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公開番号2024072324
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-28
出願番号2022183036
出願日2022-11-16
発明の名称CO2分離方法及び植物育成方法
出願人株式会社フクハラ
代理人個人
主分類C01B 32/50 20170101AFI20240521BHJP(無機化学)
要約【課題】使用済み浄化槽内へ圧縮気体を流入させることで、該使用済み浄化槽内に充填されたCO2吸着材に吸着されているCO2を脱着させつつ回収を行うCO2分離方法、及び、CO2を含む排出ガスを利用した植物育成方法を提供する。
【解決手段】CO2分離方法は、異物吸着材11が充填されたままの使用済み浄化槽2に対し、流入口12から圧縮気体を送気することで、流入した圧縮気体により異物吸着材からCO2を脱着させ、圧縮気体とCO2が混合した排出ガスHを排出口14から排出させて回収することで、異物吸着材に吸着されたCO2を分離・回収する手段を採用する。また、植物育成方法は、上記CO2分離方法により回収された排出ガスの利用方法であって、植栽スペース31に排出ガスを送気することで、植物の生育を促進させる手段を採る。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
中空部を有し上方及び下方が夫々開口した筒状体から成り該中空部に異物吸着材が充填された中空筒本体と、所定箇所に流入口を備え且つ締結手段を介して前記中空筒本体の下方開口端を閉塞可能な底体と、所定箇所に排出口を備え且つ締結手段を介して前記中空筒本体の上方開口端を閉塞可能な蓋体と、から成る浄化槽において、
異物吸着材が充填されたままの使用済み浄化槽に対し、流入口から圧縮気体を送気することで、流入した圧縮気体により異物吸着材からCO2を脱着させ、圧縮気体とCO2が混合した排出ガスを排出口から排出させて回収することで、異物吸着材に吸着されたCO2を分離・回収することを特徴とするCO2分離方法。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記圧縮気体が、圧縮空気であることを特徴とする請求項1に記載のCO2分離方法。
【請求項3】
請求項2に記載のCO2分離方法により回収された排出ガスの利用方法であって、植栽スペースに排出ガスを送気することで、植物の生育を促進させることを特徴とする植物育成方法。
【請求項4】
前記植栽スペースが、ビニールハウス、温室、植物工場、のいずれかであることを特徴とする請求項3に記載の植物育成方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
使用済み浄化槽からのCO2分離方法に関し、詳しくは、ドレンの浄化用として使用された浄化槽内の吸着材からCO2の分離及び回収を行うと共に、回収したCO2を含有する排出ガスを利用して植物を育成するための方法に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
圧縮空気圧回路において、圧縮空気中の異物を除去する際に生成されるドレンには、油分等の異物や圧縮空気の圧力により多く溶け込んだCO2が含有されるため、異物を除去する浄化槽にてドレンが清浄化される際には、異物の他にCO2も分離・除去されることとなる。そして、予め規定された期間等により交換時期となった浄化槽は、充填された吸着材が取り出された後に分解・洗浄の後に再利用され、取り出された異物等を多く含む吸着材は焼却処分されることとなる。
【0003】
この分解・洗浄に際しては、浄化槽内部の気圧が使用時に比べ低下するため、吸着材に吸着していたCO2が外部へ排出されることになるほか、吸着材自体の焼却によってもCO2が排出されてしまう、といった問題があった。
【0004】
上記問題を解決すべく、特許第6247788号公報(特許文献1)に記載の技術提案がなされている。すなわち、特許文献1では、CO2吸着材と高温の水蒸気を接触させる直接加熱方式にて吸着材の温度を上昇させ、吸着材に吸着されたCO2の分離・回収を行う技術が記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載の技術提案では、排ガス中のCO2の脱着を目的としているため、吸着材がドレンの通過にて既に湿潤している本課題において採用した場合、吸着材への高温水蒸気の噴霧を行うことで、吸着材に付着している水分量を更に増加させてしまうと共に、水分の凝縮に必要な熱量も増加させてしまうという問題があり、本発明への採用は困難である。
【0005】
上記問題を解決するにあたって、本出願人は、交換時期となった浄化槽の流入口へ圧縮空気を送気したところ、排出口から排出される圧縮空気内のCO2濃度について、流入時より高くなって排気されることを発見した。さらに、高濃度の窒素を流入口へ送気したところ、排出口から窒素ガスの他にCO2が同時に排気されることを確認した。
【0006】
そこで、吸着材の焼却処分前に、吸着されているCO2を回収することはできないものかとの着想のもと、吸着材に吸着したCO2が、圧力を伴った空気によりある程度脱着する上記現象に着目し、使用済み浄化槽に圧縮気体を流入させることでCO2吸着材に吸着されているCO2を脱着させ、その脱着したCO2を回収するCO2分離方法を開発した。また、脱着されたCO2が含有された排気ガスの利用方法として、植栽スペースへ送気することで植物の生育を促進させる植物育成方法を開発し、本発明にかかる「CO2分離方法及び植物育成方法」の提案に至るものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第6247788号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、上記問題に鑑み、使用済み浄化槽内へ圧縮気体を流入させることで、該使用済み浄化槽内に充填されたCO2吸着材に吸着されているCO2を脱着させつつ回収を行うCO2分離方法、及び、CO2を含む排出ガスを利用した植物育成方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するため、本発明にかかるCO2分離方法は、中空部を有し上方及び下方が夫々開口した筒状体から成り該中空部に異物吸着材が充填された中空筒本体と、所定箇所に流入口を備え且つ締結手段を介して前記中空筒本体の下方開口端を閉塞可能な底体と、所定箇所に排出口を備え且つ締結手段を介して前記中空筒本体の上方開口端を閉塞可能な蓋体と、から成る浄化槽において、異物吸着材が充填されたままの使用済み浄化槽に対し、流入口から圧縮気体を送気することで、流入した圧縮気体により異物吸着材からCO2を脱着させ、圧縮気体とCO2が混合した排出ガスを排出口から排出させて回収することで、異物吸着材に吸着されたCO2を分離・回収する手段を採用する。
【0010】
また、本発明は、前記圧縮気体が、圧縮空気である手段を採る。
(【0011】以降は省略されています)

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