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公開番号2024072074
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-27
出願番号2022182689
出願日2022-11-15
発明の名称車両用ドア開度規定機構及びそのレバーを製造するレバー製造方法
出願人スズキ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類E05C 17/22 20060101AFI20240520BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】車両用ドア開度規定機構のレバーのストッパ部の耐久性を向上させる。
【解決手段】車両用ドア開度規定機構100は、金属製のプレート2及び樹脂mからなるレバー1のストッパ部5のレバー長手方向基端側の端面5aをケース10に当接させることによりドア開度を規定する。プレート2は、埋設部2aと、ストッパ部5のレバー手方向先端から外部に突出する突出部2bとからなる。突出部2bは、ストッパ部5のレバー長手方向について端面5aと反対側の面521に沿うように屈曲し、ストッパ部5をレバー長手方向先端側から保持している。レバー1を製造するレバー製造方法は、プレート2の中間体における埋設部2aに相当する部分の表面と金型との間に樹脂を射出することによってレバー1の中間体を成形し、レバー1の中間体を成形した後に、突出部2bに相当する部分を折り曲げることにより、レバー1を製造する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両の車体に形成されるドア開口部にヒンジを介して取り付けられるドア側壁を有するドアの前記ドア側壁の裏面に固定されるケースと、
前記ドア開口部における前記ドア側壁に相対する部分に取り付けられるブラケットと、
金属製のプレート及び該プレートを覆う樹脂からなるレバーであって、前記ブラケットに回動可能に取り付けられる基端部と、該基端部と連続し前記ドア側壁及び前記ケースを貫通するように延びる中間部と、該中間部と連続して延び前記ドアの内部に位置するとともに前記中間部の断面積より大きな断面積を有し前記ドアの開度を規定するストッパ部と、に区分される、レバーと、
を含み、前記ストッパ部のレバー長手方向基端側の端面を前記ケースに当接させることにより前記ドアの開度を規定する、車両用ドア開度規定機構であって、
前記プレートは、前記基端部の内部から前記ストッパ部の内部まで延びる埋設部と、前記埋設部と連続して前記ストッパ部のレバー長手方向先端から外部に突出する突出部とからなり、
前記突出部は、前記ストッパ部のレバー長手方向について前記端面と反対側の面に沿うように屈曲し、前記ストッパ部をレバー長手方向先端側から保持している、ことを特徴とする車両用ドア開度規定機構。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記突出部は、互いに逆向きに屈曲する第1突出片及び第2突出片からなる、請求項1に記載の車両用ドア開度規定機構。
【請求項3】
前記ストッパ部のレバー長手方向基端側の部分は、プレート厚み方向について前記中間部よりも幅広に形成され、
前記第1突出片及び前記第2突出片は、プレート厚み方向について互いに逆向きに屈曲している、請求項2に記載の車両用ドア開度規定機構。
【請求項4】
前記プレート厚み方向は、車両上下方向に一致する、請求項3に記載の車両用ドア開度規定機構。
【請求項5】
前記埋設部は、前記突出部の手前において二つに分岐されている、請求項3に記載の車両用ドア開度規定機構。
【請求項6】
前記突出部は、前記基端部側に折り返されるように鋭角に屈曲している、請求項1に記載の車両用ドア開度規定機構。
【請求項7】
車両の車体に形成されるドア開口部にヒンジを介して取り付けられるドア側壁を有するドアの前記ドア側壁の裏面に固定されるケースと、
前記ドア開口部における前記ドア側壁に相対する部分に取り付けられるブラケットと、
金属製のプレート及び該プレートを覆う樹脂からなるレバーであって、前記ブラケットに回動可能に取り付けられる基端部と、該基端部と連続し前記ドア側壁及び前記ケースを貫通するように延びる中間部と、該中間部と連続して延び前記ドアの内部に位置するとともに前記中間部の断面積より大きな断面積を有し前記ドアの開度を規定するストッパ部と、に区分される、レバーと、
を含み、前記ストッパ部のレバー長手方向基端側の端面を前記ケースに当接させることにより前記ドアの開度を規定する、車両用ドア開度規定機構の前記レバーを製造するレバー製造方法であって、
前記プレートは、前記基端部の内部から前記ストッパ部の内部まで延びる埋設部と、前記埋設部と連続して前記ストッパ部のレバー長手方向先端から外部に突出する突出部とからなり、
前記突出部は、前記ストッパ部のレバー長手方向について前記端面と反対側の面に沿うように屈曲し、前記ストッパ部をレバー長手方向先端側から保持しており、
前記レバー製造方法は、
前記プレートの中間体であるプレート中間体であって、前記突出部に相当する部分が直線的に延びていることを除いて前記プレートと同じ形状を有する前記プレート中間体を、形成する、プレート中間体形成工程と、
前記プレート中間体における前記埋設部に相当する部分の表面と金型との間に樹脂を射出することによって、前記レバーの中間体であるレバー中間体を成形する成形工程と、
前記成形工程の後に、前記突出部に相当する部分を前記レバー中間体のレバー長手方向先端側の面に沿うように折り曲げる折り曲げ工程と、
を含む、レバー製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用ドア開度規定機構及びレバー製造方法に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
