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公開番号
2024071118
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-05-24
出願番号
2022181886
出願日
2022-11-14
発明の名称
特徴量抽出装置、情報処理装置、方法、及びプログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
G06T
7/246 20170101AFI20240517BHJP(計算;計数)
要約
【課題】処理リソースを有効に活用可能な、特徴量抽出装置、方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】特徴量抽出装置10にて特徴量抽出部12は、物体画像を受け取り、受け取った物体画像に含まれる物体に関する特徴量を抽出する。決定部11は、第1追跡IDが関連づけられたN個の物体画像のうちで、特徴量抽出対象とする物体画像の個数であるMの値(Mの値はN以下で且つ1以上の整数)を、特徴量抽出装置10の処理リソースの使用状況に応じて、決定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
特徴量抽出装置であって、
物体画像を受け取り、前記受け取った物体画像に含まれる物体に関する少なくとも1つの特徴量を抽出する特徴量抽出部と、
同じ物体に割り当てられる識別子である第1追跡IDが関連づけられたN(Nの値は2以上の整数)個の物体画像のうちで特徴量抽出対象とする物体画像の個数であるMの値(Mの値はN以下で且つ1以上の整数)を、前記特徴量抽出装置の処理リソースの使用状況に応じて、決定する決定部と、
を具備する特徴量抽出装置。
続きを表示(約 2,800 文字)
【請求項2】
受け取った情報を含めた物体情報を出力する情報出力部と、
前記N個の物体画像を受け取り、前記受け取ったN個の物体画像のうちの前記M個の特徴量抽出対象の物体画像を前記特徴量抽出部に出力すると共に、前記N個の物体画像のうちの前記M個の特徴量抽出対象の物体画像以外の(N-M)個の非特徴量抽出対象の物体画像を前記情報出力部に出力する振り分け部と、
を具備する、
請求項1記載の特徴量抽出装置。
【請求項3】
前記第1追跡IDが関連づけられたP(Pの値は、N以上の整数)個の物体画像から、前記P個の物体画像にそれぞれ関連するP個の優先度に基づいて、前記N個の物体画像を選択し、前記選択したN個の物体画像を前記振り分け部に出力する一方、前記選択したN個の物体画像以外の(P-N)個の物体画像を前記情報出力部に出力する、選別部をさらに具備する、
請求項2記載の特徴量抽出装置。
【請求項4】
前記情報出力部は、前記M個の特徴量抽出対象の物体画像のそれぞれの物体画像ID及び特徴量が抽出されたことを示す抽出済み情報と前記(N-M)個の非特徴量抽出対象の物体画像のそれぞれの物体画像ID及び特徴量が抽出されていないことを示す未抽出情報とを含む前記物体情報を出力する、
請求項2記載の特徴量抽出装置。
【請求項5】
前記決定部は、前記第1追跡IDと異なる第2追跡IDが関連づけられたK(Kの値は2以上の整数)個の物体画像のうちから特徴量抽出対象とする物体画像の個数であるLの値(Lの値はK以下で且つ1以上の整数)を、前記特徴量抽出装置の処理リソースの状況に応じて、決定し、
前記振り分け部は、前記K個の物体画像を受け取り、前記受け取ったK個の物体画像のうちの前記L個の特徴量抽出対象の物体画像を前記特徴量抽出部に出力すると共に、前記K個の物体画像のうちの前記L個の特徴量抽出対象の物体画像以外の(K-L)個の非特徴量抽出対象の物体画像を前記情報出力部に出力し、
前記第1追跡IDが関連づけられた前記N個の物体画像は、第1カメラで撮影されたN個の第1画像フレームにて検出された物体画像であり、
前記第2追跡IDが関連づけられた前記K個の物体画像は、前記第1カメラと異なる第2カメラで撮影されたK個の第2画像フレームにて検出された物体画像である、
請求項2記載の特徴量抽出装置。
【請求項6】
