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公開番号2024070716
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-23
出願番号2022181377
出願日2022-11-11
発明の名称診断装置、診断システム、診断方法、プログラム
出願人富士電機株式会社
代理人個人,個人
主分類B61D 37/00 20060101AFI20240516BHJP(鉄道)
要約【課題】ドア側及び車体側の施錠機構の構成要素(ドア側のピン部及び車体側の凹部)の間のドアの開閉方向での位置関係に関する異常の診断を行うことが可能な技術を提供する。
【解決手段】一実施形態に係るドア制御装置100は、鉄道車両1のドア80側のロックホール223Aに自重で落下し挿入されることによりドア80の施錠状態を実現する車体側のロックピン230がドア80の施錠装置により下方への移動を規制されていない状態を維持して、ドア80が閉動作を行っている期間でのドア80の位置、及びロックピン230の落下を検知するDLS70の出力の時系列のデータを取得し、取得したデータに基づき、ドア80の施錠状態におけるロックピン230とロックホール223Aとの間のドア80の開閉方向での位置関係に関する異常の診断を行う。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
鉄道車両のドア側の凹部に自重で落下し挿入されることにより前記ドアの施錠状態を実現する車体側のピン部が前記ドアの施錠装置により下方への移動を規制されていない状態を維持して、前記ドアが閉動作を行っている期間での前記ドアの位置、及び前記ピン部の落下の有無を検知する検知手段の出力の時系列のデータを取得し、
取得したデータに基づき、前記ドアの施錠状態における前記ピン部と前記凹部との間の前記ドアの開閉方向での位置関係に関する異常の診断を行う、
診断装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記ピン部が前記施錠装置により下方への移動を規制されていない状態で、前記ドアが一定の速度で閉動作を行ったときの前記ドアの位置、及び前記検知手段の出力の時系列のデータを取得する、
請求項1に記載の診断装置。
【請求項3】
前記一定の速度は、前記鉄道車両の乗客の乗降の際の前記ドアの閉動作時の速度よりも小さい、
請求項2に記載の診断装置。
【請求項4】
前記検知手段の出力の時系列のデータに基づき、前記検知手段の出力が前記ピン部の落下を未検知の状態から検知の状態に切り換わった第1のタイミングを取得し、
前記第1のタイミングと、前記ドアの位置の時系列のデータとに基づき、前記ピン部の前記凹部への挿入開始時の前記ドアの第1の位置を取得し、
前記ドアの位置の時系列のデータに基づき、前記ドアの全閉状態に相当する第2の位置を取得し、
前記第1の位置及び前記第2の位置に基づき、前記異常の診断を行う、
請求項1乃至3の何れか一項に記載の診断装置。
【請求項5】
前記第1のタイミングと、前記ピン部の前記凹部への挿入開始から前記検知手段により前記ピン部の落下が検知されるまでの間に想定される時間差と、前記ドアの位置の時系列のデータとに基づき、前記ピン部の前記凹部への挿入開始時の前記ドアの前記第1の位置を取得する、
請求項4に記載の診断装置。
【請求項6】
前記第1の位置及び前記第2の位置に基づき、前記ドアの全閉状態における前記ピン部と前記凹部との間の隙間を取得し、
前記隙間が所定基準に対して大きいか否かによって、前記異常の有無を診断する、
請求項4に記載の診断装置。
【請求項7】
前記検知手段の出力の時系列のデータに基づき、前記検知手段の出力が前記ピン部の落下を未検知の状態から検知の状態に切り換わった第2のタイミングを取得し、
前記第2のタイミングと、前記ドアの位置の時系列のデータとに基づき、前記検知手段の出力が前記ピン部の落下を未検知の状態から検知の状態に切り換わったときの前記ドアの第3の位置を取得し、
前記ドアの位置の時系列のデータに基づき、前記ドアの全閉状態に相当する第4の位置を取得し、
前記第3の位置及び前記第4の位置に基づき、前記検知手段の出力が前記ピン部の落下を未検知の状態から検知の状態に切り換わってから前記ドアが全閉状態に到達するまでの前記ドアの第1の移動距離を取得し、
前記第1の移動距離と、前記ピン部の前記凹部への挿入開始から前記検知手段により前記ピン部の落下が検知されるまでの間に想定される、前記ドアの第2の移動距離とに基づき、前記異常の診断を行う、
請求項1乃至3の何れか一項に記載の診断装置。
【請求項8】
前記第2の移動距離は、前記ピン部の前記凹部への挿入開始から前記検知手段により前記ピン部の落下が検知されるまでの間に想定される時間差と、その間の前記ドアの速度とに基づき取得される、
