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公開番号2024073818
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-30
出願番号2022184732
出願日2022-11-18
発明の名称制御システムおよび情報処理方法
出願人オムロン株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類G05B 19/05 20060101AFI20240523BHJP(制御;調整)
要約【課題】大量の変数に対する分析をサポートすることが可能な情報処理方法を提供する。
【解決手段】制御対象を制御するコントローラを含む制御システムの情報処理方法は、コントローラによって使用される変数について、付加項目を設定するステップと、当該変数について、付加項目を示すメタデータを生成するステップと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
制御システムであって、
制御対象を制御する制御部と、
前記制御部によって使用される第1変数について、付加項目を設定する設定部と、
前記第1変数について、前記付加項目を示すメタデータを生成する生成部と、を備える、制御システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
出力イベントの発生に応じて、前記メタデータを出力する出力部をさらに備え、
前記生成部は、前記出力イベントの発生に応じて前記メタデータを生成し、
前記設定部は、内容が経時変化する動的付加項目を設定し、
前記メタデータは、前記出力イベントの発生タイミングにおける前記動的付加項目の内容を示し、
前記出力部は、前記メタデータとともに前記出力イベントの発生タイミングにおける前記第1変数の値を出力する、請求項1に記載の制御システム。
【請求項3】
前記動的付加項目は、前記制御部によって使用される1以上の変数のうちの前記第1変数とは異なる第2変数であり、
前記メタデータは、前記出力イベントの発生タイミングにおける前記第2変数の値を示す、請求項2に記載の制御システム。
【請求項4】
前記動的付加項目は、時刻であり、
前記メタデータは、前記出力イベントが発生した時刻を示す、請求項2に記載の制御システム。
【請求項5】
前記動的付加項目は、前記制御対象による処理の対象物であり、
前記メタデータは、前記出力イベントの発生タイミングにおける前記対象物の識別情報を含む、請求項2に記載の制御システム。
【請求項6】
前記メタデータは、前記付加項目の名称および内容を示す、請求項1に記載の制御システム。
【請求項7】
前記第1変数は、前記制御部に接続される対象デバイスによって取得され、
前記設定部は、前記対象デバイスの製品情報を示すファイルのうちの選択された領域に記述されたテキストを、前記付加項目の名称として設定する、請求項6に記載の制御システム。
【請求項8】
前記第1変数は、前記制御部に接続される対象デバイスによって取得され、
前記設定部は、前記対象デバイスの製品情報を示すファイルのうちの選択された領域に記述されたテキストを、前記付加項目の内容として設定する、請求項6に記載の制御システム。
【請求項9】
前記設定部は、ユーザ入力を促すための入力画面を示す画面情報を提供し、
前記入力画面は、前記付加項目の名称および内容を入力するための入力欄を含み、
前記設定部は、前記入力欄への入力に応じて、前記付加項目の名称および内容を設定する、請求項6に記載の制御システム。
【請求項10】
制御対象を制御するコントローラを含む制御システムの情報処理方法であって、
前記コントローラによって使用される変数について、付加項目を設定するステップと、
前記変数について、前記付加項目を示すメタデータを生成するステップと、を備える、情報処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、制御システムおよび情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
FA(Factory Automation)分野では、制御対象を制御するために、制御プログラムに大量の変数が使用されている。近年、制御プログラムで使用されている変数およびシステム内の収集された様々なデータに対して、利活用する要求が高まっている。
【0003】
特開2020-13526号公報(特許文献1)には、このような分析をサポートするために、収集されたデバイス値と当該デバイス値の収集時刻に関する情報とを関連付けてバッファに記憶する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-13526号公報
特開2021-13120号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
大量の変数に対する分析は、変数の意味を理解した上で行なわれる。そのため、ユーザは、変数の値の分析を行なう際に、各変数に関する事項を確認する必要がある。例えば、各変数の意味を確認する必要がある。各変数の意味を確認するには、例えば、当該変数が取得されるデバイスの製品情報、制御対象を制御するためのプログラム等へのアクセスが必要となる。そのため、各変数に関する事項の確認に時間および労力がかかるという問題がある。
【0006】
本開示は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、大量の変数に対する分析をサポートすることが可能な制御システムおよび情報処理方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一例によれば、制御システムは、制御対象を制御する制御部と、制御部によって使用される第1変数について、付加項目を設定する設定部と、第1変数について、付加項目を示すメタデータを生成する生成部と、を備える。
【0008】
この開示によれば、変数に応じて、適切な付加項目が設定され得る。これにより、ユーザは、変数の値を分析する際、メタデータを確認することにより、各変数に関する事項を容易に理解することができる。その結果、制御部によって使用される変数の値を分析する際のユーザの手間が削減され、大量の変数に対する分析をサポートすることができる。
【0009】
上述の開示において、制御システムは、出力イベントの発生に応じて、メタデータを出力する出力部をさらに備える。生成部は、出力イベントの発生に応じてメタデータを生成する。設定部は、内容が経時変化する動的付加項目を設定する。メタデータは、出力イベントの発生タイミングにおける動的付加項目の内容を示す。出力部は、メタデータとともに出力イベントの発生タイミングにおける第1変数の値を出力する。
【0010】
この開示によれば、出力イベントの発生タイミングにおける動的付加項目の内容を容易に把握できる。
(【0011】以降は省略されています)

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