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公開番号2024069073
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-21
出願番号2022179864
出願日2022-11-09
発明の名称画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G03G 21/00 20060101AFI20240514BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】前ドアの状態だけでなく、画像形成処理が行われていない状態において、書込み光源の点灯に関わる制御部に対して電源供給を停止させることで消費電力の削減を図ることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】本発明は、ドアの開放を検知するインターロックスイッチと、書込み光源の点灯を制御する書込み光源データ生成部と、前記書込み光源データ生成部へ供給する電源を生成する書込み光源電源生成部と、前記書込み光源データ生成部を用いた画像形成を制御するプリンタ制御部と、を備え、前記書込み光源電源生成部は、前記インターロックスイッチからの信号がドアの開放状態となった場合と、前記プリンタ制御部からの信号で生成停止が指示された場合と、の何れの場合においても前記電源の生成を停止する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ドアの開放を検知するインターロックスイッチと、
書込み光源の点灯を制御する書込み光源データ生成部と、
前記書込み光源データ生成部へ供給する電源を生成する書込み光源電源生成部と、
前記書込み光源データ生成部を用いた画像形成を制御するプリンタ制御部と、を備え、
前記書込み光源電源生成部は、前記インターロックスイッチからの信号がドアの開放状態となった場合と、前記プリンタ制御部からの信号で生成停止が指示された場合と、の何れの場合においても前記電源の生成を停止する、画像形成装置。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記書込み光源電源生成部は、感光体上で光ビームを走査させるポリゴンモータを回転させる前に前記書込み光源データ生成部への電源の供給をONにする、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記書込み光源電源生成部は、光ビームを走査させるポリゴンモータを停止させる前に前記書込み光源データ生成部への電源の供給をOFFにする、請求項1または2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記画像形成装置は、カラー画像形成装置であり、
前記書込み光源電源生成部は、色毎に設けられた前記書込み光源データ生成部への電源の供給を色毎に制御する、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記書込み光源電源生成部は、前記カラー画像形成装置の印刷モードによって前記書込み光源データ生成部への電源の供給を色毎に制御する、請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記書込み光源電源生成部は、作像順に合わせて前記書込み光源データ生成部への電源の供給を色毎に制御する、請求項4に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
レーザ光を用いた画像形成装置では、画像形成装置の前ドア(ドアの一例)を開けた際、レーザ光が外部に放射されないように、前ドアの開閉に連動してレーザ光に使用している電源をOFFまたはONする技術が開示されている。また、画像形成装置の消費電力の削減のため、画像形成装置に対する操作者による操作が一定時間行われない場合に、省電力モードと呼ばれ、画像形成装置の一部への電力供給を停止する技術が開発されている。特許文献1には、安全性の高いレーザ走査部を備えた画像形成装置を提供することを目的として、監視部からの動作可能状態信号およびポリゴンミラー駆動部からの回転状態信号に基づき、電力供給部に電力供給の指示を与える構成が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上述の画像形成装置では、より安全性を高めるため、前ドアの開閉以外にレーザ走査部の状態または監視部によって、レーザ駆動部への電源供給を制御しているが、消費電力については十分に削減できていないという課題がある。特許文献1では、レーザ駆動部への電源供給を制御しているので、仮にレーザ点灯信号が入力したとしてもレーザ光の点灯は止めることができるが、動作可能状態信号の生成自体は行われているため、電力の十分な削減は困難である。
【0004】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、前ドアの状態だけでなく、画像形成処理が行われていない状態において、書込み光源の点灯に関わる制御部に対して電源供給を停止させることで消費電力の削減を図ることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ドアの開放を検知するインターロックスイッチと、書込み光源の点灯を制御する書込み光源データ生成部と、前記書込み光源データ生成部へ供給する電源を生成する書込み光源電源生成部と、前記書込み光源データ生成部を用いた画像形成を制御するプリンタ制御部と、を備え、前記書込み光源電源生成部は、前記インターロックスイッチからの信号がドアの開放状態となった場合と、前記プリンタ制御部からの信号で生成停止が指示された場合と、の何れの場合においても前記電源の生成を停止する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、前ドアの状態だけでなく、画像形成処理が行われていない状態において、書込み光源の点灯に関わる制御部に対して電源供給を停止させることで消費電力の削減を図ることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本実施の形態にかかる画像形成装置の構成の一例を説明するための図である。
図2は、本実施の形態にかかる画像形成装置が有する作像装置の構成の一例を説明するための図である。
図3は、本実施の形態にかかる画像形成装置が備える光ビーム走査装置の構成の一例を説明するための図である。
図4は、本実施の形態にかかる画像形成装置が有する画像形成制御部および光ビーム走査装置の構成の一例を説明するための図である。
図5は、本実施の形態にかかる画像形成装置が有するプリンタ制御部の構成の一例を説明するための図である。
図6は、本実施の形態にかかる画像形成装置の印刷時の制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図7は、本実施の形態にかかる画像形成装置の印刷時の制御処理の流れの他の例を示すフローチャートである。
図8は、本実施の形態にかかる画像形成装置が有するLD電源生成部について説明するための図である。
図9は、本実施の形態にかかる画像形成装置におけるLD電源のONまたはOFFするタイミングの一例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に添付図面を参照して、画像形成装置の実施の形態を詳細に説明する。
【0009】
図1は、本実施の形態にかかる画像形成装置の構成の一例を説明するための図である。本実施の形態にかかる画像形成装置のプリンタ100には、中央に中間転写ユニットが設けられている。当該中間転写ユニットには、無端ベルトである中間転写ベルト10が設けられている。中間転写ベルト10は、3つの支持ローラ14~16に掛け廻されており、時計廻りに回動駆動される。
【0010】
第2の支持ローラ15の右には、画像転写後に中間転写ベルト10上に残留する残留トナーを除去する中間転写体クリーニングユニット17が設けられている。第1の支持ローラ14と第2の支持ローラ15との間の中間転写ベルト10には、その移動方向に沿って、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、およびブラック(K)の各色の感光体ユニット、帯電ユニット18、現像ユニットおよびクリーニングユニットを有する作像装置20が設けられている。作像装置20は、プリンタ100本体に対して脱着可能に装着されている。
(【0011】以降は省略されています)

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