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公開番号2024083670
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-24
出願番号2022197600
出願日2022-12-12
発明の名称インキ補充装置
出願人シヤチハタ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B43K 11/00 20060101AFI20240617BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約【課題】インキの自動補充の利便性は確保しつつ、ノズルの差し込み不足を抑制可能なインキ補充装置を提供すること。
【解決手段】外部から筆記具を取付可能な筆記具取付部12を備えたケース11と、ケース11の上部に着脱自在に取り付けられたインキボトル20と、インキボトル20の下端に設けられた吐出ノズル30と、前記筆記具のカートリッジ内のインキ残量を検知可能な残量センサ122とを備え、インキボトル20は弾性体15によって上方の待機位置に向けて付勢されてケース11に取り付けられており、ケース11には、インキボトル20が弾性体15の付勢力に抗してインキ補充可能位置まで押し下げられたときに同位置でロックするロック機構と、残量センサ122により前記カートリッジ内に所定量以上のインキが補充されたことを検知したときに前記ロックを解除するロック解除機構とが設けられているインキ補充装置1とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
外部から筆記具を取付可能な筆記具取付部を備えたケースと、
ケースの上部に着脱自在に取り付けられたインキボトルと、
前記インキボトルの下端に設けられ前記インキボトル内のインキを吐出可能な吐出ノズルと、
前記筆記具取付部に取り付けられた筆記具のカートリッジ内のインキ残量を検知可能な残量センサとを備えたインキ補充装置であって、
前記インキボトルは、弾性体によって上方の待機位置に向けて付勢されてケースに取り付けられており、
ケースには、前記インキボトル及び前記吐出ノズルが前記弾性体の付勢力に抗してインキ補充可能位置まで押し下げられたときに同位置でロックするロック機構と、
前記残量センサにより前記カートリッジ内に所定量以上のインキが補充されたことを検知したときに前記ロックを解除するロック解除機構とが設けられていることを特徴とするインキ補充装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記インキボトルは、手動操作力によって押し下げられることを特徴とする請求項1に記載のインキ補充装置。
【請求項3】
前記ロック機構及びロック解除機構は、
モータと、前記モータを駆動源として進退可能な規制部材と、制御部とを含み、
前記制御部は、前記規制部材を、前記吐出ノズルの移動を規制するロック位置と、前記吐出ノズルの移動を規制しないロック解除位置とに移動させる制御を行うことを特徴とする請求項2に記載のインキ補充装置。
【請求項4】
前記インキボトルが前記インキ補充可能位置まで押し下げられたことを検知可能なインキボトル検知スイッチをさらに備え、
前記ロック機構は、前記インキボトルがインキ補充可能位置まで押し下げられたことが前記インキボトル検知スイッチによって検知されると、前記モータを駆動させて前記規制部材を前記ロック位置に移動させる制御を行うことを特徴とする請求項3に記載のインキ補充装置。
【請求項5】
前記ロック解除機構は、
前記カートリッジ内にインキが所定量以上補充されたことが前記残量センサによって検知されると、前記モータを駆動させて前記規制部材を前記ロック位置から前記ロック解除位置へ移動させる制御を行うことを特徴とする請求項3に記載のインキ補充装置。
【請求項6】
インキが所定量以上補充され、前記規制部材が前記ロック解除位置に移動すると、前記弾性体の付勢力により前記インキボトルが上昇して前記吐出ノズルが前記待機位置に移動することを特徴とする請求項3ないし5のいずれかに記載のインキ補充装置。
【請求項7】
前記規制部材は、前記吐出ノズルと干渉して前記吐出ノズルの下降を規制可能な下降規制部を備え、
前記筆記具取付部に前記筆記具が取り付けられていない待機状態では、前記下降規制部により前記吐出ノズルの下降が規制されていることを特徴とする請求項3に記載のインキ補充装置。
【請求項8】
前記筆記具が前記筆記具取付部に正常に取り付けられたことを検知可能な筆記具検知スイッチをさらに備え、
前記ロック解除機構は、
前記筆記具検知スイッチによって前記筆記具の取付完了が検知されるとともに、前記残量センサによって前記カートリッジ内のインキ残量が所定量以下であることが検知されると、前記モータを駆動させて前記規制部材をロック解除位置に移動させる制御を行うことを特徴とする請求項7に記載のインキ補充装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、筆記具にインキを補充するインキ補充装置に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
筆記具のカートリッジ内にインキを補充するインキ補充装置が知られている。インキの補充量を目視で確認しながら手動でインキを補充するインキ補充装置のほか、特許文献1に記載されているように、インキ補充が自動化された電動式のインキ補充装置が提案されている。特許文献1記載のインキ補充装置によれば、全自動でインキを補充することができ、利便性に優れている。
【0003】
特許文献1に記載されたインキ補充装置は、モータにより自動でノズルを下降させてインキを補充するものである。このとき、誤作動等によりモータの回転数が不足すると、ノズルの差し込みが不十分となりインキの充填ができない場合があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第7106094号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、上記した従来の問題点を解決し、インキの自動補充の利便性は確保しつつ、ノズルの差し込み不足を抑制可能なインキ補充装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、外部から筆記具を取付可能な筆記具取付部を備えたケースと、ケースの上部に着脱自在に取り付けられたインキボトルと、前記インキボトルの下端に設けられ前記インキボトル内のインキを吐出可能な吐出ノズルと、前記筆記具取付部に取り付けられた筆記具のカートリッジ内のインキ残量を検知可能な残量センサとを備えたインキ補充装置であって、前記インキボトルは、弾性体によって上方の待機位置に向けて付勢されてケースに取り付けられており、ケースには、前記インキボトル及び前記吐出ノズルが前記弾性体の付勢力に抗してインキ補充可能位置まで押し下げられたときに同位置でロックするロック機構と、前記残量センサにより前記カートリッジ内に所定量以上のインキが補充されたことを検知したときに前記ロックを解除するロック解除機構とが設けられていることを特徴とするインキ補充装置とする。
【0007】
また、前記インキボトルは、手動操作力によって押し下げられる構成とすることが好ましい。
【0008】
また、前記ロック機構及びロック解除機構は、モータと、前記モータを駆動源として進退可能な規制部材と、制御部とを含み、前記制御部は、前記規制部材を、前記吐出ノズルの移動を規制するロック位置と、前記吐出ノズルの移動を規制しないロック解除位置とに移動させる制御を行う構成とすることが好ましい。
【0009】
また、前記インキボトルが前記インキ補充可能位置まで押し下げられたことを検知可能なインキボトル検知スイッチをさらに備え、前記ロック機構は、前記インキボトルがインキ補充可能位置まで押し下げられたことが前記インキボトル検知スイッチによって検知されると、前記モータを駆動させて前記規制部材を前記ロック位置に移動させる制御を行う構成とすることが好ましい。
【0010】
また、前記ロック解除機構は、前記カートリッジ内にインキが所定量以上補充されたことが前記残量センサによって検知されると、前記モータを駆動させて前記規制部材を前記ロック位置から前記ロック解除位置へ移動させる制御を行う構成とすることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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