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公開番号2024077577
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-07
出願番号2023110676
出願日2023-07-05
発明の名称車両用電子制御装置
出願人株式会社デンソー
代理人名古屋国際弁理士法人
主分類H05K 7/20 20060101AFI20240531BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】車両用電子制御装置が車両に配設される際の向きに起因してフィンによる放熱性能が低下するのを抑制可能な車両用電子制御装置を提供する。
【解決手段】車両用電子制御装置1は、ケース3及び複数のフィン5を備える。複数のフィン5それぞれの突出方向先端側には、各フィン5の突出方向先端側からケース側に向かって凹む形状とされた1以上のスリット21と、スリット21を挟んで両側となる位置において各フィン5の突出方向へ突出する形状とされた突出部23とが形成される。スリット21は、複数のスリット21がフィンの板厚方向と同一方向へと延びる列をなす位置に形成され、複数のフィン5には、スリット21のなす列が1列以上形成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
発熱性のある電子部品(11)が実装された電子回路基板(13)を収納する金属製のケース(3)と、
それぞれが前記ケースの外面から突出しており、前記電子部品から前記ケースへと伝わる熱を前記ケースの外部へ放出する複数のフィン(5)と、
を備え、
前記複数のフィンは、各フィンが板状に形成され、各フィンの板厚方向が同一方向に向けられて、前記板厚方向に間隔を空けて並列に配置されており、
前記複数のフィンそれぞれの突出方向先端側には、各フィンの突出方向先端側からケース側に向かって凹む形状とされた1以上のスリット(21)と、前記スリットを挟んで両側となる位置において各フィンの突出方向へ突出する形状とされた突出部(23)とが形成されており、
前記スリットは、複数の前記スリットが前記フィンの板厚方向と同一方向へと延びる列をなす位置に形成されており、前記複数のフィンには、前記スリットのなす列が1列以上形成されている、
車両用電子制御装置(1)。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
請求項1に記載の車両用電子制御装置であって、
前記ケース及び複数のフィンが、アルミニウム合金のダイカスト品で構成されている、
車両用電子制御装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の車両用電子制御装置であって、
車両における鉛直方向と前記フィンの板厚方向とが一致する向きにされた状態で、前記車両に取り付けられている、
車両用電子制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両用電子制御装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
車両用電子制御装置のケースとして、放熱用のフィンが設けられたケースが知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載の技術において、ケースの外面には、それぞれが板状に形成された複数のフィンが、板厚方向に間隔を空けて並列に立設されている。このようなフィンを利用すれば、空気の温度差に起因して生じる自然対流によって放熱を図ることができる。あるいは、ファン等からの送風で生じる強制対流によって放熱を図ることもできる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-192456号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、発明者の詳細な検討の結果、上述のような車両用電子制御装置を車両に配設して、自然対流によって放熱を図る場合、車両に取り付けられた際の車両用電子制御装置の向きによっては、放熱性能の低下を招くおそれがある、という課題が見いだされた。以下、複数のフィンそれぞれの板厚方向及び前記ケースからの突出方向の双方に交差する方向を第1方向、前記板厚方向を第2方向、前記突出方向を第3方向と規定して、更に詳細に説明する。
【0005】
車両用電子制御装置が車両に配設される際、上記第1方向又は第3方向が鉛直上向きとなるように車両用電子制御装置が配設されると、フィンの表裏面は鉛直方向に対して平行に配置される。この場合、フィンの表裏面付近で温められる空気は、フィンの表裏面に沿って上昇することができる。したがって、自然対流によってフィンからの放熱を図ることができる。
【0006】
しかし、車両用電子制御装置が車両に配設される際、上記第2方向が鉛直上向きとなるように車両用電子制御装置が配設されると、フィンの表裏面は鉛直方向に対して垂直に配置される。すなわち、フィンの表裏面は水平に配置される。この場合、フィンの下側では、フィンの表裏面付近で空気が温められても、フィンによって空気の上昇が妨げられる。また、フィンの上側では、フィンの表裏面付近で温められる空気が上昇しても、その上昇先には別のフィンがある。そのため、その別のフィンによって空気の上昇が妨げられる。したがって、上記第2方向が鉛直上向きになる場合には、上記第1方向又は第3方向が鉛直上向きになる場合に比べ、自然対流が生じにくくなるおそれがある。よって、自然対流が生じにくくなる分だけ、フィンによる放熱性能が低下するおそれがある。
【0007】
本開示の一局面においては、車両用電子制御装置が車両に配設される際の向きに起因してフィンによる放熱性能が低下するのを抑制可能な車両用電子制御装置を提供することが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一態様は、車両用電子制御装置(1)であって、ケース(3)と、複数のフィン(5)と、を備える。ケースは、金属製で、発熱性のある電子部品(11)が実装された電子回路基板(13)を収納する。フィンは、それぞれがケースの外面から突出しており、電子部品からケースへと伝わる熱をケースの外部へ放出する。複数のフィンは、各フィンが板状に形成され、各フィンの板厚方向が同一方向に向けられて、板厚方向に間隔を空けて並列に配置されている。複数のフィンそれぞれの突出方向先端側には、各フィンの突出方向先端側からケース側に向かって凹む形状とされた1以上のスリット(21)と、スリットを挟んで両側となる位置において各フィンの突出方向へ突出する形状とされた突出部(23)とが形成されている。スリットは、複数のスリットがフィンの板厚方向と同一方向へと延びる列をなす位置に形成されており、複数のフィンには、スリットのなす列が1列以上形成されている。
【0009】
このように構成された車両用電子制御装置によれば、フィンの板厚方向が鉛直方向となるような向きにして車両用電子制御装置が車両に配設されると、フィンの表裏面は鉛直方向に対して垂直に配置される。すなわち、フィンの表裏面は水平に配置される。ただし、フィンの表裏面が水平に配置された場合でも、複数のフィンには、上述のようなスリット列が形成されている。
【0010】
そのため、フィンの表裏面付近で温められる空気は、スリット列を通って上昇可能となる。よって、上述のようなスリット列が設けられていない場合に比べ、自然対流が生じやすくなり、フィンの板厚方向が鉛直方向となるような向きになっている場合でも、自然対流による放熱を促すことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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