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公開番号2024072849
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-28
出願番号2024038017,2021146483
出願日2024-03-12,2021-09-08
発明の名称発光素子
出願人日亜化学工業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01L 33/32 20100101AFI20240521BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】高い光取り出し効率を有する発光素子を提供する。
【解決手段】n側半導体層と、p側半導体層と、n側半導体層とp側半導体層との間に配置され井戸層を含む活性層と、を含む窒化物半導体からなる半導体構造体を含む発光素子であって、p側半導体層は、活性層側から順に、Ga、Al、及びInを含む第1層と、Ga及びAlを含み、第1層の厚さよりも薄い第2層と、Gaを含む第3層と、を有し、第2層のバンドギャップエネルギーは、井戸層のバンドギャップエネルギーよりも大きく、第3層のp型不純物濃度は、第1層のp型不純物濃度よりも高く、第2層のAl組成比は、第1層のAl組成比よりも大きい発光素子。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
n側半導体層と、p側半導体層と、前記n側半導体層と前記p側半導体層との間に配置され井戸層を含む活性層と、を含む窒化物半導体からなる半導体構造体を含む発光素子であって、
前記p側半導体層は、前記活性層側から順に、Ga、Al、及びInを含む第1層と、Ga及びAlを含み、前記第1層の厚さよりも薄い第2層と、Gaを含む第3層と、を有し、
前記第2層のバンドギャップエネルギーは、前記井戸層のバンドギャップエネルギーよりも大きく、
前記第3層のp型不純物濃度は、前記第1層のp型不純物濃度よりも高く、
前記第2層のAl組成比は、前記第1層のAl組成比よりも大きい発光素子。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記第1層のバンドギャップエネルギーは、前記井戸層のバンドギャップエネルギーよりも大きい請求項1に記載の発光素子。
【請求項3】
前記第2層のp型不純物濃度は、前記第1層のp型不純物濃度よりも高い請求項1又は2に記載の発光素子。
【請求項4】
前記第2層のp型不純物濃度は、前記第3層のp型不純物濃度よりも低い請求項1~3のいずれか1つに記載の発光素子。
【請求項5】
前記p側半導体層は、前記活性層と前記第1層の間に配置され、Gaを含む第4層をさらに含み、
前記第4層の厚さは、前記第1層よりも厚い請求項1~4のいずれか1つに記載の発光素子。
【請求項6】
前記第1層のAl組成比と前記第2層のAl組成比との差は5%以上10%以下である請求項1~5のいずれか1つに記載の発光素子。
【請求項7】
前記第2層の厚さは、前記第2層及び前記第3層の合計厚さの60%以上80%以下である請求項1~6のいずれか1つに記載の発光素子。
【請求項8】
前記活性層が発する光の発光ピーク波長は、430nm以上490nm以下である請求項1~7のいずれか1つに記載の発光素子。
【請求項9】
前記n側半導体層と電気的に接続されたn電極と、
前記第3層と電気的に接続されたp電極と、を有する請求項1~8のいずれか1つに記載の発光素子。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、発光素子に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の窒化物半導体からなる層を積層させた発光素子が開示されている。このような発光素子において、光取り出し効率を向上することが望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-077480号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の一実施形態は、高い光取り出し効率を有する発光素子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一実施形態に係る発光素子は、n側半導体層と、p側半導体層と、前記n側半導体層と前記p側半導体層との間に配置され井戸層を含む活性層と、を含む窒化物半導体からなる半導体構造体を含む発光素子であって、前記p側半導体層は、前記活性層側から順に、Ga、Al、及びInを含む第1層と、Ga及びAlを含み、前記第1層の厚さよりも薄い第2層と、Gaを含む第3層と、を有し、前記第2層のバンドギャップエネルギーは、前記井戸層のバンドギャップエネルギーよりも大きく、前記第3層のp型不純物濃度は、前記第1層のp型不純物濃度よりも高く、前記第2層のAl組成比は、前記第1層のAl組成比よりも大きい。
【発明の効果】
【0006】
本発明の一実施形態によれば、高い光取り出し効率を有する発光素子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態に係る発光素子の構成を示す模式断面図である。
本発明の一実施形態に係る発光素子の構成を示す模式断面図である。
本発明の一実施形態に係る発光素子の構成を示す模式断面図である。
本発明の一実施形態に係る発光素子のバンド構造を模式的に示すバンドダイヤグラムである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明に係る発光素子の実施形態について説明する。なお、以下の説明において参照する図面は、本発明を概略的に示したものであるため、各部材のスケールや間隔、位置関係などが誇張、あるいは、部材の一部の図示が省略されている場合がある。また、以下の説明では、同一の名称及び符号については原則として同一又は同質の部材を示しており、詳細な説明を適宜省略することとする。
【0009】
図1は、発光素子1の模式断面図である。図2A及び図2Bは、p側半導体層40の積層構造を示す模式断面図である。図3は、活性層30及びp側半導体層40のバンド構造を模式的に示すバンドダイヤグラムである。
【0010】
図1に示すように、発光素子1は、基板10と、基板10上に配置された半導体構造体100を有する。半導体構造体100は、n側半導体層20と、p側半導体層40と、n側半導体層20とp側半導体層40との間に位置する活性層30と、を含む。発光素子1は、n側半導体層20に電気的に接続されたn電極51と、p側半導体層40に電気的に接続されたp電極52と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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