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公開番号2024080555
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-13
出願番号2022203735
出願日2022-12-01
発明の名称皮膚外用剤用組成物
出願人株式会社ピカソ美化学研究所
代理人
主分類A61K 8/49 20060101AFI20240606BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】ニコチン酸アミドなどの析出や、パルミチン酸レチノールなどの変臭を抑えるだけでなく、塗布時や塗布後の使用感が良好、かつ、格段に優れた保湿効果を発揮する皮膚外用剤用組成物の提供。
【解決手段】
下記成分A、下記成分B、下記成分C並びに下記成分Dを含有してなる皮膚外用剤用組成物とする。
成分A:ニコチン酸および/又はその誘導体
成分B:レチノールおよび/又はその誘導体
成分C:非イオン性界面活性剤
成分D:分岐脂肪酸と分岐アルコールのエステル油
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記成分A、下記成分B、下記成分C、並びに下記成分Dを含有してなる皮膚外用剤用組成物。
成分A:ニコチン酸および/又はその誘導体
成分B:レチノールおよび/又はその誘導体
成分C:非イオン性界面活性剤
成分D:分岐脂肪酸と分岐アルコールのエステル油
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記成分Dが、イソステアリン酸イソステアリルである請求項1に記載の皮膚外用剤用組成物。
【請求項3】
さらに、下記成分Eを含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の皮膚外用剤用組成物。
成分E:脂肪酸と多価アルコールのエステル油および/又は炭化水素油
【請求項4】
さらに、下記成分Fを含有することを特徴とする請求項1又は2に記載の皮膚外用剤用組成物。
成分F:カルボキシビニルポリマーおよび/又は(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、皮膚外用剤用組成物に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
近年、スキンケア製剤に求められる主な機能の一つに「抗老化」があり、抗老化作用を発揮する様々な薬剤が提案されている。このような薬剤の中でも、ニコチン酸アミドやパルミチン酸レチノールは、優れた抗老化作用を有する成分として注目を浴びており、両成分を併用する製剤も増えている。
【0003】
しかしながら、ニコチン酸アミドとパルミチン酸レチノールを併用して製剤中に多量に配合すると、格段に優れた抗老化作用を発揮させることができる反面、ニコチン酸アミドによる析出が生じ易く、一方、パルミチン酸レチノールによる変臭が生じ易くなるといった問題がある。そのため、ニコチン酸アミドとパルミチン酸レチノールの両成分を製剤中に多く配合することができず、望む抗老化作用を十分に発揮することができないといった課題がある。
【0004】
このような課題を解決するために、シリコーン構造を有する特定の皮膚形成ポリマーと、レチノールやニコチン酸アミドなどのしわ改善成分とを特定量で組み合わせた皮膚外用剤組成物が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。しかしながら、このようなシリコーン構造を有する皮膚形成ポリマーを用いた皮膚外用剤組成物では、塗布時の感触に重たさがあり、かつ、肌上での延展性が悪くなることから、よりべたつきを感じ易くなるという欠点がある。
【0005】
一方、ニコチン酸アミドと、耐塩性水溶性高分子と、レチノール又はその誘導体と、多価アルコールとを特定量で組み合わせた皮膚外用剤も提案されている(例えば、特許文献2を参照)。当該試みによって、ニコチン酸アミドの析出やパルミチン酸レチノールの変臭を抑えることができるものの、肌上での延展性が悪く、べたつきを感じ易くなり、良好な使用感が十分に得られ難いといった欠点がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2022-067065号公報
特開2021-098655号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
したがって、本発明は、上記技術に鑑みてされたものであり、ニコチン酸アミドなどの析出や、パルミチン酸レチノールなどの変臭を抑えるだけでなく、塗布時や塗布後の使用感が良好、かつ、格段に優れた保湿効果を発揮する皮膚外用剤用組成物を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
即ち、本発明は、下記成分A、下記成分B、下記成分C、並びに下記成分Dを含有してなる皮膚外用剤用組成物を提供する。
成分A:ニコチン酸および/又はその誘導体
成分B:レチノールおよび/又はその誘導体
成分C:非イオン性界面活性剤
成分D:分岐脂肪酸と分岐アルコールのエステル油
【0009】
上記成分Dが、イソステアリン酸イソステアリルであることが好ましい。
【0010】
さらに、下記成分Eを含有することが好ましい。
成分E:脂肪酸と多価アルコールのエステル油および/又は炭化水素油
(【0011】以降は省略されています)

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