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公開番号2024078187
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022190587
出願日2022-11-29
発明の名称回転体装置
出願人株式会社デンソー,株式会社アイシン,株式会社BluE Nexus
代理人個人,個人,個人
主分類H02M 7/48 20070101AFI20240603BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】体格が小型化された回転体装置を提供すること。
【解決手段】回転体装置100は、第1ギア部10と、第1ギア部の回転軸方向に並んで配置され第1ギア部とともに回転するモータ部30と、回転軸方向とは異なる並び方向において第1ギア部と並んで配置され第1ギア部とともに回転する第2ギア部20とを備えている。また、回転体装置100は、モータ部を回転駆動する回路でありコンデンサ部50を含む駆動回路を備えている。コンデンサ部は、第2ギア部とモータ部に隣り合って配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
第1回転体部(10)と、
前記第1回転体部の回転軸方向に並んで配置され、前記第1回転体部とともに回転する第2回転体部(30)と、
前記回転軸方向とは異なる並び方向において前記第1回転体部と並んで配置され、前記第1回転体部とともに回転する第3回転体部(20)と、
前記第1回転体部、前記第2回転体部、前記第3回転体部の少なくとも一つを回転駆動する回路であり、コンデンサを含む駆動回路(40、50)と、を備えており、
前記コンデンサは、前記第2回転体部と前記第3回転体部に隣り合って配置される、回転体装置。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記駆動回路は、前記コンデンサに加えてパワーモジュールを有し、
前記第1回転体部、前記第2回転体部、前記第3回転体部、前記パワーモジュールは、前記回転駆動によって発熱する発熱部品であり、
前記コンデンサと前記発熱部品との対向領域に熱遮蔽層が配置されている、請求項1に記載の回転体装置。
【請求項3】
前記熱遮蔽層は、前記コンデンサにおける前記発熱部品との二つ以上の対向面に対向して配置されている、請求項2に記載の回転体装置。
【請求項4】
前記熱遮蔽層は、冷媒が流れる冷媒流路を含んでいる、請求項3に記載の回転体装置。
【請求項5】
前記コンデンサと前記冷媒流路との間に放熱部材が配置されている、請求項4に記載の回転体装置。
【請求項6】
前記第1回転体部、前記第2回転体部、前記第3回転体部、前記駆動回路を収容するケースを備え、
前記第3回転体部は、前記ケースの軸穴に潤滑油とともに配置された回転軸を有しており、
前記コンデンサは、前記熱遮蔽層が間に配置された状態で、前記回転軸に対向配置されている、請求項2~5のいずれか1項に記載の回転体装置。
【請求項7】
前記第1回転体部、前記第2回転体部、前記第3回転体部、前記駆動回路を収容するケースと、
前記ケースに設けられた、前記駆動回路の外部接続端子と、を備え、
前記冷媒流路は、前記ケースの一部に設けられており、
前記外部接続端子は、前記ケースにおける前記冷媒流路とは異なる位置に設けられている、請求項4または5に記載の回転体装置。
【請求項8】
前記第2回転体部は、回転する部位としてのモータ機構を含んでおり、
前記第1回転体部は、前記モータ機構の回転軸に接続された、回転する部位としての第1ギアを含んでおり、
前記第3回転体部は、前記第1ギアと隣り合って配置されて噛み合い回転する部位としての第2ギアを含んでいる、請求項1に記載の回転体装置。
【請求項9】
車両前席の足元部フロア下、または、前記車両の荷物室の下に搭載される、請求項1に記載の回転体装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、回転体装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
回転体装置の一例として、特許文献1に開示されたモータユニットがある。モータユニットは、モータと、モータの上面に設置されたインバータユニットとを有している。インバータユニットは、制御基板、インバータ回路を含むパワー部、コンデンサなどの駆動回路を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/40278号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来技術ではないが、回転体装置には、駆動回路とモータだけではなく、複数の回転体を備えた構成が考えられる。このような回転体装置では、コンデンサの配置しだいで体格が大型化する虞がある。上記観点において、または言及されていない他の観点において、回転体装置にはさらなる改良が求められている。
【0005】
開示される一つの目的は、体格が小型化された回転体装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
ここに開示された回転体装置は、
第1回転体部(10)と、
第1回転体部の回転軸方向に並んで配置され、第1回転体部とともに回転する第2回転体部(30)と、
回転軸方向とは異なる並び方向において第1回転体部と並んで配置され、第1回転体部とともに回転する第3回転体部(20)と、
第1回転体部、第2回転体部、第3回転体部の少なくとも一つを回転駆動する回路であり、コンデンサを含む駆動回路(40、50)と、を備えており、
コンデンサは、第2回転体部と第3回転体部に隣り合って配置されることを特徴とする。
【0007】
このように、回転体装置は、第2回転体部と第3回転体部に隣り合ってコンデンサが配置される。このため、回転体装置は、第2回転体部と第3回転体部に隣り合うデッドスペースを有効に活用できる。よって、回転体装置は、体格を小型化できる。
【0008】
この明細書において開示された複数の態様は、それぞれの目的を達成するために、互いに異なる技術的手段を採用する。請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態の部分との対応関係を例示的に示すものであって、技術的範囲を限定することを意図するものではない。この明細書に開示される目的、特徴、および効果は、後続の詳細な説明、および添付の図面を参照することによってより明確になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
回転体装置の概略構成を示す平面図である。
図1の矢印II方向からの側面図である。
回転体装置の上カバーを外した状態での概略構成を示す平面図である。
図3のIV‐IV線に沿う断面図である。
図1の矢印II方向からの筐体内の概略構成を示す図面である。
図3のVI‐VI線に沿う断面図である。
変形例1の回転体装置の概略構成を示す断面図である。
変形例2の回転体装置の上カバーを外した状態での概略構成を示す平面図である。
変形例3の回転体装置の概略構成を示す断面図である。
変形例4の回転体装置における筐体内の概略構成を示す図面である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下において、図面を参照しながら、本開示を実施するための複数の形態を説明する。各形態において、先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において、構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を参照し適用できる。
(【0011】以降は省略されています)

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