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公開番号2024070422
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-23
出願番号2022180900
出願日2022-11-11
発明の名称壁面緑化装置
出願人個人
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類A01G 9/02 20180101AFI20240516BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】本願は、耐震性があり且つ設置も容易な壁面緑化装置を開示する。
【解決手段】本発明は、壁面緑化装置であって、植栽用の水を保水可能な吸水性の素材で形成される柔軟な植物保持体を嵌め込み可能な開口部を垂直面に複数並べた植栽保持壁と、植栽保持壁を支持する支持構造と、支持構造に設けられており、植栽保持壁から流下する水を植栽保持壁へ汲み上げ可能な水循環経路と、支持構造の底部に設けられており、輪転自在な車輪を有する免振装置と、を備える。
【選択図】図4

特許請求の範囲【請求項1】
植栽用の水を保水可能な吸水性の素材で形成される柔軟な植物保持体を嵌め込み可能な開口部を垂直面に複数並べた植栽保持壁と、
前記植栽保持壁を支持する支持構造と、
前記支持構造に設けられており、前記植栽保持壁から流下する水を前記植栽保持壁へ汲み上げ可能な水循環経路と、
前記支持構造の底部に設けられており、輪転自在な車輪を有する免振装置と、を備える、
壁面緑化装置。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記支持構造の下部から側方へ突出する転倒防止部材を更に備える、
請求項1に記載の壁面緑化装置。
【請求項3】
前記転倒防止部材は、前記支持構造に対し着脱可能、前記支持構造の方へ折り畳み可能、又は、前記支持構造内に出し入れ可能である、
請求項2に記載の壁面緑化装置。
【請求項4】
前記転倒防止部材は、揺れると前記支持構造の下部から側方へ突出する感震式の機構である、
請求項2に記載の壁面緑化装置。
【請求項5】
前記植栽保持壁は、平面状の前記垂直面に前記開口部を並べており、
前記支持構造は、正面から見た場合に奥行きが横幅より小さい矩形の筐体である、
請求項1に記載の壁面緑化装置。
【請求項6】
前記免振装置は、揺れると前記車輪のストッパーを解除する感震式の機構である、
請求項1に記載の壁面緑化装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本願は、壁面緑化装置を開示する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
店舗やオフィス、住居、広場、公共の通路といった各種施設には、快適な環境を作るために各種の植栽が設けられる。このような植栽には、地面やプランターへ植物を植える形態の他に、例えば、壁面に固定した土壌へ植物を植える形態がある(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-226060号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
壁面を緑化する場合、建物の壁に土壌を固定する形態が一般的である。しかし、土壌を建物の壁に固定する形態は、設置や移設が容易でない。そこで、設置や移設が容易な形態で土壌を壁面に固定することが望まれるが、簡単な構造で土壌を壁面に固定すると、耐震性の低下を招く恐れがある。
【0005】
そこで、本願は、耐震性があり且つ設置も容易な壁面緑化装置を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明では、植栽保持壁を支持する支持構造の底部に、輪転自在な車輪を有する免振装置を設けることにした。
【0007】
詳細には、本発明は、壁面緑化装置であって、植栽用の水を保水可能な吸水性の素材で形成される柔軟な植物保持体を嵌め込み可能な開口部を垂直面に複数並べた植栽保持壁と、植栽保持壁を支持する支持構造と、支持構造に設けられており、植栽保持壁から流下する水を植栽保持壁へ汲み上げ可能な水循環経路と、支持構造の底部に設けられており、輪転自在な車輪を有する免振装置と、を備える。
【0008】
ここで、垂直面とは、水平面に対して直交する厳密に垂直な面のみならず、水平面に対してやや斜めに交差する概ね垂直なような面を含む概念である。また、輪転自在とは、外力を受けると自在に回転可能なことを意味する。
【0009】
上記の壁面緑化装置であれば、輪転自在な車輪を有する免振装置が支持構造の底部に設けられているため、建物の壁に強固に固定するといった転倒防止措置を講じずに耐震性を確保することができる。このため、上記の壁面緑化装置であれば、建物の壁に固定することによる設置や移設の困難性を伴わずに耐震性を確保することができる。
【0010】
なお、上記壁面緑化装置は、支持構造の下部から側方へ突出する転倒防止部材を更に備えていてもよい。ここで、側方とは、正面方向に対して左側と右側に限定されるものでなく、例えば、前側や後側といった前後左右のあらゆる方向を含む概念である。このような転倒防止部材が支持構造の下部から側方へ突出するように設けられていれば、例えば、地震で壁面緑化装置が揺れ動いた場合に転倒防止部材が壁面緑化装置の転倒を抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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