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公開番号2024083645
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-21
出願番号2024071295,2020077910
出願日2024-04-25,2020-04-27
発明の名称空調衣服の服本体及び空調衣服
出願人株式会社セフト研究所,株式会社自重堂
代理人個人,個人
主分類A41D 13/005 20060101AFI20240614BHJP(衣類)
要約【課題】取付孔を好適に閉塞できる空調衣服の服本体及び空調衣服を提供する。
【解決手段】ファン取付孔113が形成された服本体110と、ファン取付孔113に取り付けられるファン140と、を備える空調衣服100において、服本体110はファン取付孔113を被覆可能な閉孔部材160を備え、閉孔部材160は一端部が服本体110に固着されている、あるいは一端部が服本体110と一体であるため、これを紛失することが防止できる。
【選択図】図4A
特許請求の範囲【請求項1】
通気性のない又は空気導入手段による空気の導入によって膨らませることができる程度の通気性を有する服地を用いて形成される、空調衣服の服本体であって、
前記空気導入手段を取り付けるための取付孔と、
前記空気導入手段によって導入された空気を排出する空気排出部と、
一端部が前記服地に固着され、前記取付孔を被覆可能な閉孔部材と、
当該閉孔部材を前記取付孔全体を被覆しない状態で係止する係止部と、を備え、
前記係止部を内面側に備え、
前記閉孔部材を内面から外面に取り出すための取出孔と、
を備えることを特徴とする空調衣服の服本体。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
通気性のない又は空気導入手段による空気の導入によって膨らませることができる程度の通気性を有する服地を用いて形成される、空調衣服の服本体であって、
前記空気導入手段を取り付けるための取付孔と、
前記空気導入手段によって導入された空気を排出する空気排出部と、
一端部が前記服地と一体に形成され、前記取付孔を被覆可能な閉孔部材と、
当該閉孔部材を前記取付孔全体を被覆しない状態で係止する係止部と、を備え、
前記係止部を内面側に備え、
前記閉孔部材を内面から外面に取り出すための取出孔と、
を備えることを特徴とする空調衣服の服本体。
【請求項3】
前記取出孔を開閉自在にする取出孔開閉手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の空調衣服の服本体。
【請求項4】
前記取出孔開閉手段は、線ファスナーであることを特徴とする請求項3に記載の空調衣服の服本体。
【請求項5】
前記閉孔部材は、前記服地と同じシート状部材からなることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の空調衣服の服本体。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか一項に記載の空調衣服の服本体と、
前記空調衣服の服本体の内部に空気を導入する空気導入手段と、
前記空気導入手段に電力を供給する電源手段と、
を備えることを特徴とする空調衣服。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、空調衣服の服本体及び空調衣服に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、身体を冷却する空調衣服が実用化され、急速に普及している。従来の空調衣服は、通気性の低いシート状部材で形成された服本体と、服本体の後側の下方に取り付けられたファンと、ファンに電力を供給するための電源装置と、電源装置とファンとを電気的に接続するための電源ケーブルと、を備える。
【0003】
ファンを作動させると、大量の空気がファンから服本体内に取り込まれる。取り込まれた空気の圧力により服本体と着用者の身体との間に空気流通路が自動的に形成され、取り込まれた空気は、形成された空気流通路を着用者の身体又は下着の表面に沿って流通し、例えば、襟部や袖部の開口部に形成された空気排出部から外部に排出される。
そして、取り込まれた空気が、服本体と着用者の身体又は下着との間の空気流通路を流通する間に、身体から出た汗を蒸発させ、蒸発する際の気化熱により身体が冷却される(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
このような空調衣服は、身体を冷却する必要のない冬場においても、ファンを取り付けずに通常の上衣として使用できるようにすることで、通年に亘って使用可能であることが好ましい。しかし、空調衣服は、服本体を形成するシート状部材がファンを取り付けるためのファンの取付孔を有することから、ファンを取り付けずに使用する場合、このファンの取付孔が、衣服の密閉性を保つ上で障害となる。
【0005】
そこで、空調衣服を、ファンを取り付けずに通常の上衣として使用する際に、ファンの取付孔を閉孔することを可能とするため、閉孔蓋の取付手段としての面ファスナーをファンの取付孔の周囲に備えておき、これを用いて閉孔蓋を着脱自在に取り付けることを可能とした空調衣服が知られている(例えば、特許文献2参照。)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
国際公開第2005/063065号
特許第6191028号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、このような閉孔部材は空調衣服から独立しているため、衝撃等によって外れ落ちた際などに紛失してしまうことがあった。また、寒暖差が激しい日など、空調衣服の着用中にファンの取付孔を塞ぎたくなるような状況に備えて、閉孔部材を持ち運びするのは手間であるという課題があった。
【0008】
本発明の目的は、取付孔を好適に閉塞できる空調衣服の服本体及び空調衣服を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
通気性のない又は空気導入手段による空気の導入によって膨らませることができる程度の通気性を有する服地を用いて形成される、空調衣服の服本体であって、
前記空気導入手段を取り付けるための取付孔と、
前記空気導入手段によって導入された空気を排出する空気排出部と、
一端部が前記服地に固着され、前記取付孔を被覆可能な閉孔部材と、
当該閉孔部材を前記取付孔全体を被覆しない状態で係止する係止部と、を備え、
前記係止部を内面側に備え、
前記閉孔部材を内面から外面に取り出すための取出孔と、
を備えることを特徴とする。
【0010】
請求項2に記載の発明は、
通気性のない又は空気導入手段による空気の導入によって膨らませることができる程度の通気性を有する服地を用いて形成される、空調衣服の服本体であって、
前記空気導入手段を取り付けるための取付孔と、
前記空気導入手段によって導入された空気を排出する空気排出部と、
一端部が前記服地と一体に形成され、前記取付孔を被覆可能な閉孔部材と、
当該閉孔部材を前記取付孔全体を被覆しない状態で係止する係止部と、を備え、
前記係止部を内面側に備え、
前記閉孔部材を内面から外面に取り出すための取出孔と、
を備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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