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公開番号
2024073864
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-05-30
出願番号
2022184819
出願日
2022-11-18
発明の名称
コンデンサ装置
出願人
株式会社デンソー
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02M
7/48 20070101AFI20240523BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】コンデンサバスバーのインダクタンス増大の抑制とコンデンサの放熱性の向上を両立させるコンデンサ装置を提供する。
【解決手段】コンデンサ装置5は、コンデンサ30と、コンデンサバスバー29と、放熱バスバー26と、を備える。コンデンサバスバー29は、一端にコンデンサが電気的に接続され、他端に電気部品が電気的に接続され、コンデンサと電気部品が並ぶ方向に延びている。放熱バスバー26は、コンデンサバスバーが延びる方向に関してコンデンサバスバーに非介在となるようにコンデンサバスバーに端部が設けられコンデンサの熱を放熱する。これによれば、コンデンサバスバーのインダクタンス増大の抑制とコンデンサの放熱性の向上を両立できる。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
コンデンサ(30)と、
一端に前記コンデンサが電気的に接続され、他端に電気部品(6)が電気的に接続され、前記コンデンサと前記電気部品が並ぶ方向に延びるコンデンサバスバー(19、29)と、
前記コンデンサバスバーが延びる方向に関して前記コンデンサバスバーに非介在となるように、前記コンデンサバスバーに端部が設けられ、前記コンデンサの熱を放熱する放熱バスバー(26、316、416、516)と、を備えるコンデンサ装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記コンデンサ、前記コンデンサバスバー、および、前記放熱バスバーの一部を、内部の収納空間(45)に収納するコンデンサケース(40)と、
前記収納空間に充填され、前記コンデンサ、前記コンデンサバスバー、および、前記放熱バスバーの一部を封止する封止部材(50)と、をさらに備え、
前記放熱バスバーは前記コンデンサバスバーに片持ち支持されており、
前記放熱バスバーにおける前記封止部材から露出された放熱部(27、317、417、517)は、空気にさらされている請求項1に記載のコンデンサ装置。
【請求項3】
前記空気よりも熱伝導率の高い放熱部材(60)と、
前記コンデンサケースを収納するとともに、内部に冷媒が流れるケース(80)と、をさらに備え、
前記ケースは、前記放熱部が設けられる放熱壁(86)を備え、
前記放熱部材が、前記放熱部と前記放熱壁の間で、前記放熱部と前記放熱壁に密着するように設けられている請求項2に記載のコンデンサ装置。
【請求項4】
前記コンデンサケースは、底(41)、前記底から立ち上がる側壁(42)、および、前記側壁から延びるフランジ部(44)をさらに備え、
前記ケースは、前記底が設けられている土台(81)、および、前記土台の厚さ方向(TD)に前記土台から立ち上がり、前記フランジ部が固定される固定壁(84)をさらに備え、
前記放熱部は、前記放熱壁に前記厚さ方向で重なるように設けられ、
前記土台に向かって前記厚さ方向に、前記フランジ部が前記固定壁に固定されていることで、前記放熱部材が、前記放熱部と前記放熱壁に密着している請求項3に記載のコンデンサ装置。
【請求項5】
前記フランジ部、および、前記フランジ部に対応する前記固定壁をそれぞれ複数組有し、
2組の前記フランジ部および前記固定壁の間に、前記放熱部、および、前記放熱部に対応する前記放熱壁が設けられている請求項4に記載のコンデンサ装置。
【請求項6】
前記フランジ部と前記固定壁とを前記厚さ方向に固定する軸部(71)を有する固定部材(70)をさらに備え、
前記放熱部における前記放熱壁に対面する放熱下面(27A、317A、417A、517A)、および、前記放熱壁における前記放熱下面に対面する放熱上面(86A)は、前記厚さ方向に直交する平面方向に延びて、
前記固定部材によって、前記厚さ方向に前記フランジ部が前記固定壁に押し付けられて固定されている請求項4または5に記載のコンデンサ装置。
【請求項7】
前記放熱部材は、さらに、前記土台と前記底の間に設けられている請求項6に記載のコンデンサ装置。
【請求項8】
前記土台の土台上面(81A)、および、前記底の底下面(41A)が前記平面方向に延び、
前記土台に向かって前記厚さ方向に、前記フランジ部が前記固定壁に固定されていることで、前記放熱部材が、前記土台と前記底の間で、前記土台上面と前記底下面に密着している請求項7に記載のコンデンサ装置。
【請求項9】
