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公開番号2024068348
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-20
出願番号2022178723
出願日2022-11-08
発明の名称装置
出願人ソニーグループ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G06F 3/01 20060101AFI20240513BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザに対してより多様な触覚を提示する装置を提供する。
【解決手段】触覚提示装置1は、弾性変形可能な壁部を用いて区画された、流体を収容する第1の収容空間および第2の収容空間と、触覚提示装置1を利用するユーザへの触覚フィードバックまたは情報通知のための制御信号に基づいて複数の信号を生成する生成部121と、生成部121によって生成された信号に基づき、第1の収容空間および第2の収容空間への流体の供給、および第1の収容空間および第2の収容空間からの流体の排出を行う供給排出部130A~130C,・・・と、を備える。第1の収容空間は、触覚提示装置1がユーザに利用される状態において第2の収容空間とユーザとの間に位置するように、第2の収容空間と積層される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
装置であって、
弾性変形可能な壁部を用いて区画された、流体を収容する第1の収容空間および第2の収容空間と、
前記装置を利用するユーザへの触覚フィードバックまたは情報通知のための制御信号に基づいて複数の信号を生成する生成部と、
前記生成部によって生成された前記信号に基づき、前記第1の収容空間および前記第2の収容空間への前記流体の供給、および前記第1の収容空間および前記第2の収容空間からの前記流体の排出を行う供給排出部と、
を備え、
前記第1の収容空間は、前記装置がユーザに利用される状態において前記第2の収容空間と前記ユーザとの間に位置するように、前記第2の収容空間と積層される、装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記装置は、1または複数の前記第1の収容空間および1または複数の前記第2の収容空間を備え、
前記1または複数の第2の収容空間は、前記1または複数の第1の収容空間が区画される層と積層される層に区画される、
請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記装置は、
前記生成部によって生成された前記複数の信号の各々について、当該信号に基づき前記流体が供給および排出される収容空間を決定する制御部をさらに備える、
請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記生成部によって生成される、前記供給排出部が前記第1の収容空間を制御するための信号と、前記供給排出部が前記第2の収容空間を制御するための信号は、周波数が異なる信号である、
請求項1に記載の装置。
【請求項5】
前記生成部は、前記複数の信号として、前記制御信号における所定周波数以上の周波数成分を有する第1の信号と、前記制御信号における前記第1の信号よりも低い周波数の周波数成分を有する第2の信号とを生成する、
請求項4に記載の装置。
【請求項6】
前記生成部は、前記制御信号の強度の正負に応じて制御信号を分離することで、前記複数の信号を生成する、
請求項1に記載の装置。
【請求項7】
前記制御部は、前記生成部によって生成された信号の振幅値に基づき、当該信号に基づき前記流体が供給および排出される収容空間を決定する、
請求項3に記載の装置。
【請求項8】
前記生成部が生成する前記複数の信号では、周波数および位相が同一である、
請求項3に記載の装置。
【請求項9】
前記制御部は、前記第1の収容空間および当該第1の収容空間と積層される前記第2の収容空間を、周波数および位相が同一である前記複数の信号の各々に基づき前記流体が供給および排出される収容空間として決定する、
請求項8に記載の装置。
【請求項10】
前記生成部は、前記制御信号に基づき前記複数の信号の各々の振幅値を決定し、
前記制御部は、前記複数の第1の収容空間のうち、隣接する複数の前記第1の収容空間の各々を、前記複数の信号の各々に基づき前記流体が供給および排出される収容空間として決定する、
請求項3に記載の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、ユーザに対して様々な触覚を提示する技術が開発されている。例えば、特許文献1には、空間への流体の流出入を制御して複数の層を近接または離間させることにより、ユーザが接触する表面の硬さを変化させて、ユーザに提示する触覚を変化させる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/090712号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、ユーザの体験価値をより高めるために、ユーザに対してより多様な触覚を提示することが求められる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示によれば、装置であって、弾性変形可能な壁部を用いて区画された、流体を収容する第1の収容空間および第2の収容空間と、前記装置を利用するユーザへの触覚フィードバックまたは情報通知のための制御信号に基づいて複数の信号を生成する生成部と、前記生成部によって生成された前記信号に基づき、前記第1の収容空間および前記第2の収容空間への前記流体の供給、および前記第1の収容空間および前記第2の収容空間からの前記流体の排出を行う供給排出部と、を備え、前記第1の収容空間は、前記装置がユーザに利用される状態において前記第2の収容空間と前記ユーザとの間に位置するように、前記第2の収容空間と積層される、装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本開示の一実施形態による触覚提示装置の全体構成の一例を示す模式図である。
上層10の構成の一例を示すための模式図である。
下層20の構成の一例を示すための模式図である。
本開示の一実施形態による触覚提示装置1の内部構成の一例を示す説明図である。
図3および図4に示したI-I線で触覚提示装置1を切断して得られる断面構成を示す説明図である。
図3および図4に示したI-I線で触覚提示装置1を切断して得られる断面構成を示す説明図である。
生成部121が制御信号を時間軸でフィルタリングすることにより、複数の駆動信号を生成する例を示す説明図である。
生成部121が第1の信号と第2の信号とを生成する例を示す説明図である。
生成部121が、制御信号の強度の正負に応じて制御信号を分離することで駆動信号を生成する例を示す説明図である。
記憶部150に記憶される、制御信号に含まれる位置を示す値と、駆動信号の振幅値との対応関係を示すグラフを示す説明図である。
ユーザUがスライダーバーの位置を左から右へスライドさせた場合の、図10に示す対応関係に基づき生成部121が生成する駆動信号の一例を示す説明図である。
生成部121が、制御信号が示す圧力値を2で割った結果を駆動信号として生成する例を示した説明図である。
本実施形態による触覚提示装置1の動作処理の流れの一例について示すフローチャートである。
第1の適用例にかかる触覚提示装置1の構成図である。
第2の適用例にかかる触覚提示装置1が取り付けられるコントローラの例を示す図である。
第3の適用例にかかる触覚提示装置1の構成図である。
図16に示した触覚提示装置1が車内に取り付けられる例を示した図である。
第3の適用例にかかる触覚提示装置1の上層10の、他の例である。
第3の適用例にかかる触覚提示装置1の上層10の、他の例である。
触覚提示装置1のハードウェア構成例を示したブロック図である。
触覚提示装置1の上層10の、他の例である。
触覚提示装置1の上層10の、他の例である。
触覚提示装置1の上層10の、他の例である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
【0008】
また、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットまたは複数のアルファベットの組み合わせを付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、複数の構成要素の各々に同一符号のみを付する。
【0009】
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.本開示の一実施形態による触覚提示装置の全体構成
2.本開示の一実施形態による触覚提示装置の内部構成
3.生成部121による駆動信号の生成例
4.本実施形態による動作処理例
5.適用例
6.ハードウェア構成
7.補足
【0010】
<1.本開示の一実施形態による触覚提示装置の全体構成>
図1は、本開示の一実施形態による触覚提示装置の全体構成の一例を示す模式図である。触覚提示装置1は、本開示における装置の一例である。図1に示すように、触覚提示装置1は、内部に上層収容空間11A、上層収容空間11B、および下層収容空間21Aを備える。上層収容空間11は、第1の収容空間の一例である。下層収容空間21は、第2の収容空間の一例である。本明細書において、上層収容空間11および下層収容空間21を特に区別する必要がない場合、単に収容空間と呼ぶ。
(【0011】以降は省略されています)

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