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公開番号2024077908
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022190142
出願日2022-11-29
発明の名称全固体電池および包装体
出願人太陽誘電株式会社
代理人個人
主分類H01M 10/0585 20100101AFI20240603BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】 耐ストレス性を向上させることができる全固体電池および包装体を提供する。
【解決手段】 全固体電池は、固体電解質を主成分とする固体電解質層と、電極活物質を含む内部電極と、が交互に積層され、略直方体形状を有し、積層された複数の前記内部電極が、対向する2端面に交互に露出するように形成された積層チップと、前記2端面に設けられた第1外部電極および第2外部電極と、前記第1外部電極の一部から突出する第1突出電極、および前記第2外部電極の一部から突出する第2突出電極と、を備え、前記第1突出電極および前記第2突出電極は、前記複数の内部電極の積層方向である第1方向、または前記積層チップの2側面が対向する第2方向に関して、共通の方向成分を有して外部に向かって突出している。
【選択図】 図7

特許請求の範囲【請求項1】
固体電解質を主成分とする固体電解質層と、電極活物質を含む内部電極と、が交互に積層され、略直方体形状を有し、積層された複数の前記内部電極が、対向する2端面に交互に露出するように形成された積層チップと、
前記2端面に設けられた第1外部電極および第2外部電極と、
前記第1外部電極の一部から突出する第1突出電極、および前記第2外部電極の一部から突出する第2突出電極と、を備え、
前記第1突出電極および前記第2突出電極は、前記複数の内部電極の積層方向である第1方向、または前記積層チップの2側面が対向する第2方向に関して、共通の方向成分を有して外部に向かって突出している、全固体電池。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記積層チップの前記2端面以外の4面のいずれかに対応する位置において、前記第1突出電極は前記第1外部電極から突出し、前記第2突出電極は前記第2外部電極から突出している、請求項1に記載の全固体電池。
【請求項3】
前記第1突出電極および前記第2突出電極は、前記積層チップの稜線部に相当する位置に設けられている、請求項1に記載の全固体電池。
【請求項4】
前記第1突出電極は、前記積層チップの前記2端面以外の4面のいずれかにおいて、4つの角のいずれか2つに配置され、前記第2突出電極は、前記4つの角の残りの2つに配置されている、請求項1に記載の全固体電池。
【請求項5】
前記全固体電池は、前記第1突出電極および前記第2突出電極以外の領域に、絶縁物の外装コートを備える、請求項1に記載の全固体電池。
【請求項6】
前記第1突出電極および前記第2突出電極は、互いに離れていくように突出している、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の全固体電池。
【請求項7】
請求項1に記載の全固体電池と、
前記全固体電池を収容する収容部を有するテープ本体と、
前記収容部を覆う封止テープと、
を備える包装体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、全固体電池および包装体に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
積層型の全固体電池は、発火や漏液の心配がなく、またリフローハンダ付けが可能であり、安全で取り扱いが容易な二次電池である(例えば、特許文献1~3を参照)。従来の電解液を使用したリチウムイオン電池からの移行が検討されており、幅広い分野での利用に展開されることが期待されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/111166号
国際公開第2020/070989号
国際公開第2019/167856号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
全固体電池では、充放電時に体積膨張または体積収縮が生じ、ストレスが生じる。また、リフローハンダ付けによって全固体電池を基板に実装する際に、基板から全固体電池にストレスがかかる。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、耐ストレス性を向上させることができる全固体電池および包装体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る全固体電池は、固体電解質を主成分とする固体電解質層と、電極活物質を含む内部電極と、が交互に積層され、略直方体形状を有し、積層された複数の前記内部電極が、対向する2端面に交互に露出するように形成された積層チップと、前記2端面に設けられた第1外部電極および第2外部電極と、前記第1外部電極の一部から突出する第1突出電極、および前記第2外部電極の一部から突出する第2突出電極と、を備え、前記第1突出電極および前記第2突出電極は、前記複数の内部電極の積層方向である第1方向、または前記積層チップの2側面が対向する第2方向に関して、共通の方向成分を有して外部に向かって突出している。
【0007】
上記全固体電池において、前記積層チップの前記2端面以外の4面のいずれかに対応する位置において、前記第1突出電極は前記第1外部電極から突出し、前記第2突出電極は前記第2外部電極から突出していてもよい。
【0008】
上記全固体電池において、前記第1突出電極および前記第2突出電極は、前記積層チップの稜線部に相当する位置に設けられていてもよい。
【0009】
上記全固体電池において、前記第1突出電極は、前記積層チップの前記2端面以外の4面のいずれかにおいて、4つの角のいずれか2つに配置され、前記第2突出電極は、前記4つの角の残りの2つに配置されていてもよい。
【0010】
上記全固体電池において、前記全固体電池は、前記第1突出電極および前記第2突出電極以外の領域に、絶縁物の外装コートを備えていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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