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公開番号2024072261
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-27
出願番号2023190257
出願日2023-11-07
発明の名称定着装置及び画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20240520BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】複数の温度応答素子について、組み付け状態を容易に確認することができる定着装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】定着装置100は、定着部材たる定着ベルト101と、定着ベルト101を加圧して定着ニップを形成する加圧部材たる加圧ローラ103と定着ベルトを加熱する熱源たるヒータ102a,102bとを備えている。定着装置の下カバー部材100aには、温度応答素子として、2つの温度検知センサ123a、123b、および2つのサーモスタット121a,121bが、外部に露出するよう組み付けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
定着部材と、
定着部材を加圧して定着ニップを形成する加圧部材と、
前記定着部材を加熱する熱源と、
前記定着部材の温度に応じた出力または動作を行う複数の温度応答素子とを備えた定着装置において、
複数の温度応答素子は、当該定着装置の外部に露出するように、当該定着装置に組み付けられることを特徴とする定着装置。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
請求項1に記載の定着装置において、
複数の温度応答素子のうちの少なくとも一つは、前記定着部材の温度が規定温度以上となったら、前記熱源への電力供給を遮断する保護素子であることを特徴とする定着装置。
【請求項3】
請求項1に記載の定着装置において、
複数の温度応答素子のうちの少なくとも一つは、前記定着部材の温度に応じた出力信号を出力する温度検知センサであることを特徴とする定着装置。
【請求項4】
請求項3に記載の定着装置において、
前記温度検知センサの出力信号に基づいて、前記熱源への電力供給を遮断する保護手段を備えることを特徴とする定着装置。
【請求項5】
請求項1に記載の定着装置において、
複数の温度応答素子は、当該定着装置の外側から当該定着装置に組み付けられることを特徴とする定着装置。
【請求項6】
請求項1に記載の定着装置において、
複数の温度応答素子のうちの少なくとも一つは、スナップフィットにより当該定着装置に固定されることを特徴とする定着装置。
【請求項7】
請求項6に記載の定着装置において、
温度応答素子をスナップフィットで固定するスナップフィット固定部は、根元まで当該定着装置から露出していることを特徴とする定着装置。
【請求項8】
請求項1に記載の定着装置において、
複数の温度応答素子は、前記定着部材および前記加圧部材を覆うカバー部材に組み付けられることを特徴とする定着装置。
【請求項9】
請求項1に記載の定着装置において、
前記定着部材の温度が規定温度以上となったら、前記熱源への電力供給を遮断する保護手段を複数備え、
各保護手段は、温度応答素子を有することを特徴とする定着装置。
【請求項10】
請求項9に記載の定着装置において、
前記定着部材の温度が規定温度以上となったら、前記熱源への電力供給を遮断する保護素子を有する保護手段と、
前記定着部材の温度に応じた出力信号を出力する温度検知センサを有する保護手段とを有することを特徴とする定着装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、定着装置及び画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、定着部材と、定着部材を加圧して定着ニップを形成する加圧部材と、定着部材を加熱する熱源と、定着部材の温度に応じた出力または動作を行う複数の温度応答素子とを備えた定着装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、上記定着装置として、定着部材の温度に応じた出力信号を出力する温度応答素子としてのサーミスタと、定着部材の温度が規定温度以上となると熱源への電力供給を遮断するという定着部材の温度に応じた動作を行う温度応答素子としてのサーモカットとが、定着装置に組み付けられているものが記載されている。サーモカットは、定着装置の外部に露出するように定着装置に組み付けられており、サーミスタは、封止部材により塞がれ、定着装置の外部に露出しないように定着装置に組み付けられている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、装置の最終チェック時に問題があった場合に、サーミスタおよびサーモカットなどの複数の温度応答素子について、組み付け状態の確認が困難という課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、定着部材と、定着部材を加圧して定着ニップを形成する加圧部材と、前記定着部材を加熱する熱源と、前記定着部材の温度に応じた出力または動作を行う複数の温度応答素子とを備えた定着装置において、前記複数の温度応答素子は、当該定着装置の外部に露出するように、当該定着装置に組み付けられることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、複数の温度応答素子について、組み付け状態を容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係るプリンタの構成を示す概略構成図。
定着装置の概略構成図。
電力遮断装置のブロック図。
(a)は、定着装置を下方から見た概略図であり、(b)は、図4(a)のA-A断面図であり、(c)は、図4(a)のB-B断面図。
図4(b)のCの部分の拡大図。
図4(c)のD-D断面図。
従来構成について説明する図。
変形例1の定着装置を示す概略構成図。
変形例2の定着装置を示す概略構成図。
変形例3の定着装置を示す概略構成図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式のプリンタ(以下、単にプリンタという。)の一実施形態について説明する。まず、プリンタの概略構成について説明する。図1は、本プリンタの構成を示す概略構成図である。プリンタ200は、複数の色画像を形成する作像部がベルトの展張方向に沿って並置されたタンデム方式を用いるカラープリンタあるが、本発明はこの方式に限ることはなく、またプリンタだけではなく複写機やファクシミリ装置などを対象とすることも可能である。
【0009】
プリンタ200は、各感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkを備えた作像部としての4つの画像ステーションと、4つの画像ステーションの下方に対向して配設された光書き込み装置としての光書込装置8を有する。またプリンタ200は、4つの画像ステーションの上方に対向して配設された中間転写ベルトユニット10を有する。
【0010】
4つの画像ステーションは、感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkが、A1方向の上流側からこの順で並んでいる。各感光体ドラム20Y、20C、20M、20Bkは、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの画像をそれぞれ形成するものである。各感光体ドラムの周囲に、感光体ドラムの回転に従い画像形成処理するための装置が配置されている。ブラック画像形成を行う感光体ドラム20Bkを対象として説明すると、感光体ドラム20Bkの回転方向に沿って画像形成処理を行う帯電装置30Bk,現像装置40Bk、1次転写ローラ12Bkおよびクリーニング装置50Bkが配置されている。
(【0011】以降は省略されています)

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