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公開番号2024070873
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-24
出願番号2022181487
出願日2022-11-14
発明の名称媒体搬送機構及びプリンタ
出願人日本電気株式会社,NECプラットフォームズ株式会社
代理人個人,個人
主分類B65H 5/06 20060101AFI20240517BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】 駆動ローラの搬送力が低下した場合にも媒体を搬送可能な媒体搬送機構等を提供する。
【解決手段】 駆動ローラと、駆動ローラに対向して駆動ローラとの間を媒体が通過するように設置され、駆動ローラの外周面に媒体を押圧するように付勢された従動ローラと、を有し、駆動ローラは、従動ローラから離れる方向に移動可能であり、従動ローラは、駆動ローラから離れる方向に移動可能である媒体搬送機構。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
駆動ローラと、
前記駆動ローラに対向して前記駆動ローラとの間を媒体が通過するように設置され、前記駆動ローラの外周面に前記媒体を押圧するように付勢された従動ローラと、
を有し、
前記駆動ローラは、前記従動ローラから離れる方向に移動可能であり、
前記従動ローラは、前記駆動ローラから離れる方向に移動可能である媒体搬送機構。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記媒体の厚さに応じて前記駆動ローラの移動量を決定する移動量決定部
をさらに備える、請求項1に記載の媒体搬送機構。
【請求項3】
前記移動量決定部は、搬送路の片側で移動可能に支持される可動ペーパガイドを備え、
前記駆動ローラの回転軸は前記可動ペーパガイドに固定される
ことを特徴とする、請求項2に記載の媒体搬送機構。
【請求項4】
前記可動ペーパガイドは、前記可動ペーパガイドに荷重をかける付勢部材によって支持される
ことを特徴とする、請求項3に記載の媒体搬送機構。
【請求項5】
前記可動ペーパガイドは、前記搬送路の片側に備えられたペーパガイドの一部であり、
前記ペーパガイドは、前記可動ペーパガイドと搬送方向に連なる固定ペーパガイドを含む
ことを特徴とする、請求項4に記載の媒体搬送機構。
【請求項6】
前記移動量決定部は、
固定ペーパガイドに設置されたガイドプレートと、
前記可動ペーパガイドが前記搬送路に飛び出すのを防止する飛び出し防止部材と
をさらに備えることを特徴とする、請求項5に記載の媒体搬送機構。
【請求項7】
前記固定ペーパガイドの片側に配置されるドライブシャフト、
前記固定ペーパガイドの他の側に配置されるアイドラシャフト、及び
前記回転軸の両端と、前記ドライブシャフト又はアイドラシャフトとを連結するユニバーサルジョイント
をさらに備え、
前記駆動ローラは、その中心を前記回転軸によって支持される
ことを特徴とする、請求項5に記載の媒体搬送機構。
【請求項8】
前記媒体は、センターホールド部を有する冊子状の媒体である
ことを特徴とする、請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の媒体搬送機構。
【請求項9】
少なくとも、
請求項4に記載の媒体搬送機構と、
印字機構と、
前記媒体搬送機構及び前記印字機構を制御するための制御部と
を備えるプリンタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体を搬送するための媒体搬送機構等に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
例えばプリンタは、紙類等の媒体を搬送するための搬送機構を備える。搬送機構は、搬送路の上面側に駆動ローラが設けられ、搬送路の下面側に従動ローラが設けられており、駆動ローラと従動ローラとで媒体を挟持することによって媒体を搬送する構成が一般的である。
【0003】
通帳等を搬送するための搬送機構に関する技術の一例が、特許文献1及び特許文献2に開示されている。
【0004】
特許文献1に記載の搬送機構は、素材通路の上方に固定的に配置される第一支持板と、素材通路の下方に弾性的に支持される第二支持板と、第一支持板の上面側に配置される駆動ローラと、第二指示板の下面側に配置される従動ローラとを備える。第一支持体及び第二支持体には、各ローラに対応する位置に開口部が設けられており、開口部を通じて、駆動ローラと従動ローラが接触する。
【0005】
特許文献2に記載の搬送機構は、上側ガイドと、下側ガイドと、吸入ローラと、当該吸入ローラに接するようにして設けられた圧接ローラとを備える。尚、吸入ローラは駆動ローラに相当するものである。圧接ローラは従動ローラに相当するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
国際公開第00/12316号
特開平09-327951号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
駆動ローラは、ローラ表面の汚れや摩耗により、媒体を搬送するための搬送力が低下する。駆動ローラの搬送力が低下すると、表面の摩擦係数が低い媒体を搬送するのが困難になる。
【0008】
例えば、一般的に、通帳の表紙はコーティングによって摩擦係数が低くなる。通帳の表紙を搬送力の低下した駆動ローラで搬送しようとした場合、通帳のセンターホールド部付近でスリップが発生して搬送不良を起こすという問題が生じる。この搬送不良の原因は、通帳のセンターホールド部が駆動ローラと従動ローラとの間に入り込まずに、通帳が従動ローラを乗り越えられないことである。尚、センターホールド部とは、冊子状の媒体を綴じた部分を指す。綴じた部分とは、媒体の折り目又は折り代等の部分を指す。ここでいう通帳のセンターホールド部とは、通帳の折り目の部分を指す。
【0009】
本発明は上述の課題を解決するためになされたものであり、駆動ローラの搬送力が低下した場合にも媒体を搬送可能な媒体搬送機構等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本発明の媒体搬送機構は、駆動ローラと、駆動ローラに対向して駆動ローラとの間を媒体が通過するように設置され、駆動ローラの外周面に媒体を押圧するように付勢された従動ローラと、を有し、駆動ローラは、従動ローラから離れる方向に移動可能であり、従動ローラは、駆動ローラから離れる方向に移動可能である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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