前記第1追跡IDが関連づけられたP(Pの値は、N以上の整数)個の物体画像から、前記P個の物体画像にそれぞれ関連するP個の優先度に基づいて、前記N個の物体画像を選択し、前記選択したN個の物体画像を前記振り分け部に出力する一方、前記選択したN個の物体画像以外の(P-N)個の物体画像を前記情報出力部に出力する、第1選別部と、
前記第2追跡IDが関連づけられたQ(Qの値は、K以上の整数)個の物体画像から、前記Q個の物体画像にそれぞれ関連するQ個の優先度に基づいて、前記K個の物体画像を選択し、前記選択したK個の物体画像を前記振り分け部に出力する一方、前記選択したK個の物体画像以外の(Q-K)個の物体画像を前記情報出力部に出力する、第2選別部と、
を具備する、
請求項5記載の特徴量抽出装置。
【請求項7】
請求項1記載の特徴量抽出装置と、
複数の撮影画像のそれぞれにおいて、物体に対応する物体領域を検出し、各物体領域の撮影画像における位置を特定し、各物体領域に対して物体IDを付し、各物体画像が、前記物体領域が検出された撮影画像と該撮影画像を示す画像識別情報と前記特定された位置に関する情報と前記物体IDとを含む、複数の物体画像を出力する検出部と、
前記検出部から受け取った複数の物体画像を用いて、同じ物体についてのすべての物体画像に同じ追跡IDを付し、それぞれ追跡IDが付された複数の物体画像を前記特徴量抽出装置に出力する追跡部と、
を具備する情報処理装置。
【請求項8】
請求項5記載の特徴量抽出装置と、
前記第1カメラで撮影された複数の第1画像フレームのそれぞれにおいて、物体に対応する物体領域を検出し、各物体領域の第1画像フレームにおける位置を特定し、各物体領域に対して物体IDを付し、各第1物体画像が、前記物体領域が検出された第1画像フレームと該第1画像フレームを示す画像識別情報と前記特定された位置に関する情報と前記物体IDとを含む、複数の第1物体画像を出力する第1検出部と、
前記第1検出部から受け取った複数の第1物体画像を用いて、同じ物体についてのすべての第1物体画像に同じ追跡IDを付し、それぞれ追跡IDが付された複数の第1物体画像を前記特徴量抽出装置に出力する第1追跡部と、
前記第2カメラで撮影された複数の第2画像フレームのそれぞれにおいて、物体に対応する物体領域を検出し、各物体領域の第2画像フレームにおける位置を特定し、各物体領域に対して物体IDを付し、各第2物体画像が、前記物体領域が検出された第2画像フレームと該第2画像フレームを示す画像識別情報と前記特定された位置に関する情報と前記物体IDとを含む、複数の第2物体画像を出力する第2検出部と、
前記第2検出部から受け取った複数の第2物体画像を用いて、同じ物体についてのすべての第2物体画像に同じ追跡IDを付し、それぞれ追跡IDが付された複数の第2物体画像を前記特徴量抽出装置に出力する第2追跡部と、
を具備する情報処理装置。
【請求項9】
特徴量抽出装置によって実行される方法であって、
物体画像に含まれる物体に関する少なくとも1つの特徴量を抽出すること、
同じ物体に割り当てられる識別子である第1追跡IDが関連づけられたN(Nの値は2以上の整数)個の物体画像のうちで特徴量抽出対象とする物体画像の個数であるMの値(Mの値はN以下で且つ1以上の整数)を、前記特徴量抽出装置の処理リソースの使用状況に応じて、決定することと、
を含む方法。
【請求項10】
特徴量抽出装置に、
物体画像に含まれる物体に関する少なくとも1つの特徴量を抽出すること、
同じ物体に割り当てられる識別子である第1追跡IDが関連づけられたN(Nの値は2以上の整数)個の物体画像のうちで特徴量抽出対象とする物体画像の個数であるMの値(Mの値はN以下で且つ1以上の整数)を、前記特徴量抽出装置の処理リソースの使用状況に応じて、決定することと、
を含む、処理を実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、特徴量抽出装置、情報処理装置、方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
