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公開番号2024073380
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-29
出願番号2023192376
出願日2023-11-10
発明の名称定着装置及び画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20240522BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】必要な潤滑剤を経時にわたって維持できると共に潤滑剤不足による装置故障の発生を防止することが可能な定着装置及びこれを用いた画像形成装置を提供する。
【解決手段】ベルト部材29と、加熱部材30と、支持部材32と、押圧部材33と、ベルト部材29と共に定着ニップNを形成する加圧部材35と、ベルト部材29の内面に潤滑剤を供給する供給部材31と、内面に付着した潤滑剤を保持する保持部材34とを備え、供給部材31は、押圧部材33に対してベルト部材29の走行方向において上流側かつ上方の位置であって、接線39と接線40との成す角度θが25度以上55度以下となる位置に配置され、保持部材34は、幅方向の両端部34aにおける潤滑剤の保持量が他の部位よりも多くなるように構成されている定着装置15。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
無端状のベルト部材と、
前記ベルト部材を加熱する加熱部材と、
前記ベルト部材を走行可能に支持する支持部材と、
前記ベルト部材の内周部に配置され、前記ベルト部材を外方に向けて押圧する押圧部材と、
前記ベルト部材を介して前記押圧部材を押圧して、前記ベルト部材と共に被記録媒体が挟持搬送される定着ニップを形成する加圧部材と、
前記ベルト部材の内面に潤滑剤を供給する供給部材と、
前記内面に付着した潤滑剤を保持する保持部材とを備え、
前記供給部材は、前記押圧部材に対して前記ベルト部材の走行方向において上流側かつ上方の位置であって、前記定着ニップにおける前記押圧部材と前記加圧部材との接線と前記定着ニップの入口側における前記ベルト部材の接線との成す角度が25度以上55度以下となる位置に配置され、
前記保持部材は、その幅方向において前記潤滑剤の保持量が異なり、幅方向の両端部における前記保持量が他の部位よりも多くなるように構成されている定着装置。
続きを表示(約 140 文字)【請求項2】
請求項1記載の定着装置において、
前記保持部材は、前記幅方向の両端部における面積が他の部位よりも広くなるように形成されていることを特徴とする定着装置。
【請求項3】
請求項1または2記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、定着装置及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来の電子写真方式を採用した画像形成装置において、加熱部材により加熱された無端ベルトからなる定着ベルト及びこれに接触する加圧部材によって定着ニップを形成し、定着ニップにトナー像が転写された被記録媒体を通過させ、熱及び圧力により被記録媒体にトナー像を定着させる定着装置が知られている。
このような定着装置において、定着ベルトの内部に押圧部材を設けると共に加圧部材を弾性部材により構成し、定着ベルトを介して加圧部材を押圧部材に圧接させて加圧部材の弾性変形により定着ニップを形成する技術が知られており、このような定着装置は摺動定着装置と呼ばれている。この摺動定着装置では、固定された押圧部材に対して定着ベルトが摺接しながら走行移動するが、移動時における定着ベルトと押圧部材との摩擦抵抗を軽減させるため、定着ベルトの内面に潤滑剤を供給する技術が提案されている(例えば「特許文献1」、「特許文献2」、「特許文献3」参照)。
【0003】
「特許文献1」には、走行するベルトの寄り規制及びベルトへのオイル塗布を的確に行うため、ベルト状の加熱部材及びこれを支持する回転体と、ベルト内面を支持する押圧部材としてのパッドと、加熱部材の内面に潤滑剤を供給する潤滑剤供給部材とを備えた定着装置が開示されている。潤滑剤供給部材は回転体に当接して配置され、潤滑剤が回転体を介して加熱部材の内面に供給される。
これにより、ベルトを支持するローラに潤滑剤供給部材を当接させこのローラを介してベルト内面に潤滑剤を塗布するため、潤滑剤供給部材がベルトの寄りに影響を与えることを防止できるとされている。
【0004】
「特許文献2」には、潤滑剤をベルト内面に均一に塗布すると共に潤滑剤がベルト外部に流出することを防止するため、ベルトが掛け渡されたローラ及び固定部材と、ローラの軸方向長さ全域に対して接触する潤滑剤塗布手段とを有し、固定部材の軸方向長さをローラの軸方向長さよりも短く設定した定着装置が開示されている。
