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公開番号2024079328
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022192205
出願日2022-11-30
発明の名称充電インレット
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/41 20060101AFI20240604BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】充電プラグの端子位置ずれに対応してハウジング内で端子の径方向の位置調整が可能な充電インレットを提供する。
【解決手段】充電インレット1は、複数の端子2と、これら端子2を収容したハウジング5と、ハウジング5に組み付けられた端子ホルダ4と、を備えている。端子2は、中実の円柱状に形成された第1接続部21と、第2接続部22と、中間23部と、を備えている。中間部23の外周にはゴム部品60及び樹脂製のフランジ62が設けられている。ゴム部品60は、円筒部61と、円筒部61の外周面に形成され、円筒部61の軸方向に延びた複数のリブ63と、を備えている。ハウジング5には、ゴム部品60が圧入された圧入孔55が形成されており、フランジ62は、圧入孔55外でハウジング5と端子ホルダ4に挟持されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
端子と、前記端子を収容したハウジングと、前記ハウジングに組み付けられた端子ホルダと、を備え、
前記端子は、中実の円柱状に形成された第1接続部と、前記第1接続部と同軸に設けられた第2接続部と、前記第1接続部と前記第2接続部の間の中間部と、を備え、
前記中間部の外周にゴム部品及び樹脂製のフランジが設けられており、
前記ゴム部品は、円筒部と、前記円筒部の外周面に形成され、前記円筒部の軸方向に延びた複数のリブと、を備え、
前記フランジは、前記円筒部の前記第2接続部側の端部に隣接配置され、前記円筒部よりも大径の環状に形成されており、
前記ハウジングに、前記ゴム部品が圧入された圧入孔が形成されており、
前記フランジは、前記圧入孔外で前記ハウジングと前記端子ホルダに挟持されている
ことを特徴とする充電インレット。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記フランジは、前記端子の何れの部分よりも大径に形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の充電インレット。
【請求項3】
請求項1又は2に記載された充電インレットの製造方法であって、
前記端子を切削加工により成形する端子成形工程と、
前記ゴム部品の製造金型に前記端子を配置するインサート成形によって前記ゴム部品を成形するゴム部品成形工程と、
前記フランジの製造金型に前記端子を配置するインサート成形によって前記フランジを成形するフランジ成形工程と、
前記端子の前記ゴム部品及び前記フランジが設けられた部分以外の露出した外表面にめっき処理を施すめっき工程と、
を順次有することを特徴とする充電インレットの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、充電インレットに関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車、ハイブリッド自動車等の車体には、搭載したバッテリを充電するためのコネクタが取り付けられている(例えば特許文献1参照)。このようなコネクタは、一般的に「充電インレット」と呼称されている。従来の充電インレットとして図7~10に示されたものがある。
【0003】
図7~9に示す充電インレット501は、不図示の充電プラグと嵌合されるものであり、複数の端子502と、これら端子502を収容したハウジング505と、ハウジング505に組み付けられた端子ホルダ504と、を備えている。
【0004】
端子502は、切削加工により成形されたものであり、図8,10に示すように、中実の円柱状に形成された第1接続部521と、第2接続部522と、第1接続部521と第2接続部522の間の中間部523と、中間部523の外周に環状に形成されたフランジ526と、を備えている。第1接続部521は、充電プラグに備わった端子と嵌合されるものである。第2接続部522は、電線503と接続された部位である。第2接続部522は、第1接続部521と同軸の円柱状に形成されており、電線503が差し込まれた凹部524を備えている。
【0005】
ハウジング505は、複数の端子502を収容したインナーハウジング552と、フード部551と、を備えている。インナーハウジング552には、各端子502毎に、第1収容部553と、第2収容部554と、連通部556と、が形成されている。
【0006】
第1収容部553は、充電インレット501の正面側に開口した空間であり、第1接続部521の前半部を収容している。第2収容部554は、充電インレット501の背面側に開口した空間であり、中間部523、フランジ526、及び第2接続部522を収容している。連通部556は、第1収容部553と第2収容部554とを連通させた空間であり、第1接続部521の後半部を収容している。
【0007】
端子ホルダ504は、第2収容部554の奥面557との間にフランジ526を挟み、端子502がインナーハウジング552から抜け出すことを防止している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2020-77573号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
上述した充電インレット501においては、端子502が端子ホルダ504によってハウジング505に固定されるため、充電プラグの端子位置ずれに対応して端子502の径方向の位置調整ができないという問題があった。
【0010】
そこで、本発明は、充電プラグの端子位置ずれに対応してハウジング内で端子の径方向の位置調整が可能な充電インレットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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