に対し優れた消臭効果を発揮する消臭剤の提供。
【解決手段】 下記一般式(1)
【化1】
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>JPEG</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2024083733000008.jpg</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">28</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">105</com:WidthMeasure> </com:Image> (式中、Rは、各々独立して、水素原子又は炭素数1~4のアルキル基を表す。nは、各々独立して、1~4の整数を表す。)
で表されるアミノオキシ基含有亜鉛化合物を用いる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
下記一般式(1)
JPEG
2024083733000006.jpg
28
105
(式中、Rは、各々独立して、水素原子又は炭素数1~4のアルキル基を表す。nは、各々独立して、1~4の整数を表す。)
で表される、アミノオキシ基含有亜鉛化合物。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記一般式(1)において、Rが水素原子であり、nが1である、請求項1に記載のアミノオキシ基含有亜鉛化合物。
【請求項3】
下記一般式(2)で表されるO-置換モノヒドロキシルアミンと、水酸化亜鉛とを反応させることを特徴とする、請求項1に記載のアミノオキシ基含有亜鉛化合物の製造方法。
JPEG
2024083733000007.jpg
28
57
(式中、Rは、各々独立して、水素原子又は炭素数1~4のアルキル基を表す。nは、各々独立して、1~4の整数を表す。)
【請求項4】
請求項1に記載のアミノオキシ基含有亜鉛化合物を含む消臭剤。
【請求項5】
請求項4に記載の消臭剤を、アルデヒド、アミン、カルボン酸、及び硫化水素からなる群より選ばれる少なくとも1種、又は2種以上の臭気物質を含む気体と接触させることを特徴とする、臭気物質の除去方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アミノオキシ基含有亜鉛化合物に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
生活空間における臭気は、ヒト又は動物の排泄物臭(硫化水素、アンモニア等)、汗臭(イソ吉草酸等)や加齢臭(2-ノネナール等)、生ゴミ臭(トリメチルアミン、メチルメルカプタン等)及びタバコ臭(アセトアルデヒド等)等が混ざり合った複合的な臭気により構成されている。このように、生活空間における臭気は複数の原因物質の組み合わせにより構成されることから、単一の消臭成分のみでは十分な消臭効果を得ることが難しい。例えば、アルカリ剤は硫化水素や低級脂肪酸に対する消臭効果が高いが、アンモニアやトリメチルアミン等のアミン類にはほとんど効果がないことが知られている。一方、有機酸やその塩はアミン類等のアルカリ性物質に対する消臭効果は優れているものの、硫化水素や低級脂肪酸に対する消臭効果はほとんど認められない。そこで、複数の消臭剤を組み合わせた消臭剤が用いられている。
【0003】
例えば、特許文献1では、炭酸亜鉛及び/又は酸化亜鉛と特定のアミノ酸を含む消臭剤が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-26156号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献に記載の方法は、消臭効率が必ずしも十分ではなく、複合的な臭気に対して優れた消臭効果を発揮する消臭剤が求められていた。
【0006】
本発明は、かかる従来技術の背景に鑑み、アルデヒド類、アミン類、脂肪酸類、及び硫化水素に由来する複合的な臭気に対し優れた消臭効果を発揮する亜鉛化合物、その製造方法、及びそれを含む消臭剤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、下記のアミノオキシ基含有亜鉛化合物が、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0008】
すなわち、本発明は、以下の要旨を有するものである。
【0009】
[1]
下記一般式(1)
【0010】
JPEG
2024083733000002.jpg
28
105
(【0011】以降は省略されています)

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