自動車などの車両には、ドアの開度(全開位置)を規定するためのドア開度規定機構が設けられる場合がある。ドア開度規定機構の一例として、特許文献1に開示された自動車用ドアチェッカが知られている。
【0003】
特許文献1に開示された自動車用ドアチェッカは、自動車の車体にヒンジを介して連結されるドア側壁の裏面に固定されるケースと、車体に固定されるブラケットと、金属製の芯板及びこの芯板を覆う樹脂製の外皮から構成されるチェックレバーとを有している。このチェックレバーはドア側壁及びケースを貫通しており、この状態で、チェックレバーの基端部がブラケットに回動可能に連結されるとともに、チェックレバーの先端部がドアの内部に位置している。そして、チェックレバーの先端部は、チェックレバーにおけるケース内を貫通する部分(中間部)よりも大きく形成されている。チェックレバーの先端部の内端(レバー長手方向基端側の端面)がクッション部材を介してケースに当接することにより、チェックレバーの先端部がドアの全開位置(つまり、ドアの開度)を規定する全開ストッパとして機能している。そして、このチェックレバーの先端部(全開ストッパ)は、芯板の先端部と、芯板の先端部に形成されたピン孔に嵌合されたアンカピンと、芯板の先端部及びアンカピンの全体を包むように外皮と一体に成形される樹脂製の膨大部とで構成されており、ドア全開の際の開放力を全開ストッパの内端部の段部(全開ストッパのレバー長手方向基端側の端面)の樹脂で受けている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-190431号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示されたチェックレバーの先端部(全開ストッパ)の内部には、金属製の芯板だけでなくこの芯板を貫通するアンカピンが埋設されており、チェックレバーの先端部(全開ストッパ)が複雑な構造で成形されているので、樹脂の内部に残留応力が生じやすく、所望の耐久性を発揮できないおそれがある。
【0006】
そこで、本発明は、レバーの先端部(ストッパ部)の残留応力の発生の抑制及び耐久性の向上を図ることができる構造を有した車両用ドア開度規定機構及びレバー製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様によると、車両用ドア開度規定機構が提供される。この車両用ドア開度規定機構は、車両の車体に形成されるドア開口部にヒンジを介して取り付けられるドア側壁を有するドアの前記ドア側壁の裏面に固定されるケースと、前記ドア開口部における前記ドア側壁に相対する部分に取り付けられるブラケットと、金属製のプレート及び該プレートを覆う樹脂からなるレバーであって、前記ブラケットに回動可能に取り付けられる基端部と、該基端部と連続し前記ドア側壁及び前記ケースを貫通するように延びる中間部と、該中間部と連続して延び前記ドアの内部に位置するとともに前記中間部の断面積より大きな断面積を有し前記ドアの開度を規定するストッパ部と、に区分される、レバーと、を含み、前記ストッパ部のレバー長手方向基端側の端面を前記ケースに当接させることにより前記ドアの開度を規定する。この車両用ドア開度規定機構において、前記プレートは、前記基端部の内部から前記ストッパ部の内部まで延びる埋設部と、前記埋設部と連続して前記ストッパ部のレバー長手方向先端から外部に突出する突出部とからなり、前記突出部は、前記ストッパ部のレバー長手方向について前記端面と反対側の面に沿うように屈曲し、前記ストッパ部をレバー長手方向先端側から保持している。
【0008】
本発明の別の態様によると、前記車両用ドア開度規定機構の前記レバーを製造するレバー製造方法が提供される。このレバー製造方法において、前記プレートは、前記基端部の内部から前記ストッパ部の内部まで延びる埋設部と、前記埋設部と連続して前記ストッパ部のレバー長手方向先端から外部に突出する突出部とからなり、前記突出部は、前記ストッパ部のレバー長手方向について前記端面と反対側の面に沿うように屈曲し、前記ストッパ部をレバー長手方向先端側から保持しており、前記レバー製造方法は、前記プレートの中間体であるプレート中間体であって、前記突出部に相当する部分が前記埋設部と連続して直線的に延びている前記プレート中間体を形成する、プレート中間体形成工程と、前記プレート中間体における前記埋設部に相当する部分の表面と金型との間に樹脂を射出することによって、前記レバーの中間体であるレバー中間体を成形する成形工程と、前記成形工程の後に、前記突出部に相当する部分を前記レバー中間体のレバー長手方向先端側の面に沿うように折り曲げる折り曲げ工程と、を含む、レバー製造方法。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、レバーのストッパ部の残留応力の発生の抑制及び耐久性の向上を図ることができる構造を有した車両用ドア開度規定機構及びレバー製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る車両用ドア開度規定機構を含む車両の部分斜視図である。
車両用ドア開度規定機構の斜視図である。
車両用ドア開度規定機構の斜視図である。
車両用ドア開度規定機構の側面図である。
車両用ドア開度規定機構のレバーの斜視図である。
レバーのプレートの斜視図である。
レバーを製造するレバー製造方法を説明するための図である。
レバーを製造するレバー製造方法を説明するための図である。
レバーを製造するレバー製造方法を説明するための図である。
レバーを製造するレバー製造方法を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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