前記コンデンサは、前記底に対面する第1端面(32)に設けられている第1電極(33)と、前記第1端面から前記厚さ方向に離れた第2端面(34)に設けられている第2電極(35)と、を有し、
前記コンデンサバスバーは、
前記第1電極に接続された第1コンデンサバスバー(19)と、
前記第2電極に接続されている第2コンデンサバスバー(29)と、を備え、
前記放熱バスバーは、前記第2コンデンサバスバーが延びる方向とは異なる方向に延びるとともに、前記第2コンデンサバスバーに片持ち支持され、
前記第1コンデンサバスバーは、前記封止部材、前記底、および、前記放熱部材を介して前記土台に熱的に接続されており、
前記第2コンデンサバスバーは、前記放熱部材を介して前記固定壁に熱的に接続されている請求項8に記載のコンデンサ装置。
【請求項10】
前記放熱部は、凹凸形状(227)をさらに備える請求項9に記載のコンデンサ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に記載の開示はコンデンサ装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電極端子部と、接続端子部と、中継端子部と、を有するバスバーが記載されている。電極端子部はコンデンサ素子の端面電極を上方から覆っている。電極端子部は、前板部と、後板部と、これらの間において矩形波状に上方に張り出す張出部と、によって構成されている。端面電極に対して、前板部と後板部の接続ピンが接触している。電極端子部と接続端子部とが中継端子部により中継されている。接続端子部が電源装置に繋がる外部端子に接続されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/241145号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の構成によれば、コンデンサ素子の熱が張出部で放熱されやすくなる。しかしながら、電極端子部が延びる方向に関して、前板部と後板部に介在するように張出部が設けられているために、電極端子部の通電経路長が長くなる。それに伴い電極端子部のインダクタンスが増大する。特許文献1の構成においては、電極端子部のインダクタンスの増大を抑えつつ、コンデンサ素子の放熱性を向上させることが難しかった。
【0005】
本開示の目的は、コンデンサバスバーのインダクタンス増大の抑制とコンデンサの放熱性の向上を両立させるコンデンサ装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様によるコンデンサ装置は、
コンデンサ(30)と、
一端にコンデンサが電気的に接続され、他端に電気部品(6)が電気的に接続され、コンデンサと電気部品が並ぶ方向に延びるコンデンサバスバー(19、29)と、
コンデンサバスバーが延びる方向に関してコンデンサバスバーに非介在となるように、コンデンサバスバーに端部が設けられ、コンデンサの熱を放熱する放熱バスバー(26、316、416、516)と、を備える。
【0007】
コンデンサバスバー(19、29)が延びる方向に関して、コンデンサバスバーに非介在となるように放熱バスバー(26、316、416、516)の端部が設けられているために、放熱バスバーの分、コンデンサバスバーの通電経路長が長くなることが抑制される。これによれば、コンデンサバスバーのインダクタンス増大の抑制とコンデンサの放熱性の向上とが両立されたコンデンサ装置を提供できる。
【0008】
なお、上記の括弧内の参照番号は、後述の実施形態に記載の構成との対応関係を示すものに過ぎず、技術的範囲を何ら制限するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0009】
コンデンサ装置が搭載される電力変換装置の電気的な接続形態を説明する模式図である。
コンデンサ装置が搭載される電力変換装置を説明する模式図である。
第1実施形態のコンデンサ装置の平面図である。
封止部材を除く第1実施形態のコンデンサ装置の平面図である。
V-V線に沿うコンデンサ装置の断面図である。
VI-VI線に沿うコンデンサ装置の断面図である。
VII-VII線に沿うコンデンサ装置の断面図である。
アッパーカバーを説明するコンデンサ装置の断面図である。
第2実施形態のコンデンサ装置の断面図である。
第3実施形態のコンデンサ装置の断面図である。
第4実施形態のコンデンサ装置の断面図である。
第5実施形態のコンデンサ装置の断面図である。
第6実施形態のコンデンサ装置の断面図である。
第7実施形態のコンデンサ装置の平面図である。
第8実施形態のコンデンサ装置の接続形態を説明する模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら本開示を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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