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公開番号2024071196
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-24
出願番号2022182022
出願日2022-11-14
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および情報処理システム
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06T 19/00 20110101AFI20240517BHJP(計算;計数)
要約【課題】仮想空間内で複数のユーザの視点の位置を対応付けて集合させる情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び情報処理システムを提供する。
【解決手段】通信ネットワーク50を介して相互に通信可能な複数の端末装置10A、10B…10nを備える表示システム1において、端末装置10Aは、ユーザの視点の位置に応じた仮想空間を表示するとともに、他のユーザの操作に基づき、他のユーザの視点を示す他の視点の近傍にユーザの視点を移動させた仮想空間を表示する入出力画面を生成する生成部15を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザの視点の位置に応じた仮想空間を表示するとともに、他のユーザの操作に基づき、前記他のユーザの視点を示す他の視点の近傍に前記ユーザの視点を移動させた前記仮想空間を表示する表示画面を生成する表示画面生成手段を備えた情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記他のユーザの操作に基づき外部装置から送信された、前記他のユーザの視点の位置を示す他の視点位置情報、および前記他のユーザの視点の近傍へ前記ユーザの視点を移動するよう指示する他の指示情報を受信する受信手段を備え、
前記表示画面生成手段は、
前記受信手段が受信した前記他の視点位置情報および前記他の指示情報に基づき、前記他の視点の近傍に前記ユーザの視点を移動させた前記仮想空間を表示する前記表示画面を生成する請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記表示画面生成手段は、
前記他の視点が移動するときに、移動後の前記他の視点の近傍に前記ユーザの視点を移動させた前記仮想空間を表示する前記表示画面を生成する請求項1または2記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記表示画面生成手段は、
前記他の視点が視界外の空間に移動するときに、移動後の前記他の視点の近傍に前記ユーザの視点を移動させた前記仮想空間を表示する前記表示画面を生成する請求項3記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記表示画面生成手段は、
前記他の視点が複数の候補から選択された視界外の空間に移動するときに、移動後の前記他の視点の近傍に前記ユーザの視点を移動させた前記仮想空間を表示する前記表示画面を生成する請求項4記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記表示画面生成手段は、
前記他の視点と同じ方向を向くように前記ユーザの視点を移動させた前記仮想空間を表示する前記表示画面を生成する請求項1記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記表示画面生成手段は、
前記他の視点に対して予め定められた位置関係で前記ユーザの視点を移動させた前記仮想空間を表示する前記表示画面を生成する請求項1記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記表示画面生成手段は、
前記他の視点に対応する位置に前記他のユーザのアバターを表示するとともに、前記アバターに重ならないように、前記ユーザの視点を移動させた前記仮想空間を表示する前記表示画面を生成する請求項7記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記表示画面生成手段は、
前記ユーザの操作に基づき、前記ユーザの視点を移動させた前記仮想空間を表示する前記表示画面を生成する請求項1記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記ユーザの視点の位置を示す視点位置情報、および前記ユーザの視点の近傍へ他のユーザの視点を移動するよう指示する指示情報を、前記他のユーザの視点の位置に応じた仮想空間を表示する表示画面を生成する外部装置へ送信する送信手段を備えた請求項1記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および情報処理システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ヘッドマウントディスプレイ装置のユーザが傾いている方向を検出するステップと、検出された前記傾いている方向に基づいて仮想空間におけるユーザの移動方向を決定するステップと、仮想空間におけるユーザの視界が、決定されたユーザの移動方向に移動するように、ヘッドマウントディスプレイ装置に視界を表示させるステップとを含む、仮想空間を提供するための方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017‐220162号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、仮想空間における複数のユーザの視点の位置を対応付けることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の情報処理装置は、ユーザの視点の位置に応じた仮想空間を表示するとともに、他のユーザの操作に基づき、他のユーザの視点を示す他の視点の近傍にユーザの視点を移動させた仮想空間を表示する表示画面を生成する表示画面生成手段を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、仮想空間における複数のユーザの視点の位置を対応付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態に係る表示システムの全体構成図である。
本実施形態に係るコントローラ20の操作部を説明する図である。
押し込み移動の例を示す図である。
本実施形態に係る端末装置、サーバのハードウエア構成図である。
本実施形態に係るHMDのハードウエア構成図である。
本実施形態に係る表示システムの機能ブロック図である。
本実施形態に係る部品情報管理テーブルの一例を示す概念図である。
本実施形態に係る視点位置情報管理テーブル、およびユーザ情報管理テーブルの一例を示す概念図である。
本実施形態に係る入出力画面の生成処理の一例を示すシーケンス図である。
本実施形態に係る移動処理の一例を示すフローチャートである。
本実施形態に係る複数人移動処理の一例を示すシーケンス図である。
本実施形態に係る入出力画面の説明図である。
本実施形態に係る入出力画面の第2の説明図である。
本実施形態に係る入出力画面の第3の説明図である。
図14(e)に示した入出力画面の詳細説明図である。
本実施形態に係る集合処理の一例を示すフローチャートである。
本実施形態に係る集合処理の一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、本発明の実施形態に係る表示システムの全体構成図である。本実施形態の表示システム1は、情報処理システムの一例であり、ヘッドマウントディスプレイ(以下、HMDと記載する)8、端末装置10、コントローラ20、位置検知装置30、およびサーバ40によって構築されている。
【0009】
HMD8は、表示装置の一例であり、端末装置10は、情報処理装置の一例であり、サーバ40は、情報処理装置の他の例である。
【0010】
端末装置10およびサーバ40は、単一のコンピュータによって構成されてもよいし、複数のコンピュータによって構成されてもよく、専用のソフトウエアプログラムがインストールされた汎用的なPC(Personal Computer)であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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