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公開番号2024074580
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-31
出願番号2022185842
出願日2022-11-21
発明の名称カード読取装置
出願人株式会社デンソーウェーブ
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類G06K 7/00 20060101AFI20240524BHJP(計算;計数)
要約【課題】 破損個所を有するカードを挿入口から抜き易くするための技術を提供する。
【解決手段】 カード読取装置は、情報が書き込まれた情報部を有するカードが挿入される挿入口が形成されている筐体と、前記挿入口から前記カードが挿入された状態で前記情報部から前記情報を読み取る、前記筐体内に固定されている読取部と、を備え、前記筐体の内面のうち、前記挿入口が形成されている形成面には、前記形成面から前記読取部に向かって延びている第1リブが形成されており、前記第1リブは、前記挿入口から挿入された前記カードの、表面又は裏面と対面する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
情報が書き込まれた情報部を有するカードが挿入される挿入口が形成されている筐体と、
前記挿入口から前記カードが挿入された状態で前記情報部から前記情報を読み取る、前記筐体内に固定されている読取部と、
を備え、
前記筐体の内面のうち、前記挿入口が形成されている形成面には、前記形成面から前記読取部に向かって延びている第1リブが形成されており、
前記第1リブは、前記挿入口から挿入された前記カードの、表面又は裏面と対面する、
カード読取装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記カード読取装置は、さらに、
前記筐体内において、前記第1リブと前記読取部との間に配置されている第1カードガイドを備え、
前記第1カードガイドは、前記挿入口から挿入された前記カードの、前記表面又は前記裏面と対面する、請求項1に記載のカード読取装置。
【請求項3】
前記カード読取装置は、前記第1カードガイドに加えて、前記筐体内において、前記形成面と前記読取部との間に配置されている第2カードガイドを備え、
前記第2カードガイドは、前記挿入口から挿入された前記カードの、前記表面又は前記裏面と対面し、
前記筐体内の空間は、前記挿入口から挿入された前記カードによって、第1空間と、前記カードを挟んで前記第1空間と反対側に位置する第2空間と、に分かれ、
前記第1リブと前記第1カードガイドは、前記第1空間内に位置し、
前記第2カードガイドは、前記第2空間内に位置する、請求項2に記載のカード読取装置。
【請求項4】
前記第1リブは、前記挿入口から挿入された前記カードの、前記表面又は前記裏面と対面する所定面を有し、
前記第1カードガイドは、前記挿入口から挿入された前記カードの、前記表面又は前記裏面と対面するガイド面を有し、
前記所定面は、前記ガイド面に対してフラットである、請求項2に記載のカード読取装置。
【請求項5】
前記第1カードガイドは、前記形成面と対面する特定面を有し、
前記特定面には、前記特定面から前記形成面に向かって延びている特定リブが形成されており、
前記第1リブと前記特定リブとは、前記挿入口に挿入される前記カードの幅方向に沿って並んでおり、
前記幅方向から見たときに、前記第1リブが、前記特定リブと重なっている、請求項2に記載のカード読取装置。
【請求項6】
前記第1リブは、前記挿入口から挿入された前記カードの、前記表面又は前記裏面と対面する所定面を有し、
前記特定リブは、前記挿入口から挿入された前記カードの、前記表面又は前記裏面と対面するリブ面を有し、
前記所定面は、前記リブ面に対してフラットである、請求項5に記載のカード読取装置。
【請求項7】
前記第1リブの幅は、前記第1リブと前記特定リブの間隔よりも狭い、請求項5に記載のカード読取装置。
【請求項8】
前記第1リブの幅は、前記第1リブと前記特定リブの間隔よりも広い、請求項5に記載のカード読取装置。
【請求項9】
前記第1リブのうち、前記挿入口から挿入された前記カードの、前記表面又は前記裏面と対面する面は、前記挿入口の内面に対してフラットである、請求項1から8のいずれか一項に記載のカード読取装置。
【請求項10】
前記第1リブのうち、前記挿入口から挿入された前記カードの、前記表面又は前記裏面と対面する面は、前記カードを受け入れるように構成されている前記読取部の内面に対してフラットである、請求項1から8のいずれか一項に記載のカード読取装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、カードから情報を読み取るカード読取装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ICカードの挿入口を有するICカードリーダ装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-160542号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ICカードの一部が破損する場合がある。破損個所を有するICカードを挿入口から挿入した後に、当該ICカードを挿入口から抜き出す場合に、ICカードの破損個所が挿入口の外縁に引っかかる場合がある。ICカードの破損個所が挿入口の外縁に引っかかると、ユーザは、ICカードを挿入口から抜き難く感じ得る。
【0005】
上記の問題点は、ICカードに限らず、情報が書き込まれた情報部を有するカード、例えば、磁気ストライプカードを挿入可能なカード読取装置でも生じ得る。
【0006】
本明細書では、破損個所を有するカードを挿入口から抜き易くするための技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書で開示するカード読取装置は、情報が書き込まれた情報部を有するカードが挿入される挿入口が形成されている筐体と、前記挿入口から前記カードが挿入された状態で前記情報部から前記情報を読み取る、前記筐体内に固定されている読取部と、備え、前記筐体の内面のうち、前記挿入口が形成されている形成面には、前記形成面から前記読取部に向かって延びている第1リブが形成されており、前記第1リブは、前記挿入口から挿入された前記カードの、表面又は裏面と対面してもよい。
【0008】
上記の構成によれば、挿入口からカードを抜きだす際に、カードの破損個所が、形成面から読取部に向かって延びている第1リブに支えられる。そして、破損個所が第1リブに支えられた状態で、カードが挿入口から抜き出される。破損個所が第1リブに支えられるので、破損個所が挿入口の外縁に引っかかることを抑制することができる。破損個所を有するカードを挿入口から抜き易くすることができる。
【0009】
前記カード読取装置は、さらに、前記筐体内において、前記第1リブと前記読取部との間に配置されている第1カードガイドを備え、前記第1カードガイドは、前記挿入口から挿入された前記カードの、前記表面又は前記裏面と対面してもよい。
【0010】
上記の構成によれば、挿入口と読取部との間において、挿入口から挿入されたカードを第1リブ及び第1カードガイドで支えることができる。第1カードガイドの追加分だけ、第1リブの長さを短くすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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