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公開番号2024080779
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-17
出願番号2022193999
出願日2022-12-05
発明の名称携帯端末用充電器
出願人株式会社カーメイト
代理人個人,個人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20240610BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】磁力吸着型のホルダの難点である携帯端末着脱時の支持状態の不安定性を解消することのできる携帯端末用充電器を提供する。
【解決手段】携帯端末を保持する第1主面に磁力吸着機能を有すると共に、第1主面と反対側に位置する第2主面に係合部14bを有する充電器本体12と、係合部14bに係合する係合部28cを有し、充電器本体12への給電経路を構成するアクセサリープラグ28と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
携帯端末を保持する第1主面に磁力吸着機能を有すると共に、前記第1主面と反対側に位置する第2主面に第1係合部を有する充電器本体と、
前記第1係合部に係合する第2係合部を有し、前記充電器本体への給電経路を構成するアクセサリープラグと、を備えることを特徴とする携帯端末用充電器。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
前記アクセサリープラグを介した前記充電器本体への給電には、5Vよりも高い電圧による給電を可能とする充電方式を採用したことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末用充電器。
【請求項3】
前記第2主面には、給電時の電圧変化を示す発光インジケータを備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の携帯端末用充電器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、携帯端末用充電器に係り、特に、端末保持を磁力により行う車載用充電器に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、高機能型携帯電話(いわゆるスマートフォン)やタブレット端末(以下、総称として携帯端末と称す)では、携帯端末に対する充電器として非接続型のものが普及してきている(例えば特許文献1参照)。このような充電器では、ホルダに設けられた爪により携帯端末を挟み込んで固定する構成とすることで、移動や振動を伴う車両内であっても、携帯端末を安定保持した状態で給電を実施することが可能となる。
【0003】
しかし、爪により携帯端末を挟み込む動作は、それ自体が煩わしかったり、爪による保持力が強い場合には、携帯端末側面の操作ボタン等が押下されてしまい、誤作動を招くなどの不具合も間々報告されていた。そうした中、爪に頼らずに磁力により携帯端末を保持するタイプのホルダが提案され、このホルダに充電機能を付帯させるといった取り組みが進んできている。
【0004】
ここで、磁力により安定して携帯端末を保持するには、比較的強力な磁力吸引が必要となる。このため、携帯端末を簡易に着脱するためには、ホルダ自体を強固に固定する事が前提とされており、その方法が種々検討されてきている。なお近年では、端子の小型化と接続形式の自由度の高さから、給電端子にUSB端子が採用される事が多く、特許文献2に開示されているようなアクセサリーソケットを介してホルダに給電を行う形態が減りつつある。この傾向は、近年リリースされている車両におけるアクセサリーソケットの位置が、必ずしも携帯端末を配置するのに適した位置に存在しない場合も多くなってきていることにも起因する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-97229号公報
実開平5-54097号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明では、磁力吸着型のホルダの難点である携帯端末着脱時の支持状態の不安定性を解消することのできる携帯端末用充電器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するための本発明に係る携帯端末用充電器は、携帯端末を保持する第1主面に磁力吸着機能を有すると共に、前記第1主面と反対側に位置する第2主面に第1係合部を有する充電器本体と、前記第1係合部に係合する第2係合部を有し、前記充電器本体への給電経路を構成するアクセサリープラグと、を備えることを特徴とする。
【0008】
また、上記のような特徴を有する携帯端末用充電器では、前記アクセサリープラグを介した前記充電器本体への給電には、5Vよりも高い電圧による給電を可能とする充電方式を採用することが望ましい。このような特徴を有する事によれば、給電時の電圧を向上させ、急速充電を行う事が可能となる。
【0009】
さらに、上記のような特徴を有する携帯端末用充電器における前記第2主面には、給電時の電圧変化を示す発光インジケータを備えるようにすると良い。このような特徴を有する事によれば、インジケータの発光は、車両構造物に反射することになる。このため、充電器本体により携帯端末を保持した状態であっても、充電時の電圧変化、すなわち充電状態を知る事が可能となる。
【発明の効果】
【0010】
上記のような特徴を有する携帯端末用充電器によれば、アクセサリープラグの使用状態における安定性という新たな見地を見出し、磁力吸着型のホルダを車内で使用する際の難点を解消した。これにより、携帯端末着脱時の支持状態の不安定性を解消することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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