これにより、潤滑剤を潤滑剤塗布手段によりローラを介してベルト内面に均一に塗布することができるとされている。
【0005】
「特許文献3」には、ベルトが掛け渡される押圧部材としてのパッド及び補助駆動ローラと、ベルトを介してパッドを押圧してニップ部を形成する加圧部材と、ステアリングローラと、ベルトに潤滑剤を塗布する塗布部材とを有する定着装置が開示されている。ステアリングローラは、ベルトの幅方向においてベルトが所定範囲内に位置するように傾斜することでベルトの位置を調整する。
これにより、ステアリングローラを用いてもニップ部より下流側のベルト面の安定性を高めることができるとされている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来の摺動定着装置では、定着ベルトの内面に潤滑剤を供給する際に、ベルト内面に対して潤滑剤を均一かつ適正量で供給することは、ベルト走行時にベルトに波打ち動作が生じるために困難であるという問題点がある。また、ベルト内面と押圧部材とが摺動しているため、ベルト内面に供給された潤滑剤が押圧部材のベルト走行方向上流側端部で堰き止められ、堰き止められた潤滑剤が押圧部材の端部に沿ってベルト幅方向に移動し、少しずつベルト外部に流出してベルト内面の潤滑剤が不足するという問題点がある。潤滑剤が不足すると、ベルト内面と押圧部材との摺動抵抗が増加して装置の故障の原因となる。
本発明は上述した問題点を解決し、必要な潤滑剤を経時にわたって維持できると共に潤滑剤不足による装置故障の発生を防止することが可能な定着装置及びこれを用いた画像形成装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1記載の発明は、無端状のベルト部材と、前記ベルト部材を加熱する加熱部材と、前記ベルト部材を走行可能に支持する支持部材と、前記ベルト部材の内周部に配置され、前記ベルト部材を外方に向けて押圧する押圧部材と、前記ベルト部材を介して前記押圧部材を押圧して、前記ベルト部材と共に被記録媒体が挟持搬送される定着ニップを形成する加圧部材と、前記ベルト部材の内面に潤滑剤を供給する供給部材と、前記内面に付着した潤滑剤を保持する保持部材とを備え、前記供給部材は、前記押圧部材に対して前記ベルト部材の走行方向において上流側かつ上方の位置であって、前記定着ニップにおける前記押圧部材と前記加圧部材との接線と前記定着ニップの入口側における前記ベルト部材の接線との成す角度が25度以上55度以下となる位置に配置され、前記保持部材は、その幅方向において前記潤滑剤の保持量が異なり、幅方向の両端部における前記保持量が他の部位よりも多くなるように構成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、稼働状態であっても非稼働状態であってもベルト部材の内面に適正量の潤滑剤が滞留し、かつこの潤滑剤が潤滑剤を最も必要とする部位に滞留できるため、必要な潤滑剤を経時にわたって維持できると共に潤滑剤不足による装置故障の発生を防止することが可能な定着装置及びこれを用いた画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の概略正面図である。
従来の定着装置を説明する概略図である。
本発明の一実施形態に係る定着装置の概略正面図である。
本発明の一実施形態に係る定着装置を説明する図3の部分拡大図である。
本発明の一実施形態に用いられる保持部材を説明する概略斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は、本発明の一実施形態に係る定着装置が適用可能な画像形成装置を示している。同図において画像形成装置としてのプリンタ1は、装置本体2のほぼ中央に中間転写ユニット3を有している。中間転写ユニット3は、中間転写体としての中間転写ベルト4を備えており、中間転写ベルト4は複数の支持ローラによってループ状に張架されている。支持ローラは、中間転写ベルト4を図1において時計回り方向に走行駆動する駆動ローラ5、二次転写バックアップローラ6、従動ローラ7,8、4個の一次転写ローラ9Y,9M,9C,9K等から構成される。
中間転写ベルト4は、ほぼ逆三角形の姿勢で張架され、逆三角形の上辺に当たるベルト上部張架面の上方に、イエロ、マゼンタ、シアン、ブラックの4色分のプロセスカートリッジ10Y,10M,10C,10Kが、それぞれ水平方向に順次配置されている。
(【0011】以降は省略されています)

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