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公開番号2024081479
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-18
出願番号2022195131
出願日2022-12-06
発明の名称排便予報装置及び排便予報方法
出願人新東工業株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類G06Q 50/22 20240101AFI20240611BHJP(計算;計数)
要約【課題】被介護者の排便時刻を予測することが可能な排便予報装置を実現する。
【解決手段】排便予報装置(1)は、プロセッサ(11)を備えている。プロセッサ(11)は、被介護者(Ua)に下剤を投与した時刻、及び、下剤を投与する前後に被介護者(Ua)が実施した排便関連行為をユーザ操作に基づいて特定する特定処理と、下剤を投与してから被介護者(Ua)が排便を行うまでの時間を、特定処理にて特定した排便関連行為に基づいて推定する推定処理と、特定処理にて特定した時刻から前記推定処理にて推定した時間が経過した時刻を、排便予定時刻として介護者に通知するための通知処理と、を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
被介護者に下剤を投与した時刻と、下剤を投与する前に前記被介護者が実施した排便関連行為、及び、下剤を投与した後に前記被介護者が実施した排便関連行為の一方又は両方とを特定する特定処理と、
下剤を投与してから前記被介護者が排便を行うまでの時間を、前記特定処理にて特定した排便関連行為に基づいて推定する推定処理と、
前記特定処理にて特定した時刻から前記推定処理にて推定した時間が経過した時刻である排便予定時刻の到来を介護者に通知するための通知処理と、を実行する少なくとも1つのプロセッサを備えている、
ことを特徴とする排便予報装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記推定処理において、前記プロセッサは、複数の排便関連行為の各々、又は、その組合せの各々に関連付けられた複数の時間の中から、前記特定処理において特定された排便関連行為に関連付けられた時間を選択することによって、下剤を投与してから前記被介護者が排便を行うまでの時間を推定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の排便予報装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、下剤を投与してから前記被介護者が排便を行うまでの時間の履歴を、下剤を投与する前に前記被介護者が実施した排便関連行為若しくはその組合せごと、又は、下剤を投与した後に前記被介護者が実施した排便関連行為若しくはその組合せごとに集計することによって、前記複数の時間の何れかを算出して設定する設定処理を更に実行する、
ことを特徴とする請求項2に記載の排便予報装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、前記複数の時間の何れかを、ユーザ操作に基づいて設定する設定処理を更に実行する、
ことを特徴とする請求項2に記載の排便予報装置。
【請求項5】
前記通知処理において、前記プロセッサは、排便予定時刻の到来を介護者に通知するアラームの出力を指示する命令を、当該排便予報装置と通信可能に構成された通知端末に送信する、
ことを特徴とする請求項1に記載の排便予報装置。
【請求項6】
前記通知処理において、前記プロセッサは、排便予定時刻の到来を介護者に通知するアラームを、当該排便予報装置に内蔵された出力装置から出力する、
ことを特徴とする請求項1に記載の排便予報装置。
【請求項7】
少なくとも1つのプロセッサが、被介護者に下剤を投与した時刻と、下剤を投与する前に前記被介護者が実施した排便関連行為、及び、下剤を投与した後に前記被介護者が実施した排便関連行為の一方又は両方とを特定する特定処理と、
前記プロセッサが、下剤を投与してから前記被介護者が排便を行うまでの時間を、前記特定処理にて特定した排便関連行為に基づいて推定する推定処理と、
前記プロセッサが、前記特定処理にて特定した時刻から前記推定処理にて推定した時間が経過した時刻である排便予定時刻の到来を介護者に通知するための通知処理と、を含んでいる、
ことを特徴とする排便予報方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、医療/介護施設等において被介護者の排便を予報するための排便予報装置及び排便予報方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
介護サービス又は医療サービスにおいては、被介護者の排泄ケアが重要な業務のひとつとなっている。被介護者の排便を予測し、介護者に通知することが出来れば、介護者の排泄ケアの負担を大幅に軽減することができる。
【0003】
介護者の排泄ケアの負担を軽減するための技術としては、例えば、特許文献1に記載の技術が知られている。特許文献1に記載の技術では、匂いセンサの出力信号と湿度センサの出力信号とに基づいて、被介護者の排泄を検知し、介護者に通知する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-33745号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述のような従来技術は、センサ端末を被介護者に装着するため、被介護者に不快感を与え、場合によってはセンサ端末を外してしまい検知不能となる可能性を有するという問題がある。また、被介護者の排便後に通知をするため、介護者側の準備が整っていないことに起因して、排泄ケアを行うまでに時間を要する可能性がある。
【0006】
本発明の一態様は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、センサ端末を被介護者に装着することなく、排便時刻を介護者に予報することが可能な排便予報装置又は排便予報方法を実現することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様による排便予報装置は、特定処理と推定処理と通知処理とを実行するプロセッサを含んでいる。また、本発明の一態様にかかる排便予報方法は、特定処理と推定処理と通知処理とを含んでいる。ここで特定処理は、プロセッサが、被介護者に下剤を投与した時刻、及び、下剤を投与する前に前記被介護者が実施した排便関連行為、又は、下剤を投与した後に前記被介護者が実施した排便関連行為を、ユーザ操作に基づいて特定する処理である。推定処理は、下剤を投与してから前記被介護者が排便を行うまでの時間を前記特定処理にて特定した排便関連行為に基づいて推定する処理である。通知処理は、前記特定処理にて特定した時刻から前記推定処理にて推定した時間が経過した時刻を排便予定時刻として介護者に通知する処理である。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、センサ端末を使用することなく、被介護者の排便予定時刻を推定し、介護者に通知することが可能な排便予報装置又は排便予報方法を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態1に係る排便予報システムの構成を示す模式図である。
図1に示す排便予報システムに含まれる排便予報装置の構成を示すブロック図である。
図2に示す排便予報装置において実施する排便予報方法の流れを示すフロー図である。
下剤投与情報を入力する画面の一例を示す図である。
通知端末に表示されるアラーム通知画面の一例を示す図である。
図3に示す排便予報方法の変形例を示すフロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(排便予報システムの構成)
排便予報システムSの構成について、図1を参照して説明する。図1は、排便予報システムSの構成を示す模式図である。
(【0011】以降は省略されています)

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