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公開番号2024068507
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-20
出願番号2022179020
出願日2022-11-08
発明の名称車載システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人小笠原特許事務所
主分類B60R 16/02 20060101AFI20240513BHJP(車両一般)
要約【課題】駐車時にも電力が必要な車載負荷に対して電力を供給しながらリレーの故障診断を高精度に実施することができる車載システムを提供する。
【解決手段】車両の駐車時に電力の供給が必要な車載負荷と、第1のリレーを介して車載負荷に電力供給可能に接続される補機電池と、第2のリレーを介して車載負荷に電力供給可能に接続される全固体電池と、第1のリレー及び第2のリレーの動作を制御する制御部と、を含む車載システムであって、補機電池の状態を示す物理量を検出する第1の検出部と、駐車時に車両が消費する暗電流を検出する第2の検出部と、制御部によって第2のリレーをクローズ状態にする制御が行われた後に第1のリレーをオープン状態にする制御が行われたときに、第1の検出部で検出された物理量に基づいて、第1のリレーがクローズ状態で固着しているか否かを判定する判定部と、を備える、車載システム。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の駐車時に電力の供給が必要な車載負荷と、
第1のリレーを介して前記車載負荷に電力供給可能に接続される補機電池と、
第2のリレーを介して前記車載負荷に電力供給可能に接続される全固体電池と、
前記第1のリレー及び前記第2のリレーの動作を制御する制御部と、を含む車載システムであって、
前記補機電池の状態を示す物理量を検出する第1の検出部と、
駐車時に前記車両が消費する暗電流を検出する第2の検出部と、
前記制御部によって前記第2のリレーをクローズ状態にする制御が行われた後に前記第1のリレーをオープン状態にする制御が行われたときに、前記第1の検出部で検出された前記物理量に基づいて、前記第1のリレーが前記クローズ状態で固着しているか否かを判定する判定部と、を備える、車載システム。
続きを表示(約 160 文字)【請求項2】
前記判定部は、さらに、前記第2の検出部で検出された前記暗電流の増減に基づいて、前記車両の駐車時における前記車載負荷の異常の有無を判定する、請求項1に記載の車載システム。
【請求項3】
前記第2の検出部は、100mA未満の電流を検出する電流センサーである、請求項1に記載の車載システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、車両に搭載されるシステムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に、電力供給用の電源(電池)と車両に搭載された負荷との間に挿入されるスイッチ(リレーなど)の故障を診断できる電源システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2016/103721号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に、リレーの故障診断は、安全性の観点から車両が駐車状態であるときに実施される。このリレーの故障診断は、対象とするリレーを開放させる(オープン状態にする)制御を行って実施されるが、車両に搭載された負荷の中には駐車中にも電力の供給が必要な負荷も存在する。このため、駐車中にも電力の供給が必要な負荷の電源となる電池に設けられたリレーについては、リレーを開放させる制御ができないため、リレーの故障診断を行うことができないという課題がある。
【0005】
よって、駐車時にも電力が必要な車載負荷に対して電力を供給しながらリレーの故障診断を高精度に実施することができるシステムを検討する余地がある。
【0006】
本開示は、上記課題を鑑みてなされたものであり、駐車時にも電力が必要な車載負荷に対して電力を供給しながら、リレーの故障診断を高精度に実施することができる、車載システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本開示技術の一態様は、車両の駐車時に電力の供給が必要な車載負荷と、第1のリレーを介して車載負荷に電力供給可能に接続される補機電池と、第2のリレーを介して車載負荷に電力供給可能に接続される全固体電池と、第1のリレー及び第2のリレーの動作を制御する制御部と、を含む車載システムであって、補機電池の状態を示す物理量を検出する第1の検出部と、駐車時に車両が消費する暗電流を検出する第2の検出部と、制御部によって第2のリレーをクローズ状態にする制御が行われた後に第1のリレーをオープン状態にする制御が行われたときに、第1の検出部で検出された物理量に基づいて、第1のリレーがクローズ状態で固着しているか否かを判定する判定部と、を備える、車載システムである。
【発明の効果】
【0008】
上記本開示の車載システムによれば、高精度に測定した暗電流に基づいて、駐車時にも電力が必要な車載負荷に対して電力を供給しながらリレーの故障診断を高精度に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施形態に係る車載システムの概略構成図
電池制御部が実行するリレー故障診断等処理のフローチャート
電池制御部が実行するリレー故障診断等処理のフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0010】
本開示の車載システムは、高精度に測定した暗電流に基づいて、駐車時にも電力が必要な車載負荷に対してサブ電池から電力を供給しながらメイン電池に挿入されたリレーの故障診断を高精度に実施する。
以下、本開示の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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