TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024070584
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-05-23
出願番号
2022181173
出願日
2022-11-11
発明の名称
多目的車両
出願人
株式会社クボタ
代理人
弁理士法人R&C
主分類
B60P
1/26 20060101AFI20240516BHJP(車両一般)
要約
【課題】後部ゲートと荷台の下方にある排気マフラー等の機器等とが、接近してしまうこと及び接触してしまうことを防ぐことができる多目的車両を提供する。
【解決手段】フロアパネル22と、フロアパネル22に対して垂直姿勢である閉状態とフロアパネル22の後方に揺動した開状態とに亘って揺動可能に支持されている後部ゲート24と、が設けられている荷台と、後部ゲート24を所定の揺動角度である第1角度で保持する保持状態と保持解除状態とに人為操作可能な保持機構と、が備えられ、荷台は、保持解除状態のとき、後部ゲート24が、第1角度よりも大きな揺動角度である第2角度よりも開状態側へ揺動するのを規制する規制機構40を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
フロアパネルと、前記フロアパネルに対して垂直姿勢である閉状態と前記フロアパネルの後方に揺動した開状態とに亘って揺動可能に支持されている後部ゲートと、が設けられている荷台と、
前記後部ゲートを所定の揺動角度である第1角度で保持する保持状態と保持解除状態とに人為操作可能な保持機構と、が備えられ、
前記荷台は、前記保持解除状態のとき、前記後部ゲートが、前記第1角度よりも大きな揺動角度である第2角度よりも前記開状態側へ揺動するのを規制する規制機構を備える多目的車両。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記規制機構は、前記後部ゲートに設けられた第1当接部と、前記荷台の後方に設けられ、前記後部ゲートの揺動角度が前記第2角度のときに当接する第2当接部とを有する請求項1に記載の多目的車両。
【請求項3】
前記後部ゲートは、左右方向に延び、前記荷台の後下側部分に設けられた揺動軸周りに揺動する請求項1に記載の多目的車両。
【請求項4】
前記荷台の下方に設けられ、排気口が前記荷台の後側部分に対応する位置に位置する排気マフラーが備えられ、
前記後部ゲートの揺動角度が前記第2角度のとき、前記排気口の後方に前記後部ゲートが位置する請求項3に記載の多目的車両。
【請求項5】
前記荷台は、水平姿勢と傾斜姿勢とに亘り上下揺動可能に構成され、
前記荷台が前記傾斜姿勢のとき、前記排気口の後方に前記後部ゲートが位置する請求項4に記載の多目的車両。
【請求項6】
前記荷台の下方にエンジンが備えられ、
前記後部ゲートの揺動角度が前記第2角度のとき、前記エンジンの後方に前記後部ゲートが位置する請求項3に記載の多目的車両。
【請求項7】
前記荷台は、水平姿勢と傾斜姿勢とに亘り上下揺動可能に構成され、
前記荷台が前記傾斜姿勢のとき、前記エンジンの後方に前記後部ゲートが位置する請求項6に記載の多目的車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、荷台が備えられた多目的車両に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、多目的車両は、特許文献1に記載されているように、荷物への物品の積み込み及び荷台からの積み降ろしを簡易にするため、荷台の後部ゲート(文献では「テイルゲート」)は、揺動可能に構成されている。
【0003】
また、特許文献1に記載された多目的車両では、ワイヤ等からなる保持機構(文献では「水平保持機構」)を利用して、後部ゲートを水平に保持する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-107242号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に記載された多目的車両では、保持機構のワイヤは、取外し可能に構成されている。そして、ワイヤを取り外すと、後部ゲートは、水平状態からさらに揺動することができる構成となっている。
【0006】
一般的な多目的車両では、特許文献1に記載されているように、荷台の下方に、エンジンや、エンジン用の排気マフラーが備えられており、保持機構のワイヤが取り外された後部ゲートは、排気マフラーに接近した状態となっていた。また、保持機構のワイヤが取り外された後部ゲートが、勢いがついた状態で揺動すると、後部ゲートは、排気マフラーに勢いよく接触することがあった。
【0007】
排気マフラーに、後部ゲートが接触すると、後部ゲートは、排気マフラーの高熱により、変形してしまうという不都合が生じていた。また、後部ゲートが排気マフラーに勢いよく接触することにより、排気マフラーや後部ゲートが破損してしまうことがあった。
【0008】
本発明の目的は、後部ゲートと荷台の下方にある排気マフラー等の機器等とが、接近してしまうこと及び接触してしまうことを防ぐことができる多目的車両を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の多目的車両は、フロアパネルと、前記フロアパネルに対して垂直姿勢である閉状態と前記フロアパネルの後方に揺動した開状態とに亘って揺動可能に支持されている後部ゲートと、が設けられている荷台と、前記後部ゲートを所定の揺動角度である第1角度で保持する保持状態と保持解除状態とに人為操作可能な保持機構と、が備えられ、前記荷台は、前記保持解除状態のとき、前記後部ゲートが、前記第1角度よりも大きな揺動角度である第2角度よりも前記開状態側へ揺動するのを規制する規制機構を備える。
【0010】
この発明によれば、保持機構が保持解除状態のときであっても、後部ゲートは、規制機構によって第2角度よりも開状態側へ揺動することが規制されるため、荷台の上方及び下方にある機器等に、後部ゲートが、接近してしまうこと及び接触してしまうことを防ぐことが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社クボタ
作業車
3日前
株式会社クボタ
作業車
1日前
株式会社クボタ
作業車
3日前
株式会社クボタ
作業車
3日前
株式会社クボタ
作業車
3日前
株式会社クボタ
作業車両
1日前
株式会社クボタ
発電シート
1日前
株式会社クボタ
浄水システム
1日前
株式会社クボタ
電動モータパワートレイン、及び多目的車両
1日前
株式会社クボタ
収穫機
1日前
株式会社クボタ
水田作業機
1日前
株式会社クボタケミックス
排水管継手
3日前
個人
電池交換式自動車
2か月前
個人
空気圧調節式ホイール。
1か月前
日本精機株式会社
車外表示装置
29日前
日本精機株式会社
運転支援装置
2か月前
個人
連結式、キャンピングカー
3か月前
エムケー精工株式会社
洗車装置
22日前
日本精機株式会社
表示システム
2か月前
東レ株式会社
車両用エアバッグ
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
9日前
ダイハツ工業株式会社
車両
1か月前
ダイハツ工業株式会社
車両
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
9日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
9日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
11日前
株式会社SUBARU
車両
1か月前
エムケー精工株式会社
車両処理装置
1か月前
豊田合成株式会社
車両
1か月前
豊田合成株式会社
車両
1か月前
ダイハツ工業株式会社
バッグ
3日前
スズキ株式会社
車両制御装置
2か月前
日本化薬株式会社
ガス発生器
29日前
株式会社コーワ
フィルター清掃装置
25日前
ダイハツ工業株式会社
分解構造
2か月前
続きを見る
他の特許を見る