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公開番号2024076171
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-05
出願番号2022187600
出願日2022-11-24
発明の名称半導体装置、真贋判定方法及び電力変換装置
出願人三菱電機株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類H01L 25/07 20060101AFI20240529BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】本開示は半導体装置、真贋判定方法及び電力変換装置に関し、無線タグを、半導体装置が組み込まれたユニットまたはユニットが搭載された最終製品の、個体管理及び製造工程における進捗管理に活用できる電力変換装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本開示の半導体装置は、外装ケースと、外装ケース内に設置された半導体チップと、外装ケースに設置された第一の無線タグとを備え、第一の無線タグは、外部から書き換えが制限されていない状態で設置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
外装ケースと、
前記外装ケース内に設置された半導体チップと、
前記外装ケースに設置された第一の無線タグと
を備え、
前記第一の無線タグは、外部から書き換えが制限されていない状態で設置されている
半導体装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第一の無線タグが、前記外装ケースの内壁、または内壁に形成された第一の無線タグ搭載部に設置されている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第一の無線タグが、前記外装ケースに形成された梁部に設置されている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第一の無線タグが、前記梁部に形成された第二の無線タグ搭載部に設置されている、請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第一の無線タグが、前記外装ケースの内部に設置されている、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項6】
絶縁性樹脂からなる封止材と、
少なくとも一部が前記封止材の内部に配置された金属フレームと、
前記金属フレーム上に配置された半導体チップと、
前記金属フレームの表面に配置された第一の無線タグと
を備え、
前記第一の無線タグは、外部から書き換えが制限されていない状態で設置されている
半導体装置。
【請求項7】
半導体装置の個体識別情報を記録し、書き換えを制限された第二の無線タグをさらに含む
請求項1または6に記載の半導体装置。
【請求項8】
外装ケースと、
前記外装ケース内に設置された半導体チップと、
前記外装ケースに設置された第二の無線タグと、
を備え、
前記第二の無線タグは、半導体装置の個体識別情報を記録し、外部からの書き換えを制限された状態で設置されている
半導体装置。
【請求項9】
絶縁性樹脂からなる封止材と、
少なくとも一部が前記封止材の内部に配置された金属フレームと、
前記金属フレーム上に配置された半導体チップと、
前記金属フレームの表面に配置された第二の無線タグと
を備え、
前記第二の無線タグは、半導体装置の個体識別情報を記録し、外部から書き換えが制限された状態で設置されている
半導体装置。
【請求項10】
前記第二の無線タグが、半導体装置の個体識別情報に加えて、
半導体装置の製造者にしか知り得ない情報に基づいて決定された文字列である真贋判定用情報を記録している
請求項8または9に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置、真贋判定方法及び電力変換装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
個体管理のため、半導体装置の外部に、個体識別情報を掲示する技術がある。個体識別情報の掲示は、直接の印字あるいはラベルの貼り付けによって実施する。しかし、半導体装置が電力変換装置などに組み込まれると、印字あるいはラベルを外部から確認できず、目視による個体識別ができない課題が生じる。さらに、印字が消えたり、ラベルが剥がれたりすると、個体識別が不可能となる課題が生じる。
【0003】
上述の課題を解決するため、特許文献1は、電力用半導体装置に、個体識別情報を記録した無線タグを搭載する方法を開示している。さらに、特許文献1は、この無線タグに、電力用半導体装置の製造時の情報を記録する方法を開示している。これにより、無線タグに記録された情報のみで、電力用半導体装置の使用部材及び製造実績を確認できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-18353号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし上述の方法では、無線タグが、半導体装置の個体識別情報及び製造実績の確認のみに使用されている。すなわち、半導体装置が組み込まれたユニットまたはそのユニットが搭載された最終製品の、個体管理または製造工程における進捗管理には活用されない課題があった。
【0006】
本開示は上述の問題を解決するため、無線タグを、半導体装置が組み込まれたユニットまたはユニットが搭載された最終製品の、個体管理及び製造工程における進捗管理に活用できる半導体装置を提供することを、第一の目的とする。
【0007】
また、本開示は、無線タグを活用し、半導体装置が組み込まれたユニットまたはユニットが搭載された最終製品の真贋判定に活用できる真贋判定方法を提供することを、第二の目的とする。
【0008】
また、本開示は、無線タグを、半導体装置が組み込まれたユニットまたはユニットが搭載された最終製品の、個体管理及び製造工程における進捗管理に活用できる電力変換装置を提供することを、第三の目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の態様は、外装ケースと、外装ケース内に設置された半導体チップと、外装ケースに設置された第一の無線タグとを備え、第一の無線タグは、外部から書き換えが制限されていない状態で設置されている半導体装置であることが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本開示の態様によれば、無線タグを、半導体装置が組み込まれたユニットまたはユニットが搭載された最終製品の、個体管理及び製造工程における進捗管理に活用できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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