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公開番号2024071030
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-24
出願番号2022181748
出願日2022-11-14
発明の名称鞍乗型車両
出願人ヤマハ発動機株式会社
代理人弁理士法人新樹グローバル・アイピー,個人
主分類B62J 23/00 20060101AFI20240517BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】鞍乗型車両において、ラジエータファンによるラジエータの冷却効果を向上させると共に、ファンカバーの大型化を抑える。
【解決手段】鞍乗型車両は、ラジエータと、ラジエータファンと、ファンカバーとを備える。ラジエータファンは、ラジエータの後方に配置される。ファンカバーは、ラジエータファンを後方から覆う。ファンカバーは、カバー本体と、膨出部と、吹出口とを含む。膨出部は、カバー本体から後方に向かって膨出している。吹出口は、カバー本体と膨出部とに亘って設けられる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
ラジエータと、
前記ラジエータの後方に配置されるラジエータファンと、
前記ラジエータファンを後方から覆うファンカバーと、
を備え、
前記ファンカバーは、
カバー本体と、
前記カバー本体から後方に向かって膨出した膨出部と、
前記カバー本体と前記膨出部とに亘って設けられる吹出口と、
を含む、
鞍乗型車両。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記本体部は、前記ラジエータファンの後方に配置される上背面を含み、
前記膨出部は、前記上背面の下方に配置され、前記上背面から後方へ膨出している、
請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項3】
前記吹出口は、前記ファンカバーの第1側方に向かって開口した第1横吹出口を含み、
前記第1横吹出口は、前記カバー本体と前記膨出部とに亘って設けられる、
請求項1に記載の鞍乗型車両。
【請求項4】
前記膨出部は、前記第1横吹出口へ向かって延びる第1背面を含み、
前記第1背面は、前記第1側方へ向かって後方へ傾斜している、
請求項3に記載の鞍乗型車両。
【請求項5】
前記ファンカバーは、前記ファンカバー内に配置され前記第1横吹出口へ向かって延びる横ガイドリブを含む、
請求項3に記載の鞍乗型車両。
【請求項6】
前記ラジエータを側方から覆うサイドカウルをさらに備え、
前記サイドカウルは、少なくとも一部が前記ファンカバーよりも上方に位置する開口を含み、
前記横ガイドリブは、前記ラジエータファンによる排風を、前記サイドカウルの開口へ向かって前記第1横吹出口から斜め上方へ吹き出すように配置されている、
請求項5に記載の鞍乗型車両。
【請求項7】
前記吹出口は、前記ファンカバーの前記第1側方と反対の第2側方に向かって開口した第2横吹出口をさらに含み、
前記第2横吹出口は、前記カバー本体と前記膨出部とに亘って設けられる、
請求項3に記載の鞍乗型車両。
【請求項8】
前記膨出部は、前記第2横吹出口へ向かって延びる第2背面を含み、
前記第2背面は、前記第2側方へ向かって後方へ傾斜している、
請求項7に記載の鞍乗型車両。
【請求項9】
前記第2横吹出口は、前記ラジエータファンの回転方向に合わせて、前記ラジエータファンによる排風を、前記第2横吹出口から斜め上方へ吹き出すように開口している、
請求項7に記載の鞍乗型車両。
【請求項10】
前記ラジエータを側方から覆うサイドカウルをさらに備え、
前記サイドカウルは、少なくとも一部が前記ファンカバーよりも上方に位置する開口を含み、
前記第2横吹出口は、前記ラジエータファンの回転方向に合わせて、前記ラジエータファンによる排風を、前記第2横吹出口から前記開口へ向けて吹き出すように開口している、
請求項7に記載の鞍乗型車両。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鞍乗型車両に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
鞍乗型車両には、ラジエータと、ラジエータファンと、ファンカバーとを備えるものがある。ラジエータファンは、ラジエータを通る空気の流れを生成する。ファンカバーは、ラジエータファンを覆うように配置され、ラジエータを通過した空気(以下、「排風」と呼ぶ)を案内する。例えば、特許文献1の車両は、ラジエータファンを覆う導風板を備えている。導風板は、下部開口部を含み、下部開口部から排風を排出するように排風を案内する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-013149号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ラジエータファンによるラジエータの冷却効果を向上させるためには、ファンカバーに設けられる吹出口の開口面積が大きいことが望ましい。しかし、ファンカバーの大型化を抑えながら、吹出口の開口面積を増大させることは困難である。本発明の目的は、鞍乗型車両において、ラジエータファンによるラジエータの冷却効果を向上させると共に、ファンカバーの大型化を抑えることにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る鞍乗型車両は、ラジエータと、ラジエータファンと、ファンカバーとを備える。ラジエータファンは、ラジエータの後方に配置される。ファンカバーは、ラジエータファンを後方から覆う。ファンカバーは、カバー本体と、膨出部と、吹出口とを含む。膨出部は、カバー本体から後方に向かって膨出している。吹出口は、カバー本体と膨出部とに亘って設けられる。
【0006】
本態様に係る鞍乗型車両では、ファンカバーにおいて、吹出口が、カバー本体と膨出部とに亘って設けられる。それにより、カバー本体のみに吹出口が設けられる場合と比べて、吹出口の開口面積が増大する。また、膨出部によってファンカバー内の空間の容積が増大する。それにより、ラジエータファンによるラジエータの冷却効果が増大する。さらに、膨出部は、カバー本体から膨出した形状を有している。すなわち、膨出部は、ファンカバーの一部を膨出させることで形成される。そのため、吹出口の開口面積を増大させるためにファンカバー全体を大きくする場合と比べて、ファンカバーの大型化が抑えられる。
【0007】
本体部は、ラジエータファンの後方に配置される上背面を含んでもよい。膨出部は、上背面の下方に配置され、上背面から後方へ膨出していてもよい。この場合、ラジエータカバーの背面全体が膨出している場合と比べて、ラジエータカバーが小型化される。
【0008】
吹出口は、ファンカバーの第1側方に向かって開口した第1横吹出口を含んでもよい。第1横吹出口は、カバー本体と膨出部とに亘って設けられてもよい。この場合、開口面積の増大により、ラジエータファンによるラジエータの冷却効果が向上する。また、第1横吹出口から第1側方に向かって排風が吹き出されるため、ラジエータファンの後方に配置された部品への熱影響が抑えられる。
【0009】
膨出部は、第1横吹出口へ向かって延びる第1背面を含んでもよい。第1背面は、第1側方へ向かって後方へ傾斜していてもよい。この場合、第1横吹出口の開口面積が増大する。それにより、ラジエータファンによるラジエータの冷却効果が増大する。
【0010】
ファンカバーは、ファンカバー内に配置され第1横吹出口へ向かって延びる横ガイドリブを含む。この場合、第1横吹出口から効率よく排風が吹き出されるように、ファンカバー内の排風を整流することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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