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公開番号2024083555
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-21
出願番号2024063915,2023060858
出願日2024-04-11,2018-06-05
発明の名称遊技機
出願人株式会社三洋物産
代理人弁理士法人真明センチュリー
主分類A63F 7/02 20060101AFI20240614BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】必要な構成の個数を削減することができる遊技機を提供すること。
【解決手段】スライド変位部材370が前側位置と、後側位置とで、遊技球を異なる方向に案内するよう構成されるので、遊技球の流下経路を案内するための専用部材を不要とできるので、必要な構成の個数を削減することができる。これにより、限られたスペースで遊技球の流下方向の多様化を図ることができる。なお、異なる方向の関係は何ら限定されるものではない。例えば、異なる方向が直角に交差する場合において、前後方向に沿って流下する遊技球に対し、第1方向が下方、第2方向が左右方向に設定するようにしても良い。この場合、正面視において、スライド変位部材370に案内される前は遊技球の変位が僅かしか認められないようにしながら、スライド変位部材370による案内が開始された後の遊技球の変位を大きくすることができる。
【選択図】図17
特許請求の範囲【請求項1】
遊技球が流下可能に構成される経路構成手段と、その経路構成手段を流下した遊技球が通過可能に構成される被通過手段と、前記被通過手段へ遊技球を導入可能な導入状態と前記被通過手段へ遊技球を導入不能な非導入状態とで状態変化可能に構成される状態切替手段と、を備え、
前記状態切替手段は、前記導入状態で遊技球を第1方向に案内可能とされ、
前記非導入状態で遊技球を第2方向に案内可能に構成されることを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ機などの遊技機に関するものである。
続きを表示(約 4,100 文字)【背景技術】
【0002】
パチンコ機等の遊技機において、球検出孔へ向けた遊技球の流下経路を複数種類構成可能な大入賞部品を備える遊技機がある(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-185021号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した従来の遊技機では、遊技球を案内するための構成の個数が増大するという問題点があった。本発明は、上記例示した問題点を解決するためになされたものであり、必要な構成の個数を削減することができる遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この目的を達成するために請求項1記載の遊技機は、遊技球が流下可能に構成される経路構成手段と、その経路構成手段を流下した遊技球が通過可能に構成される被通過手段と、前記被通過手段へ遊技球を導入可能な導入状態と前記被通過手段へ遊技球を導入不能な非導入状態とで状態変化可能に構成される状態切替手段と、を備え、前記状態切替手段は、前記導入状態で遊技球を第1方向に案内可能とされ、前記非導入状態で遊技球を第2方向に案内可能に構成される。
【発明の効果】
【0006】
請求項1記載の遊技機によれば、必要な構成の個数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態におけるパチンコ機の正面図である。
パチンコ機の遊技盤の正面図である。
パチンコ機の背面図である。
パチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。
可変入賞装置及び振分装置の正面斜視図である。
(a)及び(b)は、可変入賞装置の正面斜視図である。
遊技盤の正面斜視図である。
遊技盤の背面斜視図である。
ベース板、可変入賞装置、集合樋及び振分装置の分解正面斜視図である。
ベース板、可変入賞装置、集合樋及び振分装置の分解背面斜視図である。
可変入賞装置の分解正面斜視図である。
可変入賞装置の分解背面斜視図である。
振分装置の分解正面斜視図である。
振分装置の分解正面斜視図である。
受入部材及び振分装置の正面図である。
図15のXVI-XVI線における可変入賞装置及び振分装置の断面図である。
図15のXVII-XVII線における可変入賞装置及び振分装置の断面図である。
図15のXVIII-XVIII線における可変入賞装置及び振分装置の断面図である。
図15のXVII-XVII線における可変入賞装置及び振分装置の断面図である。
図15のXVIII-XVIII線における可変入賞装置及び振分装置の断面図である。
可変入賞装置及び振分装置の正面図である。
図16の矢印XXII方向視における可変入賞装置及び振分装置の斜視図である。
図16の矢印XXIII方向視における可変入賞装置及び振分装置の斜視図である。
(a)は、主制御装置内のROMの電気的構成を示すブロック図であり、(b)は、第1当たり種別カウンタと特別図柄における大当たり種別との対応関係を模式的に示した模式図であり、(c)は、第2当たり乱数カウンタと普通図柄における当たりとの対応関係を模式的に示した模式図である。
各大当たり種別における1ラウンド目の可変入賞装置の開閉板の作動パターンと、振分装置のスライド変位部材の作動パターンと、の計時変化を示した図である。
