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公開番号2024079868
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-12
出願番号2023166611
出願日2023-09-28
発明の名称液体調味料
出願人エバラ食品工業株式会社
代理人個人
主分類A23L 27/00 20160101AFI20240604BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】ニンニクを含有せずとも食べ応えが得られる液体調味料を提供する。
【解決手段】液体調味料は、加工果実と加工野菜との少なくともいずれか一方と、ごまと、少なくとも2種の香辛料とを含有する。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
加工果実と加工野菜とのうち少なくともいずれか一方と、
ごまと、
少なくとも2種の香辛料と
を含む液体調味料。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記加工果実と前記加工野菜との質量の合計の割合が、少なくとも0.25質量%である請求項1に記載の液体調味料。
【請求項3】
前記加工果実は、
水分含有率が高くても80%であること、Brix値が30以上であること、糖質が100gあたり15g以上であることの少なくともいずれかを満たす請求項1または2に記載の液体調味料。
【請求項4】
前記加工野菜は、
水分含有率が高くても80%である請求項1または請求項2に記載の液体調味料。
【請求項5】
前記ごまを少なくとも0.1質量%の質量割合で含有する請求項1または2に記載の液体調味料。
【請求項6】
前記2種の香辛料のうちの一方は山椒である請求項1または2に記載の液体調味料。
【請求項7】
前記2種の香辛料のうちの他方は唐辛子または生姜である請求項6に記載の液体調味料。
【請求項8】
前記香辛料として山椒と唐辛子と生姜とを含有し、
山椒の質量を3とするときに、唐辛子の質量が3以上10以下の範囲内であり、生姜の質量が5以上10以下の範囲内である請求項7に記載の液体調味料。
【請求項9】
前記ごまの質量を1とするときに、山椒の質量が0.006以上0.3以下の範囲内である請求項1または2に記載の液体調味料。
【請求項10】
前記加工果実としてレーズンを含有する請求項1または2に記載の液体調味料。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体調味料に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
調味料において、ニンニクは頻繁に使用される野菜である。例えば特許文献1には、旨味を付与する旨味付与野菜加工品としてニンニク加工品を用いる野菜含有調味料が記載されている。ニンニクはこうした旨味やコクを調味料に付与する点において適している。
【0003】
また、例えば特許文献2には、香辛料の風味立ちを増強するために、(A)アラビアガム、ガティガム、大豆多糖類及びプルランからなる群より選ばれる1種又は2種以上、及び(B)香辛料、を含有する液状食品組成物が記載されている。香辛料としては、ブラックペッパー、ホワイトペッパー、ピンクペッパー、唐辛子、山椒、花椒、シナモン、ナツメグ、カルダモン、オレガノ、ターメリック、フェヌグリークの他に、ショウガ(ジンジャー)、黒ごま、白ごま、ネギ等が記載されている。また、香辛料の風味立ちの効果を損なわない限りにおいて含有することができるものとして、野菜類加工品(野菜ペースト、野菜汁、タマネギ等)や、果物類加工品(果実ペースト、果汁等)等が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-23283号公報
特開2021-61825号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載される野菜含有調味料のようにニンニクを含有する調味料は、その匂いから敬遠されることがある。しかしニンニクを含有しない調味料は、さっぱりとした味わいになる一方で、食べ応えという喫食の満足感に欠ける。この点、特許文献2に記載されるように上記(B)の香辛料に上記(A)のガム等を共存させて香辛料の風味立ちを向上させても、食べ応えが得られない場合がある。
【0006】
そこで、本発明は、ニンニクを含有せずとも食べ応えが得られる液体調味料を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の液体調味料は、加工果実と加工野菜とのうち少なくともいずれか一方と、ごまと、少なくとも2種の香辛料とを含むことを特徴として構成されている。
【0008】
加工果実と加工野菜との質量の合計の割合が、少なくとも0.25質量%であることが好ましい。加工果実は、水分含有率が高くても80%であること、Brix値が30以上であること、糖質が100gあたり15g以上であることの少なくともいずれかを満たすことが好ましい。加工野菜は、水分含有率が高くても80%であることが好ましい。
【0009】
ごまを少なくとも0.1質量%の質量割合で含有することが好ましい。
【0010】
2種の香辛料のうちの一方は山椒であることが好ましい。2種の香辛料のうちの他方は唐辛子または生姜であることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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