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公開番号2024079854
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-12
出願番号2021027245
出願日2021-02-24
発明の名称揺動車両
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B60K 26/02 20060101AFI20240605BHJP(車両一般)
要約【課題】ステップ荷重と繊細なスロットルペダル操作との両立を図ることができる揺動車両を提供する。
【解決手段】運転者(R)が足で操作するスロットルペダル(30)を有し、左右に揺動することで旋回走行する揺動車両(1)において、前記スロットルペダル(30)は、前記運転者(R)の足を載せる足載せ部(12)の前方寄りの位置に配設されており、前記スロットルペダル(30)の車幅方向外側に、上方に突出する外側凸部(32,32a)が配設されている。前記スロットルペダル(30)の車幅方向内側に、上方に突出する内側凸部(33,33a)が設けられている。前記足載せ部(12)は、幅広の床状に形成される低床フロアであり、前記スロットルペダル(30)の後方にフットレスト(35)が設けられており、前記フットレスト(35)の踏部(35a)は、前記足載せ部(12)との間に空間を有して配設される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
運転者(R)が足で操作するスロットルペダル(30)を有し、左右に揺動することで旋回走行する揺動車両(1)において、
前記スロットルペダル(30)は、前記運転者(R)の足を載せる足載せ部(12)の前方寄りの位置に配設されており、
前記スロットルペダル(30)の車幅方向外側の位置に、上方に突出する外側凸部(32,32a)が配設されていることを特徴とする揺動車両。
続きを表示(約 500 文字)【請求項2】
前記スロットルペダル(30)の車幅方向内側の位置に、上方に突出する内側凸部(33,33a)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の揺動車両。
【請求項3】
前記足載せ部(12)は、幅広の床状に形成される低床フロアであり、
前記スロットルペダル(30)の後方にフットレスト(35)が設けられており、
前記フットレスト(35)の踏部(35a)は、前記足載せ部(12)との間に空間を有して配設されることを特徴とする請求項1または2に記載の揺動車両。
【請求項4】
前記フットレスト(35)の踏部(35a)は、足の土踏まずで踏むように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の揺動車両。
【請求項5】
前記外側凸部(32)の上端部が、前記スロットルペダル(30)の踏部(30a)より高い位置にあることを特徴とする請求項1に記載の揺動車両。
【請求項6】
前記外側凸部(32a)の上端部が、前記スロットルペダル(30)の踏部(30a)と略同じ高さにあることを特徴とする請求項1に記載の揺動車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、揺動車両に係り、特に、車両の動力源のスロットル操作を足で行うためのスロットルペダルを備える揺動車両に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、車両の動力源のスロットル操作を足で行うためのスロットルペダルを備える揺動車両が知られている。
【0003】
特許文献1には、操向ハンドルとシートとの間に低床フロアが設けられたスクータ型の自動二輪車において、低床フロアの前方寄りの位置にスロットルペダルを備えた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開昭58-139824号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、二輪車や三輪車のように旋回走行時に左右に揺動する揺動車両は、足でステップを踏むいわゆるステップ荷重によってバランスを取りながら運転することが多い。また、揺動車両においては、車体をバンクさせる際はスロットルを弱める一方、バンクした状態から車体を起こす際はスロットルを強めるなど、旋回時の動きを繊細なスロットル操作によって制御することも多く、ステップ荷重と繊細なスロットルペダル操作との両立を図りやすくするための構成が望まれる。
【0006】
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、ステップ荷重と繊細なスロットルペダル操作との両立を図ることができる揺動車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するために、本発明は、運転者(R)が足で操作するスロットルペダル(30)を有し、左右に揺動することで旋回走行する揺動車両(1)において、前記スロットルペダル(30)は、前記運転者(R)の足を載せる足載せ部(12)の前方寄りの位置に配設されており、前記スロットルペダル(30)の車幅方向外側の位置に、上方に突出する外側凸部(32,32a)が配設されている点に第1の特徴がある。
【0008】
また、前記スロットルペダル(30)の車幅方向内側の位置に、上方に突出する内側凸部(33,33a)が設けられている点に第2の特徴がある。
【0009】
また、前記足載せ部(12)は、幅広の床状に形成される低床フロアであり、前記スロットルペダル(30)の後方にフットレスト(35)が設けられており、前記フットレスト(35)の踏部(35a)は、前記足載せ部(12)との間に空間を有して配設される点に第3の特徴がある。
【0010】
また、前記フットレスト(35)の踏部(35a)は、足の土踏まずで踏むように構成されている点に第4の特徴がある。
(【0011】以降は省略されています)

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