動作ユニットの正面斜視図である。
動作ユニットの背面斜視図である。
動作ユニットの動作の一例を示す動作ユニットの正面図である。
動作ユニットの動作の一例を示す動作ユニットの正面図である。
動作ユニットの動作の一例を示す動作ユニットの正面図である。
動作ユニットの動作の一例を示す動作ユニットの正面図である。
動作ユニットの動作の一例を示す動作ユニットの正面図である。
動作ユニットの動作の一例を示す動作ユニットの正面図である。
動作ユニットの動作の一例を示す動作ユニットの正面図である。
動作ユニットの動作の一例を示す動作ユニットの正面図である。
第1動作ユニットの正面斜視図である。
第1動作ユニットの背面斜視図である。
第1動作ユニットの分解正面斜視図である。
第1動作ユニットの分解背面斜視図である。
演出待機状態における第1動作ユニットの正面図である。
演出待機状態における第1動作ユニットの背面図である。
図40の矢印XLII方向視における第1動作ユニットの側面図である。
中間演出状態における第1動作ユニットの正面図である。
中間演出状態における第1動作ユニットの背面図である。
張出状態における第1動作ユニットの正面図である。
張出状態における第1動作ユニットの背面図である。
回動部材の回動変位に伴う被支持部材の変位量および変位角度を模式的に示す模式図である。
(a)及び(b)は、回動部材が角速度一定の態様で傾倒方向に回動した場合における被支持部材の従動側の変位量の大小関係を示す模式図である。
回動部材の回転に伴う角度の変化を示す模式図である。
背面ケース及び第2動作ユニットの分解正面斜視図である。
背面ケース及び第2動作ユニットの分解背面斜視図である。
(a)は、図28のLIIa-LIIa線における第2動作ユニット及びセンターフレームの断面図であり、(b)は、図28のLIIb-LIIb線における第2動作ユニット及びセンターフレームの断面図である。
(a)は、図33のLIIIa-LIIIa線における第2動作ユニット及びセンターフレームの断面図であり、(b)は、図33のLIIIb-LIIIb線における第2動作ユニット及びセンターフレームの断面図である。
(a)は、図30のLIVa-LIVa線における第2動作ユニット及びセンターフレームの断面図であり、(b)は、図30のLIVb-LIVb線における第2動作ユニット及びセンターフレームの断面図である。
昇降反転演出装置の分解正面斜視図である。
昇降反転演出装置の分解背面斜視図である。
(a)及び(b)は、伝達装置保持板、上下反転部材、中間腕部材、直動板部材及び軸回転部材の正面図である。
(a)は、図57(a)のLVIIIa-LVIIIa線における伝達装置保持板、上下反転部材、中間腕部材、直動板部材及び軸回転部材の断面図であり、(b)は、図57(b)のLVIIIb-LVIIIb線における伝達装置保持板、上下反転部材、中間腕部材、直動板部材及び軸回転部材の断面図である。
(a)から(c)は、演出装置の正面図である。
第3動作ユニットの構成の一部の分解正面斜視図である。
第3動作ユニットの構成の一部の分解背面斜視図である。
第3動作ユニットの構成の一部の分解正面斜視図である。
第3動作ユニットの構成の一部の分解背面斜視図である。
(a)及び(b)は、外側回転部材及び中間腕部材の背面図である。
(a)及び(b)は、外側回転部材及び中間腕部材の背面図である。
(a)及び(b)は、外側回転部材及び中間腕部材の正面図である。
(a)及び(b)は、外側回転部材及び中間腕部材の正面図である。
昇降アーム部材の配置、駆動モータの駆動態様および検出センサの出力の一例を時系列で示すタイミングチャートである。
図28のLXIX-LXIX線における第3動作ユニットの断面図である。
(a)から(d)は、各動作ユニットの組み合わせ動作の例を時系列に沿って模式的に説明する動作ユニットの正面模式図である。
(a)から(d)は、各動作ユニットの組み合わせ動作の例を時系列に沿って模式的に説明する動作ユニットの正面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して説明する。まず、図1から図71を参照し、第1実施形態として、本発明をパチンコ遊技機(以下、単に「パチンコ機」という)10に適用した場合の一実施形態について説明する。図1は、第1実施形態におけるパチンコ機10の正面図であり、図2はパチンコ機10の遊技盤13の正面図であり、図3はパチンコ機10の背面図である。
【0009】
なお、以下の説明では、図1に示す状態のパチンコ機10に対して、紙面手前側を前方(正面)側として、紙面奥側を後方(背面)側として説明する。また、図1に示す状態のパチンコ機10に対して、上側を上方(上)側として、下側を下方(下)側として、右側を右方(右)側として、左側を左方(左)側としてそれぞれ説明する。さらに、図中(例えば、図2参照)の矢印U-D,L-R,F-Bは、パチンコ機10の上下方向,左右方向,前後方向をそれぞれ示している。
【0010】
図1に示すように、パチンコ機10は、略矩形状に組み合わせた木枠により外殻が形成される外枠11と、その外枠11と略同一の外形形状に形成され外枠11に対して開閉可能に支持された内枠12とを備えている。外枠11には、内枠12を支持するために正面視(図1参照)左側の上下2カ所に金属製のヒンジ18が取り付けられ、そのヒンジ18が設けられた側を開閉の軸として内枠12が正面手前側へ開閉可能に支持されている。
(【0011】以降は省略されています)

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