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公開番号2024070462
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-23
出願番号2022180973
出願日2022-11-11
発明の名称太陽電池セル及び太陽電池セルの製造方法並びに太陽電池用スクリーン印刷版
出願人株式会社カネカ
代理人弁理士法人藤本パートナーズ
主分類H01L 31/0224 20060101AFI20240516BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電極間での導通不良が生じることを抑制できる太陽電池セル及びその製造方法を提供する。
【解決手段】セル表面又はセル裏面に配置された、バスバー電極22、及び、バスバー電極22に交差する関係にありバスバー電極22よりも細幅である複数のフィンガー電極21を備え、バスバー電極22とフィンガー電極21との交差箇所のうち、バスバー電極22の長手方向で最も端に位置する交差箇所にて、フィンガー電極21は、交差箇所以外に比べて幅寸法の大きい広幅部21Wを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
セル表面又はセル裏面に配置された、バスバー電極、及び、前記バスバー電極に交差する関係にあり前記バスバー電極よりも細幅である複数のフィンガー電極を備え、
前記バスバー電極と前記フィンガー電極との交差箇所のうち、前記バスバー電極の長手方向で最も端に位置する交差箇所にて、前記フィンガー電極は、当該交差箇所以外に比べて幅寸法の大きい広幅部を有する、太陽電池セル。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記広幅部は、前記フィンガー電極の長手方向で端部に向かうにつれ幅寸法が拡大する形状である、請求項1に記載の太陽電池セル。
【請求項3】
セル表面又はセル裏面に配置された、バスバー電極、及び、前記バスバー電極に交差する関係にあり前記バスバー電極よりも細幅である複数のフィンガー電極を備え、
前記バスバー電極と前記フィンガー電極との交差箇所のうち、前記バスバー電極の長手方向で最も端に位置する交差箇所にて、前記バスバー電極及び前記フィンガー電極の各々は、当該交差箇所を通り越して延長された延長部を有する、太陽電池セル。
【請求項4】
セル表面又はセル裏面に配置された、バスバー電極、及び、前記バスバー電極に交差する関係にあり前記バスバー電極よりも細幅である複数のフィンガー電極を備え、
前記バスバー電極と前記フィンガー電極との交差箇所のうち、前記バスバー電極の長手方向で最も端に位置する交差箇所にて、前記フィンガー電極は、当該交差箇所から前記バスバー電極の長手方向に沿うように屈曲した屈曲部を有する、太陽電池セル。
【請求項5】
請求項1~4のいずれかに記載の太陽電池セルの製造方法であって、
スクリーン印刷により、ペースト状の電極材料を前記セル表面又は前記セル裏面に転写することで、前記バスバー電極及び前記フィンガー電極を形成する、太陽電池セルの製造方法。
【請求項6】
前記フィンガー電極を先に形成し、前記バスバー電極を後に形成する、請求項5に記載の太陽電池セルの製造方法。
【請求項7】
前記フィンガー電極が未硬化の状態で前記バスバー電極に関する転写を行う、請求項6に記載の太陽電池セルの製造方法。
【請求項8】
太陽電池セルのセル表面又はセル裏面に配置された、バスバー電極、及び、前記バスバー電極に交差する関係にある複数のフィンガー電極を形成するために、前記セル表面又は前記セル裏面を覆うようにして用いられる、太陽電池用スクリーン印刷版であって、
バスバー電極印刷版と、前記バスバー電極印刷版とは別体であるフィンガー電極印刷版と、を有し、
前記バスバー電極印刷版はシート状で、ペースト状の電極材料を通すバスバー電極用貫通穴が厚み方向に貫通して設けられており、
前記フィンガー電極印刷版はシート状で、ペースト状の電極材料を通すフィンガー電極用貫通穴が複数本、厚み方向に貫通して設けられており、前記バスバー電極と前記フィンガー電極との交差予定箇所のうち、前記バスバー電極の長手方向で最も端に位置する交差予定箇所に相当する箇所において、前記フィンガー電極用貫通穴の幅寸法は、当該交差予定箇所以外の幅寸法に比べて大きい、太陽電池用スクリーン印刷版。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽電池セル及び太陽電池セルの製造方法並びに太陽電池用スクリーン印刷版に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
太陽電池セルに備えるフィンガー電極及びバスバー電極は、スクリーン印刷により形成されることがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-214207号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、スクリーン印刷の手法を用いて太陽電池セルの電極を形成する場合、フィンガー電極を先に形成し、フィンガー電極の形成後にバスバー電極を形成することが行われている。この場合、先に形成されたフィンガー電極と後に形成されたバスバー電極に位置ずれが生じることがある。特に、フィンガー電極とバスバー電極とが交差して重なり合う場合、バスバー電極の長手方向で最も端に位置する交差箇所でフィンガー電極に位置ずれが生じると、フィンガー電極とバスバー電極との重なりが十分に確保できず、導通不良が生じて抵抗の増加や発熱等の不具合が生じる可能性があり、改善の余地があった。
【0005】
そこで、本発明は、かかる実情に鑑み、電極間での導通不良が生じることを抑制できる太陽電池セル及びその製造方法並びに太陽電池用スクリーン印刷版を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る太陽電池セルは、セル表面又はセル裏面に配置された、バスバー電極、及び、前記バスバー電極に交差する関係にあり前記バスバー電極よりも細幅である複数のフィンガー電極を備え、前記バスバー電極と前記フィンガー電極との交差箇所のうち、前記バスバー電極の長手方向で最も端に位置する交差箇所にて、前記フィンガー電極は、当該交差箇所以外に比べて幅寸法の大きい広幅部を有することを特徴としている。
【0007】
かかる構成によれば、フィンガー電極が広幅部を有するため、フィンガー電極を形成する際に位置ずれが多少生じても、重なり代を確保できるから、バスバー電極とフィンガー電極との導通が確保されやすい。これにより、導通不良が生じることを抑制できる。
【0008】
また、太陽電池セルは、前記広幅部は、前記フィンガー電極の長手方向で端部に向かうにつれ幅寸法が拡大する形状であってもよい。
【0009】
上記のように、端部に向かうにつれ幅寸法が拡大する形状であるため、広幅部においてフィンガー電極がバスバー電極と導通できる可能性を高められる。
【0010】
また、太陽電池セルは、セル表面又はセル裏面に配置された、バスバー電極、及び、前記バスバー電極に交差する関係にあり前記バスバー電極よりも細幅である複数のフィンガー電極を備え、前記バスバー電極と前記フィンガー電極との交差箇所のうち、前記バスバー電極の長手方向で最も端に位置する交差箇所にて、前記バスバー電極及び前記フィンガー電極の各々は、当該交差箇所を通り越して延長された延長部を有する構成であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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