請求項7に記載の診断装置。
【請求項9】
前記第1の移動距離及び前記第2の移動距離に基づき、前記ドアの全閉状態における前記ピン部と前記凹部との間の隙間を取得し、
前記隙間が所定基準に対して大きいか否かによって、前記異常の有無を診断する、
請求項7に記載の診断装置。
【請求項10】
鉄道車両のドア側の凹部に自重で落下し挿入されることにより前記ドアの施錠状態を実現する車体側のピン部が前記ドアの施錠装置により下方への移動が規制されていない状態を維持して、前記ドアに閉動作を行わせ、
前記ドアに前記閉動作を行わせている期間での前記ドアの位置、及び前記ピン部が前記凹部に挿入された状態を検知する検知手段の出力の時系列のデータを取得し、
取得したデータに基づき、前記ドアの施錠状態における前記ピン部と前記凹部との間の前記ドアの開閉方向での位置関係に関する異常の診断を行う、
診断システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、診断装置等に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、鉄道車両のドアに関する異常を診断する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-82993号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、鉄道車両のドアには、全閉位置において、ドアの施錠を行う施錠機構と施錠機構を駆動する施錠装置が設けられる。
【0005】
例えば、施錠機構は、ドア側の凹部と、車体側のピン部とを含み、凹部にピン部が自重で下向きに挿入されることによりドアの施錠状態が実現される。そして、施錠装置は、ピン部が凹部に向かう下方への移動を規制する状態と凹部へ向かう下方への移動が規制されない状態とを切り換える。これにより、施錠装置は、ピン部が凹部に向かう下方への移動を規制する状態を解除することによって、ピン部を凹部に挿入させて、ドアを施錠したり、ピン部が凹部に向かう下方への移動を規制する状態に戻してドアを解錠したりすることができる。
【0006】
ドアの施錠状態において、ピン部と凹部との間のドアの開閉方向での位置関係が不適切な場合、ピン部と凹部との間に接触等が生じ、ピン部及び凹部に摩耗が生じ、ドアの開閉動作に関する構成要素(駆動機構等)の寿命が相対的に短くなる可能性がある。また、ピン部と凹部との間が接触することによりドアを施錠できず、鉄道車両が時間通りに運行できないといった問題が発生する可能性がある。そのため、ドアの施錠状態におけるピン部と凹部との間のドアの開閉方向での位置関係に関する異常の診断を行うことが望ましい。
【0007】
しかしながら、特許文献1では、診断(検出)対象の異常として、ドアの施錠状態におけるピン部と凹部との間のドアの開閉方向での位置関係に関する異常が含まれていない。そのため、特許文献1の技術を適用したり援用したりしても、ドアの施錠状態におけるピン部と凹部との間のドアの開閉方向での位置関係に関する異常の診断を行うことができない可能性がある。
【0008】
そこで、上記課題に鑑み、ドア側及び車体側の施錠機構の構成要素(ドア側のピン部及び車体側の凹部)の間のドアの開閉方向での位置関係に関する異常の診断を行うことが可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本開示の一実施形態では、
鉄道車両のドア側の凹部に自重で下向きに挿入されることにより前記ドアの施錠状態を実現する車体側のピン部が前記ドアの施錠装置により下方への移動を規制されていない状態を維持して、前記ドアが閉動作を行っている期間での前記ドアの位置、及び前記ピン部が前記凹部に挿入された状態を検知する検知手段の出力の時系列のデータを取得し、
取得したデータに基づき、前記ドアの施錠状態における前記ピン部と前記凹部との間の前記ドアの開閉方向での位置関係に関する異常の診断を行う、
診断装置が提供される。
【0010】
また、本開示の他の実施形態では、
鉄道車両のドア側の凹部に自重で下向きに挿入されることにより前記ドアの施錠状態を実現する車体側のピン部が前記ドアの施錠装置により下方への移動が規制されていない状態を維持して、前記ドアに閉動作を行わせ、
前記ドアに前記閉動作を行わせている期間での前記ドアの位置、及び前記ピン部が前記凹部に挿入された状態を検知する検知手段の出力の時系列のデータを取得し、
取得したデータに基づき、前記ドアの施錠状態における前記ピン部と前記凹部との間の前記ドアの開閉方向での位置関係に関する異常の診断を行う、
診断システムが提供される。
(【0011】以降は省略されています)

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