撮影された画像において対象物体(オブジェクト)に対応する領域の画像(つまり、物体画像)を検出し、対象物体を追跡する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。特許文献1において情報処理装置は、撮影画像に含まれている複数の対象物体を追跡する。そして、該情報処理装置は、各対象物体について特徴量の質を予測し、該予測された特徴量の質が所定条件を満たす対象物体のみについて特徴量を抽出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/217368号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者は、特許文献1に開示されている技術では、情報処理装置(特徴量抽出装置)の処理リソースの使用状況が考慮されていないため、情報処理装置の処理リソースが有効に活用されない可能性があることを見出した。すなわち、特許文献1に開示されている技術では、仮に情報処理装置の処理リソースの余力が十分な状況においても、所定条件を満たす対象物体のみについて画一的に、特徴量を抽出することになる。このため、情報処理装置の処理リソースが有効に活用されない可能性がある。
【0005】
本開示の目的は、処理リソースを有効に活用可能な、特徴量抽出装置、方法、及びプログラムを提供することにある。なお、この目的は、本明細書に開示される複数の実施形態が達成しようとする複数の目的の1つに過ぎないことに留意されるべきである。その他の目的又は課題と新規な特徴は、本明細書の記述又は添付図面から明らかにされる。
【課題を解決するための手段】
【0006】
1つの態様では、特徴量抽出装置は、
物体画像を受け取り、前記受け取った物体画像に含まれる物体に関する少なくとも1つの特徴量を抽出する特徴量抽出部と、
同じ物体に割り当てられる識別子である第1追跡IDが関連づけられたN(Nの値は2以上の整数)個の物体画像のうちで特徴量抽出対象とする物体画像の個数であるMの値(Mの値はN以下で且つ1以上の整数)を、前記特徴量抽出装置の処理リソースの使用状況に応じて、決定する決定部と、
を具備する。
【0007】
他の態様では、情報処理装置は、
上記1つの態様の特徴量抽出装置と、
複数の撮影画像のそれぞれにおいて、物体に対応する物体領域を検出し、各物体領域の撮影画像における位置を特定し、各物体領域に対して物体IDを付し、各物体画像が、前記物体領域が検出された撮影画像と該撮影画像を示す画像識別情報と前記特定された位置に関する情報と前記物体IDとを含む、複数の物体画像を出力する検出部と、
前記検出部から受け取った複数の物体画像を用いて、同じ物体についてのすべての物体画像に同じ追跡IDを付し、それぞれ追跡IDが付された複数の物体画像を前記特徴量抽出装置に出力する追跡部と、
を具備する。
【0008】
他の態様では、特徴量抽出装置によって実行される方法は、
物体画像に含まれる物体に関する少なくとも1つの特徴量を抽出すること、
同じ物体に割り当てられる識別子である第1追跡IDが関連づけられたN(Nの値は2以上の整数)個の物体画像のうちで特徴量抽出対象とする物体画像の個数であるMの値(Mの値はN以下で且つ1以上の整数)を、前記特徴量抽出装置の処理リソースの使用状況に応じて、決定することと、
を含む。
【0009】
他の態様では、プログラムは、
特徴量抽出装置に、
物体画像に含まれる物体に関する少なくとも1つの特徴量を抽出すること、
同じ物体に割り当てられる識別子である第1追跡IDが関連づけられたN(Nの値は2以上の整数)個の物体画像のうちで特徴量抽出対象とする物体画像の個数であるMの値(Mの値はN以下で且つ1以上の整数)を、前記特徴量抽出装置の処理リソースの使用状況に応じて、決定することと、
を含む、処理を実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本開示により、処理リソースを有効に活用可能な、特徴量抽出装置、情報処理装置、方法、及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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